山麓暮らし

ほぼ自転車

箱根ターンパイクヒルクライム(前編)

今週に入ってからの仕事量が半端ないです。
自転車乗りたいなぁ~・・・



さて、ようやく先週末の話題に入ります(^^;

徳島に住んでいるのになんで参加したかというと、
10月の前半頃は転勤先が東京という話だったからです。

夢と消えて徳島に残留となりましたが・・・



気を取り直して、土曜日の朝から徳島を出発して埼玉の実家の方へ。
2時間に1回くらいのトイレ休憩以外は止まらずに行きました。

徳島~埼玉で7時間ちょっと。
距離も600キロ強あるのでそんなものでしょう。

土曜は早めに寝て翌日は4時起き。
今回の大会スタート地点の小田原まで。

家族の山頂行きバス券を取るのに6時前から受付へ・・・
できれば8時着位で来たかったなぁ(-。-;)

この時に空を見ていて、ヒコーキ雲がなかなか消えないのを見て、
「やっぱり今日の天気は下り坂か・・・」とちょっとやる気ダウン。。



一旦朝ごはんを食べに行って小田原アリーナに駐車。
計測チップを付けるのに公園に行ってみると
$たけのひとりごと

すげ~。店やサイクルショーでしか見た事ないパーツがいっぱい(笑)
周りの機材を見ているだけでも楽しめる空間でした。



荷物を家族に手渡し、上着を何も持たなかったのでスタートまで寒い思いをする事に・・・
スタート地点に行くと曇ってくるし。
$たけのひとりごと

スタートアーチの向こうがいきなり10%程度の傾斜とはいいロケーション。
このアングルでのんびり写真を撮れるのはこの日だけでしょうね。

選手待機用テントで体をこすりながらスタート時間を待つ事に。
併催の学生ロードのスタートが近づくと皆さんゾロゾロと様子を見に集まりました。
$たけのひとりごと

学生たちがスタートするとすごい勢いで上がっていく・・・
周りからは「早っ!」「えぇっ!」など驚きの声が一斉に上がりました。

自分はただ呆然としていましたが(^^;
でもこのスタートを見たおかげでいらない力が抜けました。



時間が進み、寒さで脚を震わせながらスタートラインへ。
前の方にいたおかげで上り坂でビンディングをはめないといけない・・・
$たけのひとりごと

2分前、1分前、30秒前とカウントダウンされていきます。
サイコンをリセットして腕時計のストップウォッチを準備。

10秒前からは体の震えがふっと止まりました。
「あっ、やっぱり緊張してるな」と感じましたがその気持ちを楽しむ時間はありません。

2秒前に腕時計をスタートさせます。
そして小田原市長の号砲を合図にスタート!



心配していたビンディングはすんなりハマりましたが、
周りの人達のチャージがすごい。

前の人が少ないので圧倒的に抜かれる方が多いのです。
この日までヒルクライムでは人を抜いた事しか無かったので変に新鮮(;´▽`A``

初めから飛ばすつもりはなかったのでハンドルに腕を付きながら登り始めました。
初めて参加するサイクルイベントでバテるのは嫌でしたし。

でも後ろからガンガン抜かれるとちょっと負けん気の強さが災いする(^^;
「このペースならついていける」と思った人が横をすり抜けて行くと、ハンドルを持ってついて行ってみる事に。



人と競争するのがこんなに楽しいと思うのは久しぶり。

「楽しいな・・・」

思わずつぶやきながら急登でのペースを上げます。
この瞬間は頬が緩んでいたと思います(^^;


「行ける所まで行ってみよう!」
そんな気持ちでペースを上げていきました。