山麓暮らし

ほぼ自転車

筑波8耐 夏

去年初めて参加させていただいた筑波8耐の夏。

今年もろーたすさんより参加させていただくことに。

 

この中で今回は去年と違って総合争いをしようではなく、クラス優勝狙いなチーム。

それは55歳以上の方が一人以上いるクラス。

 

総合争いを出来るまでなくても狙えるだろうというのもありながら、クラス優勝となると総合でもそれなりなところにいないといけないわけでして。

今回は自分と元実業団なKさんを軸としてトライアスリートのKMさんにチーム内で安定感のあるYさん、Oさんの5人で編成。

そしてスタートとアンカーは編成された地点で自分に決まってたw

責任重大ですがどうなることやら。

 

 

 

マスターからは場所取り等はするので試走の時間にいてくれればいいと言われる。

が、レース当日にそんなのんびり気分で行動できるのは午後スタートの時くらいなので結局3時半には起きて6時には現地にw


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そして来る途中の車中で重大なことに気づいた。

 

シ ュ ー ズ 忘 れ た ! ! ! ! !

 

うん、レースではヘルメット・サイコン・ボトルは忘れたことあった。

個人ライドの車載でSPD-SLマシンなのにSPDシューズを持っていったというのはやったことある。

完全にシューズ自体を忘れたのは10年乗ってきて初めてだった( ̄▽ ̄;)

しかも履いてきたのはサンダルなのでせめて運動靴を借りなければ・・・

 

現地で片っ端から声をかけて運動靴を貸してくれるという方、シューズがもしかしたらサイズ合うかもという方を見つけたところでマスター。

 

「俺の貸しましょうか?」

 

マスターのってシマノではなかった気が・・・というとペダルごとと。

その手があったか!とは思ったけど、、、

チーム内のサポートチームとして参戦だからということでお言葉に甘えさせていただいてペダルを交換。

マスターもサンダルで来てたので自分が借りるハズだった運動靴を借りてそれで出走という形に。

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試走で9年ぶりくらいのKeoはクリート位置が違うのもあってまずクリートキャッチに20m位使うw

2周ほどしてみると足の裏が変に疲れる感じがしてピットイン。

マスター向けにインソールに細工が入っていた。正規のインソールを持ってらしたのでそれに変えてもう一回試走に。

こっちなら大丈夫そう。レースはそれで行ってみる。

30分とか走ったらもしかしたら違和感とか出てくるかもだけど。

 

とりあえず使用前にチームで一枚

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さて、試走の後は出来るだけのんびり。

場所取りの時から汗がダラダラと出るような暑さの中、出来るだけ走る以外に体力を使わないように。

スタート場所はどうせ決まっているので早く行ってもしょうがないし…

とか考えてたらピットロードに出てみたら大半のチームがもう出ていてびっくりしたw

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Yさんの支えで懸念だったクリートキャッチはしなくていいように。

ゼッケン順に並んでいる上に最終コーナー側からのスタートなのでまずは先頭まで上がるというミッションが発生する。

 

スタートしてごちゃっとするけど比較的各車の間隔も広いし、スペースを見つけるのに苦労はなかった。

S字で「あそこまで行くのか〜・・・」とは思ったけどw

2周目に入ると先頭交代をしている方々の辺りまで上がれて、そこにいるナカジさんに「一瞬だけ追いつかないかと思ったw」と声をかける。

 

集団自体は去年のスタートと違ってアタックがかかるわけでもなく、先に行った何チームかが見えたけど追う動きも見えないし。

ペースが上がる時はピットインアタックに反応した人にみんなして付いていった時くらいか。

 

前に出たくないのに先頭に出た人によってペースが下がってまた正常に戻って。ちょっと安定に欠ける部分が多くてお見合いしてるのを無視して自分の後ろ引き連れて前に行くこと2回位。

そうこうしていたら1番警戒してたYチームが3人でピットに入って「あっ」と思ったけど黒澤軍団のジャージの方がピットインの合図をするのを確認。

黒澤軍団さんの第2ライダーはきっとあの方だろうし次はKさんだから協調すれば・・・と自分もピットに次入るサインを送る。

 

ピットに入ると黒澤さんがスタンバっているのを確認。Kさんに「黒澤さんと行って!」と伝えて送り出す。

Yの3チームはこの間に先に行ってしまった。

夏の8耐は交代義務が16回。後はメンバーに託すしかない。

52:21 NP221W 603kJ 172/193bpm

 

あと3回走ると考えるとあまりな無理もできないし・・・去年も思ったけど意外と色々と考えさせられるレギュレーションだ。

特に夏場のチームエンデューロで交代回数義務を取り入れるというのは争いとしても面白いと思うけど筑波以外ではやらないのは管理の手間が一番かしら?

 

プールで思いっきりクールダウンさせてもらう。10時の地点で60分位が走るのは限度ではないかと思うくらいに日差しが強い・・・

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このプール、たあかさんの思いつきで持ち込まれたものでしたがレース中は大活躍でしたw

 

前日からの胃腸炎がまだ治っておらず、走行の度にトイレのお世話に・・・前日の状態から回復してくれていて走行タイミングに合わせてトイレに行くことで調整できたので助かった( ̄▽ ̄;)

 

そんなこんなで2巡目。

各々がキチンと仕事をこなせているおかげで予定より10分のアドバンテージを持ってバトンを受け取る。

 

コースに出るとちょうどいい集団に乗ることができてサクサクと周回を重ねていく。

程よいところでまたKさんへバトンタッチ。

最低限の仕事はできたと思う。

31:23 NP226W 384kJ 173/191bpm

 

 

3回目の時にはバトンを受け取るも集団がどこにもいない・・・しょうがないので飛ばしてついてくる人がいればと思ったけどそんな人も拾えない。

先頭集団以外でなんとなく集団が後ろにいそうなタイミングでOさんに託す。集団には乗れたようだったので一安心。

最短スティントの時で正直、助かった。

12:54 NP232W 165kJ 177/192bpm

 

 

腸炎もレースが進むに従って治ってきて内臓の体調回復。

最後はピットクローズの時間までKさんに引っ張ってもらって自分がアンカーとして出ていく。

いい集団いないなと思ったら後ろから2人同じジャージでいいペースで来る方が。乗らせてもらって速めのペースで回り始める。

 

主に回すのが4人ほどしかおらず、正直もう少し早い方が合流してきてくれないかなと思ったけど、よくよく考えてみたらアンカーだしそういうペースで走れる人たちは先頭争いの集団に乗るようにしてるかw

 

乗れるかも!と飛び乗ってくる人達をことごとく引き千切りながら3人で回して行ってゴールまで。

最後まで一人も抜かれずにゴールまで計測チップを運んだぞ!w

38:17 NP211W 452kJ 176/191bpm

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結果は総合8位のクラス2位。

クラストップは総合2位・・・総合争いしてないとクラス優勝はなかったということですね( ̄▽ ̄;)

そういう状況での2位なので得られる最大の結果を勝ち取れたと思っています。


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そして何より、身内に大事が無く終われたのが何よりな。無事に家に帰るのがホビーレースをやる上で一番の重要事項ですからね。

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最後に。

今回多くの写真を撮ってくださっていたえーぞうさんより個人的に気に入ってる走行写真を


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最後、このお二人と回してる時が最後にして一番辛かったw

スプリントの写真は初めて撮ってもらったかも。

 

文中の写真も撮ってくださった方がいるわけで感謝感謝ですm(_ _)m

 

そして靴とペダルを貸していただかないとまともに走れなかったかもしれなかったのでマスターには本当に感謝しきれない!

チームメンバーも、各々がしっかりと仕事をこなした結果。そしてなによりみんなで出ると楽しい!皆さん、本当にありがとうございました!