3時半起床。アラームもかけずに6時間半睡眠。
いつも家で過ごしているのと同じ睡眠時間だ。
ここでの宿泊はお湯が作れないのを3年前に知っていたのでブルベ中定番のカップ麺やスープは作れないのでおにぎり等だけで済ませる。
諸々準備して4時10分にはチェックアウト。
前日の夜から降り続いているらしい雨がまだ上がっていなかった。
前日の予報では未明には上がるって言ってたのに・・・
前回はトラブルで5時前後に出た覚えなので、まぁのんびり行っても前回同様に終われるでしょう。
まだ真っ暗でほぼ点滅信号な市街を抜けて静かな山の中へ入る。
前回走った記憶を呼び起こしながら進んでいく。
周囲が明るくなってきて「こんな所あったっけ?」と思いながら。
参加者を一人追い抜いた。もしかしてオーバーナイトで走ってた方かしら?
高梁に入って本格的に登るようになってからはいったん休憩入れてみた。
本当はトイレに行きたくて、その中で集落に入ったので見渡してみたけど無し。
あきらめてふるさと村まで登る事に。
ある程度登って右折すると最後の3km程を登った先に最後の通過チェック。
残り1km位からすっぽりとガスの中に入った。
通過チェック8 1127km 6:52
やっぱり明るい時間にここは来たい。
さて、ここからの下りが問題。
今回は雨上がり。しかもあの下り、結構苔があった気が・・・
やっぱり。対向車が来なかったのが幸い。
苔のラインを跨ぎながら慎重に下っていく。
下の大通りまで出るとかなり気が楽になる。
しかし走り始めからだったけど今回はデリケートエリアが雨でダメージを受けているのと、右手の痺れが気になる。
特に手の痺れは今までに出たことのない不具合だ。
そして自分の体を左に傾ける癖が意識していないと非常に強く出てくる。
おかげで右側の背筋が張って痛い。
これだけ体の不具合が出たブルベは初めてじゃないだろうか?
天候も影響しているだろうけどちょっと酷い。
そうした痛みもあって腑抜けになって「これが最後の長い登りかぁ…」と登っていたら右から追い抜きざまに見知った人に声をかけられる。
三船さん、どこにいたんですかw
自分のペースだとちょっと違いすぎたのでちょっと踏んで追いつき、ご一緒させていただく。
前回も兵庫のPCから倉吉まで130km位をご一緒させていただいたが、今回もお話ししていると残り距離がだんだんと少なくなっていく。
自分が生まれる前から選手として走っていた方の話は楽しい。
途中下りでスリップしてちょっと落車。フロントの抜け方は他地域では経験のないものだったな。。。
雨の西日本は話に聞いていたけどやっぱり路面が違うんだなと実感。
そんなトラブルはあったけど機材的には問題なく。
この頃には雨も上がって最後のPCへ。
PC5 1176km 8:50
ここからも三船さんと。
ルートの解説や、過去のブルベの話とかを聞いていたらあっという間にゴールだった。
GOAL 1202km 10:16
今回は78時間1分。
前回も今回もゴール時間を同じ位に何となく合わせていたから時間も同じ位。
Day4 走行データ
5:17:45 123.8km 1232mUP
NP139W Ave113W 2182kJ
Ave115bpm Max153bpm
輪行支度してるとBBから錆が流れ出てるのを見つけた。
乗ってる感覚からヘッド下のベアリングは怪しかったけどわりかし機材的に満身創痍だったんだなと…
そういえば3日目朝に差し直したチェーンルブは4日朝の雨を経ても落ちてなかった。
GOKISOのこれ、なかなか良いものでは?
ただ試供品で何処で手に入るかもわからないのがちょっとあれ。
その後少々ごたごたしたけど無事に新幹線に乗って帰宅。
乗り換えで横浜線がちょうど遅延した時には電車を4本くらい見送ったけど。。。
雨模様な車窓の風景を見てると「もういいです」という気になっていた。
それだけ雨に降られた1日半が嫌なものだったという事だろうw
今回の持ち物、気温的には不足もなく良かった。
ただ衛生面からビブの替えは持っといたほうが良いと思った。特に雨がらみの時には。
またエマージェンシーシートはオーバーナイトするなら持っといて損はない。
防寒テムレスはGWくらいまでの雨には非常に有用。
そして雨が降る中でグローブをずっと着けていると手がふやける。
手の痺れの原因はここにもあったと思う。シャワーを浴びたら治る程度だったが。
こんなものかな。
10度を下回らなかったのもあったが、総じて今回は持っていなくて困ったことは一つもなかった。
フロントライトも満充電でバッテリー2本半位した使わなかったし。
3年前と同じく今回も山陰、山陽のいい所を一気に回らせていただきました。
4年後、また状況が許すなら参加したいと思う。
代表は過去2回はそんなに雨に祟られることが無かったと言ってた。
次回はまた良い天気の元走れることを期待したいと思う。