山麓暮らし

ほぼ自転車

箱根ターンパイクヒルクライム(後編)

箱根ターンパイクヒルクライム(前編)の続きです。

スタートして初めのカーブの手前から加速し、まずは様子見で周りと合わせてみる事に。
自分一人でペースを作るのは実は苦手なんです(^^;
周りの様子を見ながら登っている間に1キロ地点を通過。

相変わらず周りの人たちの上下動が激しく、抜いては抜かれてを繰り返して2キロ地点。
この頃になると周りも落ち着いてきて、呼吸の合いそうな人と登っていました。

体調も悪くなく、乗ってきたペースで淡々と走ります。
ただし、垂れてくる汗が目に入って痛かったのでサングラスはほぼ着けられませんでした。。



登りの中での初めの橋では大きく背伸び。
橋辺りから見える下の景色は良かったですね。

でも4キロを超える辺りから今までペースを抑え目に行っていたのを逆にペース維持の為に頑張る事に。
もう一つの橋を渡る時にはまた景色に目をやっていました。



5キロを過ぎてからは残りの距離を考えながら・・・
でも人に抜かれる事無く、逆に視界に入ってきた人たちを一人ずつ抜いていくのがちょっと優越感。

距離よりも上りが楽なのを選び、ずっとセンターラインあたりを走っていました。
8キロ位からはたまに下を向かないと厳しい状況に。

でもスピードは緩めないように。
ひたすら前を走る人をいつか追い抜いてやるという思いで最低でも付いていきました。

どんなに苦しくても抜き返されるのを考えると頑張れました(^^;
抜き返されるとやる気を維持できなくなりそうだし。。

でも10キロ地点位だったかな。
後ろから早い人が上がってくる気配がしたので、ナンバーを見てみるとBクラスの方。

はえ~」とか思うも、自分はついていく事は一瞬でもできませんでした(^^;
とりあえず、前にいる一人だけはゴールまでに抜こうという気持ちだけ。

11キロくらいからは下りだったので足を休めつつ50キロ近くまでスピードを上げて、
ケイデンスを落とさないようにして急登をやり過ごすとまた下り。
あと1キロの表示を見たら登りもパワーで押していきます。

最後は下りの勢いを利用してゴールまでスプリント!
顔すらあげられない位に疲れ果ててました(-。-;)

ブレーキをかけるのが億劫なくらいに疲れ果てました。
ロードサイクルでゴール地点が上りではないといけないのがよく分かった(^^;



とりあえず惰性でチップ回収の所で計測チップを外し、適当な所に自転車を置いたら吐き気・・・
多分、ロードバイク3年間乗ってきた中で一番体に負担をかけたと思います。

この時に久しぶりに腕時計の存在に気づき、タイムは54分台を指していたので、
目標の一時間切りを達成できたことを確認して一安心。

足取りもフラフラの中、家族と落ち合って焼きそばを渡されたけど食べれないし。
でも吐き気だけなので山頂の様子は写真を撮っていました。
$たけのひとりごと
$たけのひとりごと

見事に雪の降りそうな雲ですね。
実際、息が真っ白になる位に寒くなっていたし(-。-;)



吐き気が収まると焼きそばにラーメン大盛りとおでん。スナック菓子を食べ漁っていました。
そんな中、建物内で結果速報のQRコードを見つけたので、結果をチェック。

Time: 50m11s
順位: Aクラス25位。


・・・そんなに早かったの?というのが自分の率直な感想。
だって1時間を切るのが目標だったし、腕時計を見た地点では52分台位と思っていたし(^^;

ちなみに、総合順位でも100位以内に入っていたので上出来だったと思います。
全参加者1300人くらいだったみたいなので上の一割には入れましたヾ(@°▽°@)ノ

競争でこんなにいい所にいるのは久しぶり・・・
いい結果が出るとこんなに嬉しいものなんだなと感じていました。



で、下山の時間となったので外に出てみると雪・・・
$たけのひとりごと

ここは小さい時から何回も来ているけど、雪が降っているのは初めてかも。
ついでに自転車で来る事はそうそうないと思うので記念写真。
$たけのひとりごと

フリース+自転車用ジャンバーはかなり良かったです。
12月の山道の下りでそこまで寒い思いをしないのは初めてかも(^^;

ただ、30キロ前後でブレーキ引きっぱなしは疲れましたが。



駐車場に戻って家族をピックアップすると箱根湯本の近くの温泉へ。

体をリフレッシュするのには良かったです。
走り終わってからずっとあった太もも前側の筋肉痛も無くなったし。

小田原駅で家族と別れ、自分は徳島に戻って翌日の4時には鳴門に到着しました。




とりあえず、この大会のコースは平均7%って嘘だよな~と思いました。
だって11キロ位からの下りがあるので、本来上りの平均は9%位あるはず。

でも最大勾配が13.5%とすごく苦しいわけではないので、のらりくらり登っていけます。
もう少し突っ込んで行けたなと思ったのは来年以降の反省点にしたいと思います。

次回もこの大会にはぜひ出たいですね!
次は絶対に50分を切ってやる・・・(-_-メ

そんな感じで目標もできたし、楽しく参加できた初めての自転車イベントでした。

目標達成のためにはとりあえず体重をベストに戻すことからだなぁ・・・
これから練習の方を頑張っていきたいと思います。