BRM501日本橋1000奥の細道 Day1
今のメダルデザインで1000kmを走っていないので何とかメダルを貰いたいなと思っていたら今年、3年前に走ったコンセプトのこれが開催されるという事でエントリー。
一部変更があるながら前に走っているルートと奥の部分が同じ。
昼スタートというのが個人的には難点だが、前回もやっているので大丈夫ではないかなと。
計画としては前回と一緒。
昼スタートで0泊2日で605kmまで行って3日目に960km地点のホテルまで。
到着時間次第でその日にゴールするか、翌日ゴールするかを決める形。
5日が元々出勤日だったのが無くなったのでのんびりゴールして翌日帰ってもいいなと思ったら新幹線のチケットが取りたい所が取れなくて計画変更失敗w
ちなみに、出走2日前にはまだ750km地点の天童まで行くつもりでいた。
鳴子温泉で泊まるかと考えたがホテルを取る地点でいっぱい。前回の走行を考えるほどに2日目を暗くなってからも眠気が出てこずに走れる気がしなくなってきたので、ホテルが取れた一関で取る事に。
制限時間的には650km地点辺りで泊まるのがベストだが。。。
そして予報では一日目がどうしても雨降り。
そこから矢板辺りでホテルをもう一つとるか?と思ったが上がる予報が日付変わる前。
それならコインランドリーで装備品回して先に進めばいいかなと。
ぶっちゃけホテル滞在5時間でランドリー使ってたらホテル代がもったいないという貧乏性。
さて、装備品の話に移ろう。
装備品はこんな感じ。
・レイン半ジャージ上下
・レイン仕様アーム・レッグカバー
・トゥカバー
・カペルミュールレインジャケット
・通勤用レインパンツ
・夏用ジャージ上下
・長袖ジャージ(輪行、もしもの最終防寒)
・通常テムレスと春秋用手袋
・おたふくインナー下のみ
春秋手袋の上にテムレスをすれば0℃くらいまでは耐えられるのはFlecheで学習した。
また防寒テムレスにするか迷ったけど雨で浸水するなら乾きやすそうなこっちでいいんでないかと
あとは充電コード、1万mAバッテリー、軽量輪行袋、ボールペン。
いざという時のお守りマグオン3本、ワイヤー錠。
ウルトラライトリュックにツール缶以外に余分チューブ、ボンベ1つずつ。
機材は雨が降るというのでFlecheと同じく通勤車なニローネさんで。
ホイールR500だし、10sのトップはRDのバネが弱くて入らないし。
そもそもファイナルローが27Tでここ何年か使っているどのスプロケよりも小さいw
そこまで登るところもないし、終盤の天童後の登りがちょい不安がある程度。
なのであとは押し切れるでしょ、という見込みで行った。
当日は11時スタートなので10時台には最寄り駅に着くように輪行で出発。
はい、いつものことながら朝駅で輪行解除している人たちに「朝から担いでどちらへ?」という顔で見送られる。俺にとってはここが輪行出発点なんだいw
地下鉄に乗り込むと知り合いのOさんが途中で乗り込んできた。
「なんでよりによって知り合いが乗ってくるんですかw」と笑ってしまったw
一緒に降りて輪行解除。
走り出すとOさんは前輪の空気が抜けているという事で近くの自転車屋さんへ。
自分はお手洗いを済ませてスタート地点へと。
スタート地点では同じ時間スタートのNさんとご挨拶。
Oさんもシーラントが回っていなかっただけと戻ってきた。
そしてFlecheでお世話になった晶さんもご挨拶。
にわかににぎやかになってきた所で検車が始まり、時間ぴったりになったら自分先頭でスタートしていく。
スタート直後に坂道があったりするとそれでばらけるが、このブルベの場合は信号のタイミングで段々と人が減っていった感じ。
前回は始めの1時間で13kmしか進めなかった思い出があるのでちょっと心配していた。
まずは雷門。
ここから先の左折ポイントでルートミスをしそうになったw
前よりも細かい路地に入るポイントが減って進みは体感的にも良い。
荒川を渡って12時には東京を抜けて草加へ。
雨が降り始めた谷古宇橋。
始めの1時間で16km進んだので前回よりも早い。
ここでレインジャケットを羽織る。
さらに30分ほど進むとトイレに行きたくなったタイミングで路面もウェットになってきたのでレインパンツも履く。
上下半ジャージでもレインジャージという事もあり少々暑い。
指切りグローブで体を冷却してるような感じ。
前回と通る道が意外と細かく変わっている。
注意しながらPC1まで進んでいくと段々と気温が下がってきたようだ。
少々寒さを感じるなかで自然とカップ麺を手に取っていた。
PC1 69km 14:26
空の明るさの割に雨はちょっと強め。
ここでアームカバーを追加して、グローブをテムレスに変更。
後から到着したNさんにご挨拶して出発。
ここからすぐに通過チェック
通過チェック1 95km 15:50
ここから写真による通過チェックが17か所、コンビニが2か所とこれだけでどれ位時間を使うのだろう・・・
しかもフォトチェックはもしもの時のために撮ったその場でアップロードサイトに上げる。電波が無かったところ以外はそれだけで2、3分ほどロスすることになる。
ここからは土砂降りの中を進んでいく。
おおよそ道にある行き先案内の日光を目指して進んでいくことに。
東武線に沿って登り始めるともう道は完全に川と化していた。
追い越し、対向どちらの車からも水しぶきを浴びせられながら緩い登りを登っていく。
もう体がこの状況を拒否しているのが感じられる。
俺だってこんな中走りたいわけじゃないんだよw
出来れば明るいうちに次の通過チェックまで行きたい。
東武日光駅の前を通過したのは18時ごろ。
ここから裏見の滝まではそれなりの急登はあるが比較的すぐ。
通過チェック2 148km 18:27
お手洗いを済ませて下り始める。
前回はここからの下りで凍えたが、今回は濡れた雨具が冷えて下り始めると「うわ…」と思うくらいの寒さ。
とりあえず表通りに出たらバス停でレッグカバーを追加する。
もう暗くなった下りをこなしてほぼ下りきった所でたまらずコンビニに飛び込む。
珈琲は眠気覚まし。
嫌な条件下だと人間、逃げようとして意識を遠ざけようとするw
体が温まったらとりあえず次のPCへ
PC2 188km 20:38
ここでもコーヒーを飲んでるな。
多分、これが夜の苦戦につながったと考えられる。
雨はまだ小雨が降り続いてる。
この辺りならコインランドリーもあるが、路面は乾いてないとしても雨は上がってから服を乾かしたい。
後から来たNさんを見送るくらいにゆっくりとしてから先へと進むことにする。
ここからは漆黒の闇の中。
PC2自体が前回と変わっていて次の通過チェックも順番が変わっているので道は分からない。
見覚えがあったのはロードの全日本が行われたコースと重なっているところ位。
ちょっと雰囲気のいい橋を渡りつつ次の通過チェックへ。
通過チェック3 210km 22:14
まだ雨は微妙に降り続いている。
ここから次は殺生石への登りに入り、今回はさらに上まで登るルートとなる。
前回よりも時間がかかることは避けられない感じを受けながら真っ暗な湯元への登りへと進むことになる。
ここで日付を跨ぐのでこの続きはまた次で。