山麓暮らし

ほぼ自転車

BRM916あおば600日本海

今年度もSRまであと600の認定を取るだけ。

しかしながら春エントリーした2本はことごとく出張が重なり、6月に関しては台風の影響で現地に行けず、出走すら出来ていなかったので秋開催の600を狙うしかない。

しかしPBPイヤーということもあり、春に集中して開催されたためか関東発着は例年より少ない感じ。とりあえず10月最終週のオダックス埼玉さんの600にはエントリーした。

 

そんな中、ふと開催予定を見てみたらVCRあおばさんが9月の3連休に600開催あるなと。

3連休で仕事が重なりそうだったのでエントリーしていなかったのだが10月最後の600だけにSRかかるのもちょっと嫌だった。8月最後辺りに仕事の予定表を見て「そういえば空いてるな」と気づいたのでエントリー。

 

スタート地点以外何も詳細を見ずに日程だけでエントリーしたけど、よくよく見たら夜23時スタートじゃんね…スタート直後から一歩間違うとハードモードやん。

 

今回のルートは稲城→三国トンネル→魚沼スカイライン→星峠→上越→菅平→鳥居峠→二度上峠→稲城

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まぁまぁ登ります。勾配きつい所もあるのでグロス削られます。9月というのにフェーン現象日本海側は暑さが予想されます。晴れが続いて関東に帰ってきても暑いです。なんならスタートからきっと気温が下がり切ってない中でスタートするので暑いです。

結論:とりあえず暑さは深く考えなくても予想されます。

 

稼ぎ所はスタート~苗場IC、星峠~須坂、二度上峠~稲城という所。

完走時間的にはそこまできつくならないんじゃないかな。すべては眠気次第。

とりあえず眠気を感じたら寝る。きっと2晩目の暗いうちはあまり使い物にならないw

 

準備としては最低15℃くらい?この暑さなのでスタートで降られなくても大気が不安定になっての雨は十分にありうる。

なので持っていくのはアームカバー、レッグカバー、簡易雨具代わりのウィンブレ。

普段持ち歩いてる携帯工具や替えチューブ含めてもフレームバッグに収まる。

2晩目があるのでお風呂をどうしようかとも考えたが軽装で走りたかったのでサドルバッグは輪行グッズが入るだけの最小サイズに。

 

使う機材はいつもの通勤でお世話になっているNironeで。

登りが多いけど天気崩れる予報もあったのと、なにより通勤仕様にフロントを2灯にするだけでブルベに出られるので準備が楽なんよね。

 

 

 

車で出発地に向かうもヘルメットを家に忘れて引き返したためにスタート地点に着いたのはブリーフィングが始まってから…間に合ったからオーライ。

グローブを忘れた事に気付くももう遅い…まあそんなに寒くもならないだろうから少し気をつけながら走れば大丈夫でしょう。

検車を受けて23時に出発。


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始めは昼間に走ってみて調子も悪目だったから眠気避けに人と行くかー、と3人パックで進行。

あまりペース自体は速くないので後ろから阿須あたりで追いつかれた。

ここからしばらくはキューシート無しで行けるくらいお馴染みの道。

 

巾着田で信号待ちしているとおじさんに「どこまで行くの?」と聞かれて「日本海まで!」と言い驚く様子をみんなで笑ってたw

「そんでもって40時間以内に帰ってきます!」とさらに付け加えてみるwww

 

田中の交差点先の登りでバラけたので一番前の方に着いてそのままPC1まで。

あおばブルベどれ出ても毎回思うんだけど、みなさん序盤の登りなんであんなに頑張るの…?

 

PC1 72.5km 小前田駅 1:53

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それなりのペースでは進めてる。

みなさん、ここで一息入れるようなので用だけ足して自分はリスタート。

 

真っ暗な中車通りもほとんどない道を走っているとサイコンの距離が100kmに到達。とりあえずそこから初めのコンビニでボトル補充と少し意識を飛ばす。

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道を横切る参加者のライトで目が覚める。

寝てるはずなのに何故か他の参加者が目の前を通過したりするのが見えるところにいるとそれで起きるんだよなw

まだ真っ暗な高崎市街を抜けたあたりでオダ埼さんのアタック日本海のラストPCを通過する。

向こうの北上ルートは赤城山の麓を月夜野市街を抜けてR17に合流するが、今回は南下するときのルートをそのまま逆向きに猿ヶ京温泉に向けていく形。朝スタートだったらこのルートは通りたくない…

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それはさておきR17に合流して東の空が薄明るくなってくる中、山道へと入っていくがどうも眠気がまた来てる。

途中で一旦ストップして意識を飛ばしたらすっかり周りが見える位に明るくなってた。

ホットコーヒーで目を覚ましてリスタート。

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少し行くと栄えた所を通過して個人的にはR17内で一番好きな風景のある月夜野大橋を初めて登る。


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いつもは下るので平野に向けて下っていくビジュアルが好きな場所。またいつも朝に通過するので日が差してたりするとまた良い。


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わりかし良いペースで猿ヶ京温泉を通過し、「ここから三国峠」と勝手に思っている橋からちょっと気持ちが入る。

道中、何年も工事をしていた所がすっかり新道になってて景色が変わってた。

また前よりも勾配変化が無くなった気がする。


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勾配にそこまで変化のリズムがあるわけでもないので坦々と登っているといつの間にか上の方に来ているなという峠道。


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この辺りが紅葉するのは1か月後辺り。

その頃にまた来ようかな~、などと考えながらロックシェードを2つくぐると三国トンネルへ。

新トンネルが開通してから初めて通過しますよ。


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当然ながら舗装も路肩もきれいでこのまま整備続けられればなぁという所。

ちょっと下ると一年以上ぶりの苗場。


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ここから下り多めのアップダウンをしばらくこなしていく。

しかしまた舗装が悪くなっていないか?

とあるトンネルの中などはとても左半分を走っていられなかったので後続が来なければずっと右半分を通ってた。


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この頃になると日が道まで届いてきてもう暑い…下りだからウェアがある程度化枠位になったけど下り切ったらまた汗がすぐに出てきそうだ。湯沢ICから少し行くと「もう左折?」位の所で魚沼スカイラインへと登り始める。


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なかなか良いビジュアル。

トンネル以外に日陰が少なく、登り始めると汗がどっと出始める。

 

魚沼スカイラインへとトンネルを抜けたら右折する所でサイコンがGPSロストしている間にまっすぐ行って少し登り返した。危ない危ない。

こういう時にステム上にキューシートはあったほうが良いのだろうなとふと思う(最近やっていない)


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坦々と登っていると谷の向こうに棚田が見えた。

集落からはかなり上がった所まで田畑があるが、今は耕作放棄されているもっと高い所まであったんだろうなとぼんやり眺めてた。


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勾配が緩んでくると右に展望所が見えてきた。


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ここはまだ通過チェックではない。

でもそれなりにいい景色。

 

稜線を少し先まで行くと目当ての展望所

通過チェック1 225km 十日町展望台 8:57

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ここは魚沼展望台よりも開けていて見覚えのある景色を上から見てる感じがより強くした。

あたたかいお茶でも飲みながらのんびりしたい位。まぁそんなことはできないのでw

 

下り始めると反射ベストを着た自転車乗り3人とすれ違った。

どこかのブルベもここを通るのがあったのか?

下り切って幹線道路に出た所で3度目の休憩。

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背中に入っていたエネ餅一つしか食べていなかったのでとりあえず何か食べとくかとコッペパン

空のボトル一本補充して残りはすべて飲み干した。

 

リスタートすると目を引く砂防ダムが。

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トヤ沢砂防堰堤らしい。

コンクリートの躯体上に鋼製の物が乗っている形は初めて見た。

 

ここからはずっと「棚田をお楽しみください」的なコースが続いていく。

そして例にもれず、棚田の風景がある所は比較的きつい勾配が続くw

ちょうど収穫の時期で景色は飽きなかった。


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道中、イタチの子供が道路で遊んでいたのは可愛かったなぁ。

親イタチが道路をヒュッと横切ったらそれを追っていなくなったけど、普段姿を見ても今回の親イタチみたいに一瞬しか見ないので初めてまともに姿を見たかもしれない。

 

周りが開けてきて勾配が緩んでくると展望台が見えてきた。

通過チェック2 273km 星峠 11:13


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星峠から下りほくほく線沿いまで降りるとどこかで見たことある駅舎が。

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下り切って幹線道路に出た所でコンビニがあったのでIN。

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とにかく暑い。アイスは自然と手が伸びていた。

クーリッシュは背中に入れて出発しようとしたけど休憩している間に結構柔らかくなってしまったので飲み干してから出発。

 

ほどなくして折り返しの300km到達


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ここまで13時間半。

途中で仮眠を取ったりしている割には良いのではないでしょうか。

田園風景の中をひたすら進むとじきに次の通過チェックに到着。

通過チェック3 307km 長峰池 12:44


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ここまで来ると折り返した気になる。

国道8号に合流して上越市街へ。お昼時を過ぎてたのでどこかで体を冷やすがてら昼食を、と考えていたらFlecheで立ち寄ったすき家に吸い込まれた。

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この後満腹で眠気が来るだろうなとは思ったが朝からまとまった食事を摂っていなかったのでまぁいいでしょう。

さらに直後のコンビニでもボトル補充などを行う。

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体も冷えて随分と楽になってリスタートしようとしたらパワメが認識されない。

パワメとの接続をいったん切っても変わらず、今回のブルベでもログを切ったらまた認識された。

他にGarmin530をブルベに使っている方で同じことが起きる人はいるのだろうか?

どうもログ取りが12時間を超えてからの休憩中にパワメがスリープに入って接続が切れた時にこういう事が起こりやすい。

とりあえずこれでログは取れるようになったのでリスタート。


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途中、雨がぱらついてるなと思ったら一部は降った後だったり。

妙高、火打に明らかに雨雲がかかっており雨粒が時折降ってくる。

こういう時に日が出るとムシムシ感が。。。しょうがない。

 

長野方面へと登りに差し掛かるがどうも眠気が出てきたのでいったん休憩を取る。

そしてまた意識を飛ばしてリフレッシュを図る。

空から雨粒が落ちてきたので目が覚めた。

 

そのまま行ければ妙高火打からの雲は避けられたと思うが、まぁ無理に進むこともないので。

西の方面をチラチラ見ながら進んでいると雲がズッとこちらに流れてきた。

それと同時に雷が鳴り始めて大粒の雨が降ってきたので一時避難。

雨だけならまだしも、雷はアカン。

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少し待って雨が小降りになった所でリスタート。

2km位進むと路面が乾いてたのでもう少し先に行けていれば避けられたのか…


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長野県に入りウェット路面の中を菅平方面へと。


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この道、逆走でブルベコースになっていたら嫌だな、と思う位に下る分にはよかった。

 

 

 

過去二回走っているSR600FJで菅平に登る前に休憩を取るコンビニに立ち寄る。

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飯として食べたら満腹感とともに猛烈に眠気が来たのでここでも意識を飛ばす。

 

1000km2日目の同時刻あたりとそう変わらん状況。

違うのはここで宿に向かわない事。長い夜になりそうな予感がしていた。

いつもなら一気に安中まで抜ける事しか考えそうにないコースなのに前日2時間の仮眠から23時スタートということでこの先は明るくなるまで遅々として進まない状態になることが予想された。

 

空が真っ暗になってからリスタートを切る。

するとまともな登りに入る前に眠気が・・・ちょうどよい所に仮眠できる所があったので入眠。

大分すっきりとした所でリスタート。

 

菅平までこんなに時間をかけたことはない、と感じてた。

実際の時間はSR600FJで登った時が56分で今回が90分。gdgdやんw

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看板前で写真を撮って休憩してからリスタート。

看板からまっすぐ行ってコンビニ方面へと曲がっていく所を左の小道へ。

鳥居峠に向かってこんな道があるのか。

 

急こう配もなく、たらたらと進めるコース。

気づいたら見覚えのある鳥居峠への登りに出るという感じ。

そこからはすぐだった。

通過チェック4 424km 鳥居峠 23:09

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さて、ここから下って嬬恋の山崎がある交差点を北軽井沢へと右折。

この頃にはビブのパットがお尻に合っていなかったらしく痛みを感じるようになっていた。そんな所で舗装の悪い道に入ったので気を抜いてドカッと座っていると痛い痛い…

それでも眠気は来るものです。

 

ちょうど寝るのによさげな所を見つけたので2度目の横になって寝る。

時間は見ていなかったけど頭は大分すっきりした感じ。

しかしリスタートして少しするとどうもまだ寝足りない様子。

またよさげな所を見つけて再度寝て自然覚醒したところで出発。

 

そんなこんなしてたら体温が下がったらしく寒さを覚えるように。

アームカバー、レッグカバーを着けて出発するも下りは思いのほか寒く、ウィンブレまで来て北軽井沢まで降りる。

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とりあえず温かいものをとワンタンスープ。

体に染み渡ると同時に眠気もちょい来たので少し休憩してからリスタート。

 

二度上峠への道は真っ暗な中で走っているとイメージにある道とはだいぶ違ってた。

しかしながら勾配の感じなどはイメージに近かった。

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頂上まで登ると満点の星空とそのおかげでくっきり見える浅間山がきれいだった。

写真に収められないのが残念。

 

ここからは安全第一で下っていく。碓氷峠と同じく街灯は無いがカーブナンバーの看板で先が分かりやすく、下りやすかった。

一気に下のコンビニまで下ってしまう。

 

ここではカレー麺とおにぎりを食べた。そして満腹になったら眠気が出てくるのでここで大休止。

そういえば菅平登る前に買ってあったおにぎりは…仮眠したどこかに置いてきたらしい。

どれくらい休んでいたかは分からないがとりあえずもうここからは一気にゴールまで行くつもりだったので空が明るくなり始める前位まで居た。

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榛名山の麓から離れて川沿いを南下する位の時には大分東の空が明るくなってきていた。

藤岡に入るともうすぐに最終の通過チェック

通過チェック5 515km 群馬藤岡駅 5:23

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この駅、一昨年渋峠までウチから自走で行ったときに帰りが嫌になってフル自走あきらめた駅だw

自分のすぐ後ろにほかの参加者も来ていた。三国峠以来、久々に同ブルベの参加者の姿を見たなぁ

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リスタートしてすぐに日の出時刻

後ろから来ていた参加者の方はコンビニに入ってしまったのですぐに分かれた。

 

 

ここからは序盤と一緒で埼玉ブルベのルートそのまま。

時間を追うごとに痛みが増すお尻を労わりながらキューシートなしで走れる道順を辿っていく。


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オダ埼さんのブルベではニューサンピア越生へと右折する所でまっすぐ行くのは強烈に違和感があったw

K30を南下していき、飯能市街を通る時にはもう家に帰りたくなったがグッと我慢。

 

日が上がって熱くなってきた中、八高線沿いを離れた辺りからは慣れない稲城までの道を時間とともに増える交通量を見ながら坦々とこなしていくといつの間にか東京競馬場、という感じだった。


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GOAL 608km 9:51

 

自分がトップゴールということでびっくり。序盤に自分の前に5人くらいは居たはずだがどこで逆転してたのやら?

そしてこの地点で出走した半分がDNFだったそうでこれまたびっくりした。

 

通常600の中では自分史上過去最長のブルベとなりました。

やっぱり睡眠は大事。あと「ここで寝る」というのが無いと結構自分はつらいのが良く分かった。

 

今回のブルベで食べたカロリーもの↓

エネ餅×2、マグオン、おにぎり×2、クーリッシュ×2、ざるそば、カレー麺、牛丼味噌汁卵付き、パルム、スポドリ4ℓ

ん~・・・確実に筋肉を溶かしてる食べ物の量な気がする。

最後まで固形物を食べられる状態で終えられたのは〇

 

そしてなにより、これだけ暑い中で動き続けられたのはそれなりに自分の中では大きい。

体自体を冷やせなくても飲み物は本当に意識的に飲まないとあかんのだなぁ・・・

 

ゴールの受付を終えて公園の東屋から出るのが非常に勇気のいる暑さだったw

何とか出て帰宅の途へ。

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帰りには食べたりないものを補給する意味もかねてめったに行かない焼肉へ。

水分は永遠に飲めた。大分体は干からびていたようだ。

 

走行データ

前半 12:29 321km NP159W Ave126W 5859kJ 3304mUP

後半 13:38 285km NP118W Ave88W 4490kJ 3193mUP

 

 

 

この完走で今年もSRなのでブルベ初参加から8年連続となった。

もう結構色んな経験をさせて貰ってるなぁ。。。

楽しいことばかりではなく道脇の草の中に放置されたごみにペダルヒットして歯を3本折ったり、突然倒れてきた竹に乗り上げて血まみれになってDNFしたり、体調不良でFlecheも一回DNFしたな。

 

長くやっていればいろいろとあるよ、とは何事も言われるけど最近は無意識に避けていることもあるのか、それほど危ない目には合わずに済んでいる。

これからもこの調子で出来る所まで続けられればなぁと思う。

 

そういや、今年度最終週末にオダ埼さんの600をエントリーしてるのはどうしようかな。。。

その時の意欲で出走するかどうかは決めましょうかね。

秩父宮杯

今年もこの季節がやってきました。

毎年9月の初めに行われる、自分としては地元で行われる唯一のロードレース。

今年もカテゴリーは一般上級。

 

OKUTAMAステージと筑波8耐である程度高強度な状態は体が思い出してくれたはず。

8月中はお盆時期でもあまり走り込みという量はこなせなかったけど、この大会は1時間くらいしかないので問題はないでしょう。

 

エントリーリストを見ただけではあまり分からないが、よくよく周りの情報を繋ぎ合わせていくとそれなりなメンツが集まってるらしい。

中には富士ヒルプラチナもいるとか…

もう走る前から最後まで争えるのか不安いっぱいw

 

 

 

4時頃起床。

レースは自転車整備されていれば走る時のものを車に放り込むだけで行けるのでブルベや下手なイベントごとよりもお手軽。

 

家族を送ってから秩父へ行ったら7時過ぎには受付会場に着いてしまった。

そういえば受付って8時前だったっけ・・・8時前のR299は空いてて良い。

受付の準備が終わると始めてくれたので7時15分位には受付done。

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車でぼーっとしていると同じカテゴリー参加の金田さんとご挨拶。

「工業団地の方に行きます」と聞いて、そういえば駐車場その手があったかと。

ゴール後にミューズパークまで登るの嫌じゃんw

 

工業団地に車を移動させて走る準備はもう出来ていたので集合場所の駅へ。

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武甲山を見て午後から天気崩れるんだっけ・・・レース中日差しが無くなると嬉しいが

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朝からなんかお腹の調子が悪く、人が多く集まってくる前に何度かトイレに行って収まった。

これ、ヒルクライムレースとかだとトイレ渋滞でヤバかったかもな…

 

周りのお話を聞きつつぼんやりと過ごしてると開会式。

それが終わるとスタート地点までパレード走行。

 

金田さんとお話ししつつパレードを走る。

たけるんファーストアタック?」「いや、行きませんよwww」

「じゃあ私が行きます!」「マジですか?!」

なんてやり取りしながら。

 

パレード中にボトルの落とし物とメカトラな高校生がいた。

なんかレース中もなんらかしら今日は荒れるんじゃないか・・・

不必要に後ろに下がらないようにしようと心に決める。

 

最前列からスタート。

って、金田さんさっきの言葉通りファーストアタック行ったw

とりあえずついて行って先頭交代を促されたので前に立ったらもうそこが登りかあ・・・

今回の参加人数は60人なのでそんな多いわけではないけどここで一発ふるいをかけたほうがいいかなと速度を維持する形で登りに入る。

 

後ろはちゃんと付いてきてるな。

それならと上まで登り切って下りは完全に自分のペースで。

鞍部で後ろを見たらやや離れていたので幾分楽に登るようにした。

もう高校生の部からこぼれてきた子たちが左車線の右寄りを走っていたので「後ろからもう一般上級来るよ!」と声をかけながら登りきる。

 

登り切りでほぼ真後ろまで追いついたらしい?

ただここで吸収されて牽制入るとさっき上げた意味が無くなってしまうので下りでスピードを乗せて付いてきてるのを確認して先頭交代を促す。

 

吸収されると先頭を牽きたくない人が多いらしく、視界に入ってる7人ほどが全員脚を止める場面も・・・あかんな。

その中で飛び出そうとしている方がいたのでその人についていく。

まだ集団が落ち着いてペース維持をできていないので差が開けばそのまま行こうかなという所。

 

少し二人で回していくけど、逃げるには先頭を交代する時に無意識なんだろうけど相手のペースが上がるので後ろにつくのに若干脚を使ってしまう。

ここから20km強逃げを打つにはちょっと辛いな…

そんなことを考えながら後ろを見ると集団も落ち着いてペースを維持するようになったっぽいので一緒に抜け出した方に声をかけて集団へと復帰する。

 

問題はこれを決めたのが田んぼストレートの入り口だったので次の登りがどうなることやら・・・

集団に入りつつ脚をできるだけ休めて登りに入る、と布留川さんが先頭で登り始めてタイミング悪いなと。しかし登り始めのカーブで落車が起きていたのは分かるけど、中盤や頂点での落車は意味分からん…

 

さて、登り始めると脚重い!!

先頭との差を見つつ、下がっていくけど集団は途切れずに続いているので幾分気が楽だった、けど油断するとそのままレース終了になってしまうような状況。

キツくて腰を上げてみたらスピードが落ちた感じがした。乗り方下手くそやな自分…すかさず腰を下ろして我慢。

なんとかトップまで耐えて下りでポジションを戻しつつ登り返しで前に追いつく。

最後以外ではここが一番キツかった。

 

3周目に入ってなんか前方から集団が落ちてくる?審判の方が集団をコントロールしないから高校生の部メイン集団ではないっぽい?

逃げ状態で抜け出してた方がその集団に入ったように見えたので周りと一瞬どうする?みたいな空気になったがとりあえず前に出ようと。

そして危ない気がしたので空いてるスペースから前の方へと上がっておく。

 

後ろの状態を気にせず右車線まで使って走ってたので声をかけて左車線に退いてもらう。

と、もう抜ける頃になって自分の真後ろあたりで思いっきり落車発生。

あんな集団落車の音は、シマノ鈴鹿レベルだな…これで前方にいた4、5人だけが無事に切り抜けた感じ。

 

前を逃げてた方に後ろで落車があったと声をかけに行こうかとしたけどペースを緩めてたのでじゃあいいかと。そのうちに後ろの方々が戻ってきたのでレースを再開。

 

無難に田んぼストレートを抜けて3度目の登りへ。

入る手前で布留川さんと青沼さんが「ここは前牽かせましょう」という話をしているのを聞いてたので気持ち楽だった。

ここでまともに仕掛けるような動きはない、けど流石に自分にとってペースで登るというような強度でもない。前に行く先頭との差を見ながら下り〜登り返しで追いつくであろう差で収まるように終盤は下がっていく。

 

登り返しで集団リセット、ラスト周回へ。

周りを見ながらやはり最終局面で注意しなきゃいけないのは井上さん、青沼さん、青木さん、金田さん。登りでかっ飛んでいくのに注意しなきゃいけないのは布留川さん、しろわんさんかな。

この6人以外も全く気を抜けない10人ちょっとの集団で田んぼストレートへ。

アタックを仕掛けられるも集団で抜け出しは許さず。もう登りで遅れたら自分じゃ入賞すら怪しくなってしまう。先頭がどうであれ、下から全力で行かないと。スプリントに入る前のように大きく深呼吸して集団中程で登りに入る。

 

布留川さんが上げていった後ろに井上さん、青沼さん、青木さんが着いていく。そこから布留川さんが脱落してきて追いつきそうになるが、その前では青木さんと井上さんが青沼さんを置いてさらに前へと行ってる。

 

そこまでは行けないけどやはり最後に下りで青沼さんに追いつければまだ前2人にも追いつく可能性があるのでは?

とにかく必死に足を回す。これ以上遅れるわけにはいかない。

登りきりまでに布留川さんは追いつけなかったけど、下りに向けて足を緩めなかったらほぼ並んでた2人がザッと下がった。そして布留川さんがグッと近づいてくる。

 

前の3人にもこの調子で追いつくぞと全力で下る。

余裕なさすぎて布留川さんには声をかけられなかったが後でご本人に聞いたら追い越しに問題はなかったと聞いてホッとした…

さらにエリートから落ちてきてた人には息が幾分整ったので「右入る!」と言ったら返事が返ってきたので相手の車線を残しつつ追い抜く。

下りきり手前の右コーナーあたりで青沼さんの背中が見えた!登り返しへの直線で更にその前2人も見えてそんなに離れてはいなかった。後ろまで行って登り返しで井上さん、青木さんとドッキング。

 

さて、ここからどうするか。

変に牽制が入るようなら前に行かなくては、と思ったけどその心配は無かった。そしたら最後の交差点で右折をしてからの身の振りを考えなくては。残り400mあたりから井上さんが青木さんの後ろについて先頭ロック。

 

自分はというと4人の一番後ろで青沼さんの左にタイヤを逃がしていたのを右に進路を振れるようにして右折する。

青木さんのペースが緩んで青沼さんに並びかけ、井上さんが右から抜けられないように塞ぎたかったけどそれはできずに井上さんが仕掛け、青沼さんがそれに着いてくのに着けなかったのは脚がそこまで残っていなかった。青木さんは追い抜いて3位でゴールラインを切った。

Time:70:49 Dist:43.2km 572mUP NP243W Ave:181W 759kJ(パレード含む)

 

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とりあえずゴールして水のペットボトルをもらったら一気に飲み干した。ボトルは一回飲んだっけな?スタート時からほぼ変わっていなくてこの時にやっと飲んだ。

そしてゴール地点でカルピスとノンアルビールを買って飲みつつTYさんなどとレースの振り返り。

 

後ろの方は自分が把握していない落車も起こっていたらしい。そう考えるとそこまで番手を下げてはいなかったんだな。

 

ちなみに自分の登りは4回この通り

2:28 6倍→2:36 5倍→2:42 5倍→2:33 5.5倍

うーん、2回目以降はパワー以上にしんどかったぞ…

 

表彰式まで1時間以上あったので少々気ままにライド。


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ゴール後に勝負所を見ると「こういう事してたら」「こうしたら周りはどう動いただろう?」とずっと頭の中を巡ってた。まあその答えはまた来年も出て答え合わせできればいいなと。


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秩父宮杯ではトップ3に入るとお酒とトロフィーが貰えるので一度は欲しかった順位。自分は兎田ワイナリーさんのボトルでした。

 

そういえば駐車場になってたこの工業団地、ベンチャーウイスキーさんの蒸溜所がある所でした。

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今度来る時には蒸溜所見学で来たいなぁ

筑波8耐夏

今年もろーたすから総合優勝を目指すチームで参加させていただきました。

18年は総合狙いで3位。19年はAAクラス優勝狙いでクラス2位。22年は総合狙いで4位。

 

メンバーの脚が合うことはもちろん、ピットイン義務が16回あることで戦略も重要になる。

戦略は常に考える必要があるながらも、うちのチームも以前にチーム無線を使おうとした事はあるけどあまり有効ではなかったので今回もアナログで勝負。

 

今回のメンバーは去年から引き続きのびーさんがリーダー。

5年前に総合3位を一緒に取った戸田さん。

そこにのびーさんがリクルートしてきたお初なTYさんと畑山さんが加わって5人チーム。

 

 

当日は5時に現地到着。

うちから圏央道一本だから3時起きでも非常に行きやすい。


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場所取りをしてゼッケンを着けたりしているといつの間にか試走時間だったので戸田さんと一緒に出て行った。

一周路面を確認して、次の周で各コーナーのグリップ感を確認。

二輪用のシケインを使うのを知らなくて初めて侵入した時には結構驚いたw

去年の秋大会からだそうな。危ない気がするけど・・・

 

筑波はRがきつい2つのヘアピンにしっかりとカント角が付いているので相当に早く走らない限り脚を止めずにスピードを維持して走れるので気持ちがいい。


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行きなれている富士では80年代まであった風景がここではいまだに現役。どこか懐かしさも感じる。

 

スタートライダーはのびーさん。自分がセカンド&アンカー、以後戸田さん→TYさん→畑山さんで順に回っていくとのびーさんと自分が4度走ってあとのお三方が3回ずつ走る計画。

今回はゼッケン的に前方だったので去年やったスタート位置のための個人TTはやらなかった。

8時の定刻にのびーさんからスタート。

 

 

レースが始まってからはのびーさんの事なのであまり心配しておらずw

始めはコースの様子をチラ見する位でのんびりとして30分位でいつでも出られる準備。

40分経過位で別チームの金田さんがのびーさんを指さしながらあと一周のサイン。

これで金田さんが自分をアシストして集団復帰するんだなと認識。

 

翌週にのびーさんと交代して発進するもピットレーンは15km/h制限。

あまり集団と離れないな~、と思いながらコースイン。

加速していって金田さんもうまく合わせてくださり、第一ヘアピンで集団復帰。

 

集団の動きを見ててどうも安定してないなと思っていたけど入ってみてちょっとその理由が見えた気がした。

2つのヘアピンはペダルを止めてコンパクトに回っていて速度落ちるし、なんせ前まで上がっても全然牽かない人がいてその度にスピードが下がる。

一緒に集団内にいた中村さんに「なんでみんなスピード落ちるライン取りしてるんですかね?」なんて思わず聞いてしまったw

 

煮え切らない感じで後ろに着くにしてもめんどくささを感じるように。

一番のライバルチームのメンバーに「集団ぬるいですよね」と言われ同意。

 

前をまともに牽かない人が先頭に出たら自分はスピードを維持して横から出るというのを何度かしたら4人くらいで抜け出す形に。

「後ろ離れましたよ!」と一人に言われたけど「ついてこない人はほっときましょう!」とそのまま集団と離れる。

そうすれば戸田さんに交代後、少なくともソロ部門の人たちが主体な元の集団には戻れる。

 

時間を見つつ30分経過地点であと一周のサインを送ってラストは第二ヘアピンからアタックし戸田さんへと繋ぐ。

31:50 22.5km NP252W 176bpm 422kJ(半周ほどスタートし忘れ)

 

 

走り終わったら汗を止めてとにかく水分。

そして内蔵的に無理のない程度に食べ続ける。

結局水分は1日に5ℓ飲んでた。

 

 

 

順調に繋いでって自分の2走目は集団があまりいない3時間経過地点。

うちのチーム的には個々のペースで走って脚の合う人を拾えればいいなという状況。

「最短で15分ほどで入ると思います」と告げて出発する。

この間に戸田さんが入れる集団に追いついてバトンを渡すのが自分の中でのミッション。

 

入りからとにかく飛ばす。

後ろについてくれる人がいたので一回先頭交代を促したが2人ともペースは限界のようで「きついならすぐ替わってくれてかまいません!」と声をかける。

楽をしてペースが落ちるのだけは避けたかった。

結局一人で落ちてくる集団の後ろに少しだけ入ってまた前へを繰り返す。

 

交代してから15分ほどで前にペースは悪くない、大きめの集団がいるのでそれを目掛けてあと一周のサインを送ってもうひと踏ん張り。

目算を誤って第二ヘアピンまでかかったがバックストレート中盤までに集団をパス、したら先頭を牽いてるのは2位のチーム。これはテンションが上がった。

アタックしてピットに滑り込み戸田さんへと交代。戸田さんは無事にその集団へと復帰しててさすがです。

17:48 12.6km NP244W 178bpm 232kJ

 

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汗を止めるのに2階のドラミルームへ初めて入った。

今年の暑さは今までと一味違っていて非常に助かりました。

 

 

3走目に入るときにはライバルチームをさらに引き離してた記憶(曖昧)

たしかライバルチームはピット回数が一回少なかったので大分気が軽くなった。

4時間半経過したくらいで出番が来た。もうソロの部がすべていなくなって集団は皆無と言っていい状況だった。

自分以外の4人もろーたす内の他チームと回したりしてペースを維持していた。

 

暑さ的にそんなに無理もできない。30分が限度か。それ以上でもいけるはいけるけど。

アンカーに備えてそこまで長いスティントにしなくていいとも言われたのでノルマ20分で勘弁してもらうつもりで出発。

 

コースに出るとやはり集団はあまりない。

しかしながらチームメイトがついてくれ、さらに2人ほどローテーションに入ってくれたので大いに助かった。

いくつもの集団をパスしながら20分経過してからあと一周のサインを出してピットイン。

あとでラップタイムを見てもなかなか悪くなかったので一緒に走ってくれた方々に感謝。

24:19 16.7km NP226W 175bpm 297kJ

 

しかしながらあとはアンカーとしての出番を待つ段階になったのにまだ残りが3時間。最長でも2時間半をこの暑さの中4人で回るか?という心配はあった。

 

ここからは各々がなるべく長めに走ってくれてバトンをつないでいくようになった。

後ろと2周差がついていたので交代回数を一回増やしてTYさんがもう一回走ってくれることに。

のびーさんが40分走る必要が無くなったのは心配事が一つ減った感じだった。

 

と、畑山さんが脚攣りで予定よりも10分ほど早く緊急ピットイン。

幸いのびーさんが出られる準備完了した状態でピットにいたのでウォールを乗り越えて即出発。多分、これがこの日一番肝を冷やした場面だったと思う。

 

その後はTYさんと予定通り繋いでラスト35分で自分がアンカーを担うことに。

なんかスタッフから「今暫定一位なのでこれ付けてください」と赤いライトをつけるように言われた。

ニュル24時間で予選上位30台がライトに黄色いフィルムを貼るというのもあったが同じようなものか。


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アンカーとしてコースに出てみるとやはりというべきか、まったく集団がいない。

追いつく集団や人はペースが違いすぎて後ろにつくこともできず。

また毎年のことだがこの時間帯はバックストレートと一コーナー~第一ヘアピンまでが強い向かい風。

ペースは思っていたようには上がらないが向かい風で脚を使いすぎないように、追い風でほぼ毎回水分を摂りつつ踏むのを坦々とこなす。

 

後ろから集団が来る様子もなく、気持ちよく走りきることができた。

ラスト一周の第一ヘアピン手前で脚が攣りかけたけどねw


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48:39 29.4km NP206W 162bpm 529kJ(クールダウン、パレード含む)


そうだ、フィニッシュしたのにバックストレートでスタッフさんに止めてもらえなくてもう一周したんだったw

 

8時間で5人154周。319kmを走破して自分としてもチーム戦では初めての優勝。

そしてこのチームで総合を目指すのが3回目にして初めてのトップだった。


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アンカーの特権、味わわせていただきました。

任せてくれたメンバーの皆さんありがとうございました。

 

今までチームだともてぎ7時間やひたちなかで2位はあったけど個人戦で勝つよりもうれしかったかもしれない。

最高のチームメイトと一緒に掴んだ勝利は格別だった。

またチームとしては15年に初参戦して以来初の総合Vだったそうで、元々「総合を目指すチームを作るので入って欲しい」と誘ってくれたろーたすマスターにいいプレゼントが出来たかなと。

まともに集団がいない時にチーム内でまとまってペースを維持できたのも大きかった。

ろーたす他のチームもみんなクラストップ3に入れたので厳しい環境だった中、最善の結果を得られたと言っても良かったと思う。

 

そして勝てるときってこういうもんだよな、というのを久々に思い出した。

なんせ自分自身優勝なんて5年ぶりだったしw

 

来年は優勝しないと挑戦できないディフェンディングチャンピオンとして参戦することになると考えると今から楽しみ。


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ちなみに、チームの皆さんと中華屋に行ってから帰ったのに家に着いたら腹減ってて普通に飯食って、ちょっといいお酒を飲んでから寝ようと思ったら寝落ちしてたw

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翌日の打ち上げに参加できなかったのは残念だけどまた来年、美味しい酒が飲めるように頑張ろう。

BRM722埼玉400アタック白河

一昨年が200、去年が300の100周年だったけど今年は400kmです。

フランスの気候は知らんけど、日本で7月って最近は特にきつくないか・・・

そう思ってたらやっぱり暑さはきつかった。

 

200、300と同様にオダックス埼玉さんにお世話になることに。

結局スタート地点に行くのが予定を空ける以外にブルベ最大の障壁なのでほんと、助かっています。

 

今回のコースはお馴染みアタック二本松のルートで白河往復する感じ。

白河の関後の下り切った所から馬頭あたりまでは新規ルート。

って、この時期にあまり日陰がないルートやん。。。

連日仕事で暑い所にいて暑さ疲れがどうしても土曜はあるのにこんな事をやっていていいのか?という気になる。

 

 

 

当日は6時にスタートなので5時半前にはスタート地点に着けるように。今回は豊水橋。


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ブリーフィングで「ここで○○という質問がありますけど…まぁこう書いてあるということはあるんでしょうねw」とかスタッフさんが言ってしまって思わず笑うw

IC・・・なんの略称だか忘れた。すべて道からクイズの答えは見えるらしい。

 

知り合いにご挨拶しつつ検車を待っていざ始まった所で事件発生。

・・・そういや2週間前にレース出たからベル外したんだった…

今回Oltreにしたけど普段ずっと付けてあるから油断してた。

 

スタッフさんにその旨伝えると「あ、あるから待ってて!」と言われ貸していただけることに。

レジェンドKさんにも「なに?忘れたの?」と笑われてしまったw

 

全員検車が終わってからベルをお借りして装着。

無事スタートを切ることができました。本当にありがとうございました。

 

 

さて、先頭がスタートしてから10分以上たってからスタート。

まぁ6時きっかりに検車していればこれ位でスタートでしょう、という位の時間。

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スタート直後は全く脚が合う人がいないので、というかブルベ中に脚が合う人はほぼいないのでずんずん抜かさせていただく。

ただスタート地点までの自走で感じていたが、今日はいまいち調子が出ない。

坦々と走り続けていると加須あたりでほぼ他の参加者を追い抜き終わったらしい。

 

そして古河で知り合いのグループに追いついたタイミングで用を足すためにコンビニへ

補給を済ませると先に行かせていただく。

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この頃になると雲に太陽が隠れる時間も出てきて幾分楽になることもあった。

右手に筑波山が見えるといよいよ100kmが近いと感じる。

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踏切を渡って右折するとアタック二本松のPC1に向かう所ではGarminのナビを一瞬信じられなかったw

今日はまっすぐ直進だわ。

通ったことのない通りに入って少し行ったらIC1。

クイズの答えは走りながらでも確認できたので写真も撮らずに通過。

IC1 97km  9:40頃

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北方向に舵を切ってよく分からない広域農道を通った。ここってブルベ通ることあったっけ?


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ただ、日差しが遮られるのは心地よかった。

そんなに斜度もきつくないからスピードもある程度は出せたしね。

 

いつもなら150kmのセブンorローソンがPC2だが今回は設定がないのでその手前、142km辺りにあったセブンで二度目の休憩をとる。

次のIC2を過ぎると折り返しを過ぎるまでコンビニは無いそうな。

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ちょっと早い昼食。

重たくなったお腹を抱えてたらたらと走れば次のIC2。

IC2 155km 12:06頃


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この辺りまで来ると晩夏~秋の虫の音がする。

ただ気温はうちの方ほどではないにせよ、それなりに高いけどw


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白河の関まで行くとさすがに空気感も変わった。

少しだけ涼しい空気を味わいながらまた知らない道を行くとIC3。

IC3 204km 13:55


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白河にこんな所があったんだな。

出張でも、ブルベでも来てて駅からそんなに遠くもないけど知らなかった。

 

さて、ここから折り返して帰り道。

ペース的にはそれなりで進めてるけど少し飲んでる水分が少ない気がする。

 

寄りやすいコンビニで3度目の休憩。

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ちっとだけ意識を飛ばした。

調子が悪い時には休憩を丁寧にしておかないと後で出る負債が大きくなりがち。


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20km位で福島を脱出。

県境からの長い下りは体を冷やすのに役立った。

 

ここからもう気分的には帰るのみ。

那須烏山で眠気を感じたので休憩をとってマイクロスリープを入れる。

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しかし食べ物を入れる気にならない。

食べなきゃ動けない、は間違いではないけどこういう時に無理に食べると状況の悪化を招く。カロリーが入った飲み物で代用する。

 

芳賀まで戻ってきたらこのブルベ初めてのPC1。

今回のPCは二つとも二本松600でもPCなコンビニだ。

PC1 285km 17:22

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前にブルベ中、プリンならいつでも食べられる人の話を思い出したのでお試し。

甘いもの自体を受け付けない訳でなければ確かに食いやすい、というより吞み込めるw

ここでも意識を飛ばしてたら久々に参加者がお二人到着。

・・・って、5年前に筑波8耐で一緒に戦ったSさんだったw

ご挨拶して先に出発。


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夕暮れ時に筑波山にただいま。日暮れ前にここまで戻ってきたのかという感じ。

どのブルベでもこの風景を見るのが何時なのか、というのは自分の中で重要。

 

騎西でお祭りのためにコースが通行止めに。

元々設定されていたう回路の方へと回った。コース設定もこっちでもいい気が・・・

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真っ暗になってからの渡良瀬のCRは車道のライトが眩しくて路面も周りも見えなかったので徐行。

埼玉に入るともう最終PCはすぐそこ。

PC2 351km 20:21

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ここでも意識を飛ばし、十分休んでからリスタート。

出るときには再びSさんが到着するところだった。

 

真っ暗になってからちょっと集中力が途切れがちに。

2時間半もあればもうGOALなのでその度に気を入れなおす。

道もいつも通りという感じで右左折する所も特に考えずに分かるくらいだから張り合いがないのもある。。。

 

もう時間的に車の数も少なくなった道をたらたらと進めて無事に終えることができた。

GOAL 402km 22:47

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14:03:08 399.83km 1759mUP NP156W 128bpm

 

16時間47分。

マイクロスリープを入れるような状況下としてはそれなりで戻ってこれた気がする。

ただ調子が悪いと感じていた通り、600kmブルベの2日目のようなデータだなw

 

これで無事記念メダルGet!

そして受付前に忘れずにスタッフさんにお借りしたベルは返しました。

 

しかし、6、7年前の麦草400ってどんな感じだったっけ?と思い返してみると甲府盆地への下りでぐったりしてた記憶がよみがえってきた。

翌年は往復コースだったので最後まで帰ってきたな。

だからやっぱり自分が平坦ブルベをやる時期じゃないってことだなw

 

今後、記念メダルとかがなければブルベに出ない時期だと思う。

夜スタートも暑さ以外で体がきつすぎるのでやりたくないしね。

ただ今回は経験としては悪くないことが出来たかなと感じてる。

第1回奧武蔵ロングトレイルレース

年に何回かうちの裏山はロングトレイルレースの舞台になっている。

しかしながらどのレースも走りにスタート地点まで行かなくてはならず、また帰ってこなきゃいけないものしかなかったのであまり出場するのは気が進まなかった。

 

それが今回、同じ市内スタートで開催してくれる大会が始まると言うアナウンス。

一回は出てみたかったトレイルラン大会に3月辺りにエントリー、ハーフマラソンの公式記録を1月に出してみて90分切れた事も背中を押してくれた。

 

↓公式サイト

www.cr9000.com

105kmロングの部と35kmショートの部があり、前者は全くやり切れるビジョンが見えなかったのでショートの部に。

35kmコース自体はGPXファイルを地形図に読み込ませただけでどこを通っているかすぐに分かるレベル。

ただ飯能アルプスの稜線上以外は通ったことがなかったので一回事前に試走をしていた。

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飛村線から先は前の週に飯能アルプス帰ってくるまでを試走。

これで当日の道はすべて頭に入れた。

顔振峠~R299までの走れる区間でしっかり足が残っていることと、最後の飯能アルプスに登り返すのが肝かなと。

 

 

 

今回は最高気温が30℃とか示していたが、水のエイドは結構こまめにあるので補給に関してはそんなに心配していなかった。

・水2ℓ(500mℓフラスク2本+プラティパス1ℓ)

・エネ餅2本

・マグオン3本

・塩飴&タブレット×6

6時間は切れるつもりでいたので、基本的に自転車で同じ時間を走る補給。

そして水はウォーターエイドのたびに補充するつもり。

 

恰好はサイクルジャージと普通のアウトドア用短パン。

直前に買ったモンベルの12ℓザック。フラスク2本ついて12kならお買い得に感じる。

あと気休め程度だが自転車で使ってる汗止めバンドを使ってみる。

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荷物は必需携行品以外に持って行ったものは無し。

帽子をスタート地点に行ったら忘れてたけどまぁ林の中が大半なのでいいでしょう。

 

 

 

前日にヘッドライトを探してみたらどこにもなく・・・やむなく前日に買いに行く。

そのついでに前日受付に行ってみたら携行品のチェックがあって持ってきていないのでパス。翌日の受付時に携行品チェックなかったのでもしかしてショートの部と伝えればゼッケン受け取れたのかな・・・

 

当日は7時前に現地着。

受付済ませて日向でのんびりしてるともう暑い・・・日陰に移動。

体操や準備を済ませて5分前に列に並ぶと結構後ろの方スタートに。。。

別に上位目指すわけでもないし、自分がどのあたり走れるかも分らんし。

 

今回の作戦(というほどでもないが)はとりあえず飯能アルプス内では少し遅く感じる位の人は追い抜かないようにして脚を温存するように。

ここ2か月で自分の感覚で走っていると登りで脚を使ってしまって25km位できつくなるのが経験上分っていたのでその対策。そして顔振峠~ユガテまでをしっかりと走れるようにしたい。

水はウォーターエイドで一本は補給できるように意識して飲む事。

そして走り始めの1ℓ分のフラスクの中身はポカリにした。

 

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9時定刻にスタート。だが後ろの方だから全然初めは進まないw

ゲートをくぐったのはトップから30秒遅れだったらしい。

 

スタートして35kmの入りだからか、皆さんジョグペースなので空いてるスペースからどんどんと前に行かせてもらう。

100人以上は追い抜いただろうか。

観光案内所の先を左折してトレイルに入っていく。

 

トレイルに入ると走れる区間以外では息が整う位のペース。自分としてはいい感じと思っていた。

あまりに遅いとラインが複数ある所でパスしつつ多峯主山からの下ってロードに。

ここでは前の誰ともペースが合わないので少々脚を使って前に出ていき、再び東峠に向けてトレイルに。

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この辺りになってくると登りのペースは自分の方が早いけど下りは同じか、自分の方が遅い人が多くなってくる。いよいよトレラン大会らしくなってきた。

平坦になっても足が動かない人などを追い抜きながら前へ。

 

東峠が初めのウォーターエイド。

ここまででフラスク1本が丸々空になっていたので満タンに補充。もう1本は半分残っていたのでそのまま。

その先も登りは前に合わせていくけど、この辺りから前を譲られることも出てきて徐々に自分のペースになっていく。

 

前坂から吾野駅までの下りは自分のペースで楽しみながら下って初めのエイドステーションへ。ここは中間計測ポイントがあった。

スポーツドリンクの補給はダメと言われたのでコップに注いで何杯か飲んで真水でフラスクを2本とも満タン補充。東峠からはフラスク一本を空にする位しか飲んでいなかった。

そして水をかけてもらって体をいったん冷やす。

「15番目くらいかな〜」とおじさんに言われそんな前の方にいるとは思っていなかったのでびっくり。

 

3人くらいに先行されて再び出発。まずは顔振峠までの登りをこなす。

一人はトレイルに入る所で置き去りに。

先行していた一人に追いついて峠まで。その方は顔振峠で自販機補給するらしく離脱したので停止してたもう一人もまだ出発しないので先に行かせていただく。

 

少しロードを走って再びトレイルへ。

対向してきたランナーから「今11番目だよ!」と声をかけられたので「もしかして少し頑張るとシングル狙える?」と少し欲が出てきた。

 

ペースを上げていく、がここでミスコースしてしまう。

ボケっとしていたのか笹郷線を渡る所、黒山三滝方面へと700mほど下ってしまった。

登り返してコース復帰するととうに追い抜いた方が来る所だった。

ここからまた自分のペースで下り基調を飛ばしていく。

 

エビガ坂でウォーターエイドがあったがフラスクが一本も空いていなかったのでスルー。ユガテの手前でミスコースしている間に追い抜いていった方に追いついた、がユガテに着いた途端に太ももを攣る。

少し歩いて復活したらまた走り始めたが前にいた方は司会の彼方。

 

そして大峰に向かう登りに入りまた太ももが攣る・・・今度は完全にストップして脚が治まるのを待つ。フラスク2本目は空になり、プラティパスに入ってた1ℓを半分飲んでフラスク一本を満タンにする。塩タブレットは最後の一粒をここで消費。

この間に3人に追い抜かれた。でも太ももの脚攣りは脚の付け根前側をマッサージすると楽になることを覚えて再び歩き出す。

 

動ければ前に行った方たちよりも動ける。

グロッキーになってた1人とペースの上がらない2人を追い抜いて次のエイドまでこなしていく。

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↑写真撮られてる所では空元気w

 

長念寺、ここはQRコードを読み取るのが通過チェックだった。

脚を攣った後なので塩分たっぷりであろうみそ汁を2杯一気飲みしてスポドリをがぶ飲み。さらにフラスクに入れさせてもらった。

バナナも一ついただいて体に水をかけてもらって冷却。ほかの2名が出発するのに合わせて自分も出発。

 

釜戸山への登りに入るまでのロード区間、ここで脚が攣ったので「もうロードの着地衝撃がダメなのか・・・」と暗い気持ちになる。

そう、ここをやり過ごしても最後永田の交差点から2km以上のロード区間があるのだ。

 

しかし平坦に近いので歩くことはできた。すると前の二人もそんな早くないことに気づく。

早歩きで線路を渡って釜戸山への登りへ。トレイルに入った途端にまた足が攣って停止している間にまた一人に先行される。もう順位はいいや。最後までなんとか進みたい。

 

再び歩き出して攣りかける脚を付け根をマッサージして本格的に来ないように延命処置しながら登る状態。

アップダウンは何とかこなせるものの、1分以上登る所はその度に脚が攣りペースを落とすか、酷いと止まりつつ先へと進む状態。

長念寺から永田までの区間で5度は止まったかな。それでも一人は追い抜いた。女子の先頭だった山内選手には丘の上公園への登りで脚攣って止まっている間に追い抜かれたけど。

「ロードに出た時の衝撃きついですね」というと「トレイルってやっぱりいいですよね~」と返されたのでトップ選手でもそういう感想なのか~、なんて思った。

 

下り、平坦でも足が攣りそうになるのを粘って騙しながら永田の交差点まで戻ってきた。赤信号でストップする。先を見るとさっき先行された山内選手が小さく見えた。あれに追いつくのは無理だな。

スタッフさんから「ここから2.6kmですよ!」と声をかけられて「ロードじゃないですか、もう嫌ですw」と答えてしまったw

ここで女子の部2位のキャロル選手が追いついてきたが、この先の道がよくわかっていない模様。

仕事で全く英語を使わなくなってびっくりする位相手の言葉が聞き取れなかったけど「ここからほぼまっすぐ2.6kmだって!」とだけ伝えたw

走り出すと意外と脚は行ける。さっきのロード区間で脚が攣ったのは単にアスファルトが悪かった訳ではなかったのか。ガーミンに入れたGPXデータを基に後ろにいるキャロル選手に曲がり角をジェスチャーで伝えながらゴールの中央公園を目指す。

 

公園の手前の赤信号でストップ。ここまで来ればもういいだろうと。

追いついたキャロル選手に「一緒にゴールしよう!」と言われて最後は並んでゴール。

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Time:5:22:03 部門総合15位、男子総合14位、年代別4位

 

 

 

自分の想定タイムよりも30分以上早かったので結果としては上出来なんだけど、どうせなら年代別で3位には入りたかったなと・・・それはちょっと欲張りかな。

 

ゴールしてから完全に熱中症の症状でしばらく水分取りつつダウンしてた。甘いものは口にしたくなかったけどカルピスはグビグビと飲めたな。

タブレットは明らかに足りてなかった。ここまで追いつめられるとは思っていなかった自分の完全なミスなんだけど、贅沢言わせていただけるならエイドステーションに欲しかったなという気持ちはちょっとあったりする。

 

食べるものの補給は持って行ったもので走りきるだけなら足りてた。しかしながら余裕を見てもう2つくらい何かを持って行っとくとよさげ。

水は意識的にとるように心がけてたつもりだったけど顔振峠からミスコースしなければ水を飲まずにユガテまで行ってたかも・・・うん、自転車と一緒で息が切れてても走りながら流し込む練習したほうがいいかも。

そしてゴールしてから明らかに飲んでる水の量は足りてなかったのは実感するほどだった。

 

一回やってみてなんだかんだ105kmの部でも完走は目指せるんじゃないか?という気になる大会だった。

来年出るときは挑戦するか、35kmの部でもっと上を目指すか、ちょっと悩んでみたいと思う。

 

最後に一言、地元を楽しめる大会を運営していただいたすべての方々に感謝したいと思います。