山麓暮らし

ほぼ自転車

Fleche日本橋2021

去年は秋に延期となった日程でメンバーが揃わずにDNS。今年は2年ぶりの参加。

 

今回は去年予定したルートをそのまま。変えたのはコンビニPCをフォトに変えた位、なのでルート精査はほぼ一発合格。

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新潟発、日本海沿いからの妙高高原、浅間サンラインからの碓氷峠でSR600FUJI逆ルート。

この時期なら桜前後の季節を巡るようになるかなとルートを引いてる。

そして残雪の山々も愛でながら行けるかと。

 

さて、今回は前日にお休みをいただけるような状況ではなかったのでお初の終業後移動。


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東海道新幹線よりもホームにいるだけで楽しい。今回はスッカスカのグリーン車でのんびり新潟まで。フットレストにゆったりリクライニングは安眠できたw

 

22時くらいに新潟駅着。

今回、おひとり諸事情によりDNSとなってしまったのでメンバーは4人。青鬼さん、みもりくん、ろーたすマスターと自分。

ホテル前でみもりくんと、ブルベカードの受け渡しでマスターとご挨拶。マスターは結構不安がっているようでしたがそんないつものペースですっ飛ばすようなことはしませんよ?w


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今回の宿は自転車を乗り付けたまま部屋に入れられたので大変助かりました。

この日は日付が変わる前には就寝。

 

翌朝は5時には起床。

のんびりと起きて風呂ってあとは最後に詰め込むだけにしてぐーたら朝食バイキング開始10分前にみもりくんから「誰もいませんよ!」とメッセが入ったので朝食会場へ。


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8時スタートで6時半から朝食。時間的にはちょうどいいタイムスケジュール。

自分がリーダーやる時には毎回これでいいかな?

 

一旦解散したら7時半にはホテル下に集合。

スタート地点へ移動してスタート時間のレシートを取得して出発。

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はじめは日本海沿いの海岸線を辿る道。今回ルートのコンセプトは海から山へ。

走り始めから風がある程度あったけど横風~追い風。問題なし。

まずは一つ目のフォトチェックへ(33.2km)


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日本海間瀬サーキット。開業当初はここで富士GCのマシンが走ったらしい、けどそんな感じは全くしないミニサーキットでございますw

海沿いに行ってみたらウサギが飛んでた(写真は撮れんかった)

 

 

 

これまでも、ここからも寺泊までアップダウンを繰り返す。

登りではちゃんとペースを落として脚を温存するように。

平坦では自分が先頭なので後ろについてるのを確認しながら飛ばしていく。

 

現地人曰く寺泊を過ぎれば平坦だそう。

道の脇にある桜を愛でながら坦々と。


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信濃川は水量がすごかった。

実は寺泊にある最後のコンビニで補給などをするつもりが通り過ぎたのでそのままその先へw

 

寺泊を過ぎると確かにそこまでのアップダウンは無くなった。

寺泊先の道の駅でいったん小休止。ここまでグロス30km/h近くなのでその分昼食が優雅に取れるというもの。


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お手洗いとパンを補給。

ここでマスターのタイヤからシーラントが漏れているのを確認。塞がってくれるのに期待してリスタート。

 

ちょっとしたトンネルを抜けて海の向こうに残雪の山が見えた時には「求めてたのはこれだ!」感があって良かった。


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最近、原発が話題になるので名前を聞く柏崎刈羽原発の横も通過。

さすが、電流が流れている有刺鉄線が何重にもなってた。。。

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上越市に入るころには妙高火打が近づいてくる。

内陸に向かう手前でPC2(122.2km)。

 

ここでちょうど昼食時を少し過ぎた頃なので近くで食べられる所を検索。

せっかく日本海側に来たんだから、と回転ずしを目指すも45分待ち。。。

さすがにロスが大きいので隣にあったイタリアンレストランで。


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サラダバー、ドリンクバーにパスタの大盛無料。

比較的ゆっくりとお腹を満たしたらマスターの前輪のシーラントが止まっていない。

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少々処置をして再び走り始める。

 

R18に接続する所でマスターのタイヤがやはりパンクが塞がらなということで一旦停止。


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Flecheで機材トラブルが出るのは人数が増える分しょうがない。

処置して再びスタート。妙高高原への登りへと。

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妙高山を右手にずっとだらだらと登り続ける。

しかも追い風で扇風機なしでローラーをやっているのと変わらん状態で口々に暑いと漏らしながら登り続ける。

 

途中でマスターの前輪がやはり空気が漏れていると。

ちょうどコンビニが出てきた所でチューブドに変更。


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ここではまさかの方々に遭遇。

出ているFlecheは違うけどお互いにエールを交わしてうちのチームはお先に行く。

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妙高高原への登りが終わると国道沿いに下りと多分、メンバーは思っていたはず。

実際は国道が山を大きく迂回してしまうのでまっすぐのK37で丘を越えていく(^^;

登りきると眼下に広い長野市街を見下ろしつつ下っていく。

 

善光寺横辺りから夕刻の微妙な渋滞の中をずっと進んでいくことに。


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この辺はアタック善光寺でも経験してるので織り込み済み。

市街の見頃な桜たちを横目に確実に進んでいく。

 

R18に合流して信号などが少なくなってくるとペースが上がってくるけど長野市街から感じてた向かい風がにわかに強くなってくる。

 

それでもPC3まではもう少し。少し我慢してペースを落とさないように日が落ちてから到着する(213.5km)

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ここまで11時間弱。いいペースで進んできている。

ここではイートインを使わせてもらってゆっくりがっつり補給。

 

さて、ここからがルート一番の山場。まずは浅間サンラインへと。

リスタートしてみると向かい風は弱まってくれていた。

走り始めるとほどなくして左折。ちょっと登ったら右折して浅間サンラインに合流。

 

基本は登り基調だけど所々登り返しがあるのでそこはしっかりと下りの勢いを使いながら進む。

右手の眼下にはR18沿いの夜景が広がっている。

日があれば夕方などはきれいな空を見られると思うがここまでの距離もあるのでしょうがない。

15km位?走っているとPC4のフォトチェック(236km)に。

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ここからはもうひと踏ん張り。

もう一度R18に接続するまで登り基調ながらも勾配は幾分緩い区間が多くなっていく。

 

しかしここで少々眠気が・・・カフェインを入れさせてもらうのでR18との交差点にあるコンビニに。

こういう時にコンビニで淹れたてを飲めるんだからいい時代になったもんだ(しみじみ)

 

各自防寒を整えていざ、碓氷峠へ。22時を過ぎた軽井沢は7℃だった。

軽井沢からはSR600FUJIの逆ルートだ。

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碓氷峠を下っていくがここ、本当に一つも街灯が無いのねw

ライトで照らせる範囲、距離の中でも慎重に下っていく。

また真っ暗なので次のフォトチェックである眼鏡橋を過ぎないように注意。


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272.3km地点。ここで通過時間は予定よりも1時間以上早い。

ここから下って最初のコンビニで小休止してから秩父を目指す。

 

フォトチェックである郵便局を丘一つ分、4kmほど行き過ぎたがそこで気づいたので戻って(291km)

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ここで日付が変わった。

アップダウンを繰り返しながらPC7コンビニもレシートを取得するとほどなくして埼玉に。

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ここまでくると帰ってきた感じがする。

普段も使う道を辿って秩父まで行ったら3時半を回っててここで大休止を取ることに。

 

ネットカフェで仮眠をとる。ドリンクバーがあったけど一杯飲んだだけで寝てしまった。起きてからもう一杯飲んで停止時間が2時間を超えないようにリスタートを切る。

 

と、ここで再びトラブル。

マスターの前輪が再びパンク・・・

 

残り時間は20分ほど。コンビニまではあと2kmの登り基調。

自分からチューブを、みもりくんからボンベを分けて修理してもらい、2時間チェックのコンビニ到着は残り2分!

これが今年のFleche内で一番しびれた瞬間w

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348.2km地点。

無事レシートを取得して最後はゴールのコンビニまで。

着くのが直前過ぎたので少々補給なども済ませてからリスタート。

 

緩斜面&登りより下りの方が多いので間に合うだろうと思ってはいたものの、再びトラブルなどがあると怖いのでそこそこいいペースで行かせてもらう。

 

山伏峠を越えたらもうその先は下り基調。

途中からは各人の疲労もあるのでペースを落としつつラストのコンビニへ(382km地点)


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今回はブルベカードを郵送で認定してもらうのでその作業を。

あらかじめKIKIさんにお願いしてお店を開けてていただいたのでそこで最後の手続きを。

屋外でやっていて「レシートとんでった!」とかやるのも嫌だったので(^^;


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完走した直後にこうやって食事が出来ることのありがたみを感じてましたw

全員からカードを受け取ってカードを郵送、今回のFlecheはナイスプレイスにはいかずにこのまま終了。

 

 

 

去年は非常事態宣言が出て秋に延期され、結果としてDNSしたFleche。

今回は復活したみもりくんと新たにマスターに加わっていただいて無事にゴールまで走ることが出来たのは本当によかったなと思う。

 

24時間雨も降らず、こんな楽しいだけで終わるFlecheはこの先もそうないのでは?

自分の引きに文句も言わずについてきてくれたお三方には本当に感謝です。

 

また来年はどこを走ろうかな?ともう今から色々と思案してしまう。

でもまずは自分がリーダーをやるかどうかからかw

また楽しく走ることが出来ればなと思います。