山麓暮らし

ほぼ自転車

ツール・ド・おきなわ140km

レース当日。

結構気持ちよく寝られたし目覚めもいい方。

 

5時起床で少しgdgd

寝ぼけた頭を少しずつ覚ましながら100kmの部に出るOさんとYさんをお見送り。

140kmに出るK君と自分は自走2kmですが、お二人は奥スタートなのでバスの時間のために先に出発です。

 

自分は6時を過ぎたら朝食。

コッペパン、サバの缶詰、おにぎり各一つずつ。

 

7時位にスタート地点の道の駅へ出発です。体の動きは悪くないな。

レース距離は140kmながら一本目の普久川ダムまでそこまで距離が無いのでちょっとペースを上げて160辺りまで一回上げます。

 

スタート地点に着くと自転車を置いてお久しぶりな方、お馴染みな方、実際には初めましてな方。

いろんな方々と挨拶しつつ、スタート時間を待ちます。

金属フレーム×アルミリムホイールは自分しか居なかったな(^^;

国際レースの列が通過してからスタートを待ちますが、どうも30分位後になるそうな。

朝になって原因不明の張りが出てきた脚の前側付け根をほぐしながらgdgd

 

招集がかかるとともに一斉に移動。

そして9時ちょうどに号砲が鳴ってスタートします。

 

 

 

まずは一回目のダムまでの移動という感じ。

アップダウンのたびに「ブレーキ!」の声が上がる。

ん~・・・こんな集団で走りたくないのでさっさとダムの登りで落ちる人には落ちて貰いたいな・・・

自分が落ちる可能性もそれなりにあるけどw

 

少し進んでサイコンから「走行を検出しました」と音が出る。

よくあるスタートボタン押し忘れ(^^;

初めてのツールドおきなわ、やっぱり緊張してたかな。

 

大きな集団で2本目のトンネル辺りでは前に行きたい人たちがわーっと上がっていく。

ダムに向かって右折すると意識的に少しペースを上げたのかな?

前日の試走時に思っていた通りの集団の動き。

 

勾配によって上げ下げがある。

勾配がきつくなればそれだけキツイペースになるから全く気が抜けず。

時折ダンシングを交えながらKOMポイントまで。

 

普久川ダム1本目 18:05 281W 182bpm

 

ここから下って補給ポイントの登りを登り切った分岐を一回目は左折。

ここからある程度は下りが多め。

 

下りきるとアップダウンが繰り返される区間をサイクリングペースで。

集団だと勢いで登れる所がほとんど。

 

そうこうしていると前日に見た風車のポイントを通過。

ちょっと長めの登りを行って下ったら奥の集落を通過して100kmの部のスタートを待つ列の前を通過して奥の登りへ。

ちょっと警戒していたけど淡々とこなします。

 

奥の登り 11:10 243W 172bpm

 

 

 

ここを通過すれば次の普久川までド平坦。

サイクリングペースでダムの手前でペースアップした勢いでそのまま登りに突入。

 

ここでは集団の前方に位置してヒルクライムペースで。

頂上が近づくとKOMを取りに何人か飛び出していったのは静観。

 

普久川ダム2本目 18:45 268W 182bpm

 

 

 

KOMを超えて補給ポイントへ。

ボトルを受け取ろうか迷ったけど空いても居なかったのでいいや。

先の分岐を右へ。

 

下った先の学校坂へはアタック警戒もあって前目で入る。

でもここは何事もなく淡々と。

 

学校坂 16:55 244W 173bpm

 

 

 

これさえ超えてしまえば大きな登りはこの先しばらくありません。

登り切った後のアップダウンで集団は完全に緩みました。

ここからはしばらく淡々と距離を消費していく感じです。

 

2~3人が先行していったのは知っていました。

それにジャンプしようか考えつつ少し前に出てみたけど雰囲気的にも集団で捕まえに行く感じでもなく。

無駄足使うだけになるなら・・・そんな事を考えたので集団内でおとなしくすることに。

最終的に集団から置いてかれたくらいなら挑戦しても良かったのかなぁ・・・

 

ここら辺のコースは前日に車で走っていたのが助けになりました。

「これ危なそうだな」と思ったところで落車が起きたりしてたので(゚_゚i)

 

 

 

 

レースが動いたのは2つ目の補給ポイント前後にて。

ボトルを受け取りに各自動き回っている所で少し前の感じが怪しい。

「これはいくか?」と思ってたらやっぱりペースが上がった!

 

ぐーんと縦長になった集団から何人かリストラされたかな?

先の下りに入るまで結構きつめだった。

ここで最大心拍数196bpmを記録。

Stravaだとどの登りになるか分からなかったけど多分これかな。

 

Tod 有銘の登り 4:40 282W 183bpm

国道331号線 Climb 3:28 293W 185bpm

 

ここで脚攣りの兆候が・・・

ふとボトルを見ると750mlのボトルを半分位しか飲んでいない。

強度がずっと高いわけではないとはいえこりゃちょっと危ない・・・

意識的に水を飲みますが、もう補給ポイントはこの先ありませんから節約しつつ。

 

 

 

下りきってから羽地ダムまでは再びサイクリングペースに戻る。

ここで100kmアンダー39の先頭と追走集団に追い抜かれる。

 

「勝負どころはやっぱり羽地ダムか・・・」

そこに向けて脚を貯めつつ進んでいきます。

 

左手にマングローブ林を見つつ進んでいくと右折ポイント。

曲がってすぐに羽地ダムへ上がっていく橋が見えると高揚感を覚える。

登りに入る前に先頭のペースが上がり棒状に近くなっていく。

 

そして上りに入った瞬間、スイッチが入ったように集団先頭がかっ飛んでいく。

確か去年の100km優勝者が先頭だったと思う。

自分は登りの序盤は付いたものの、脚が遂に攣りました。

それでも何とかダンシングでパワーをかけようとしますがそんなんじゃ追い付かない強度で先頭は遥か彼方へ。

 

 

 

その後姿に泣きたくなったし、情けなくもなった。

でも気持ちを何とか切らさないように前の人を目標に走ります。

 

トンネルを抜けて二つ目の登りを何とかこなす。

その後、一旦下りて次の登りで「これ登れんのか?」と思う位に脚攣り。

それも勾配が緩めば何とかごまかせたので後は国道までのダウンヒル

 

羽地ダム 9:35 271W 188bpm

 

 

 

バンプの度に脚が攣って一回声を上げた。

それでも平坦に近くなった時には回せる位に。

他の遅れた人たちと一塊になって国道へ。

 

最後の一本道ですがローテーションが綺麗に回らない。

きつそうな人はジャンプして先頭に立ってペースを維持していきます。

 

残り5kmであるイオン坂。

「これがキツイの?」と普通の時には思う坂ですが、最終盤に出てくるとそれなり。

確か先頭で入っていってここでまた盛大に足攣り。。。

 

先頭交代して落ちながら水を脚にかけて回復を計る。

斜度が緩んだ所で回せるようになったのでまた先頭交代の列へ。

 

残り1km。相変わらずローテーはスムーズに回らない。

イナーメの一人が出て行ったけど付いていく人はおらず。

それについて行って追い抜いて残り500m。

 

後ろを振り返る余裕は無し。

走行していると横に来た人たちがスプリント体制に入った。

合わせて入ろうとしたらまたまた脚攣り!!

「あ~あ・・・」とやる気を無くしてスプリントに飛んでいった人を見送って終わりました。

 

今回データ(はじめ4km程スタートボタン押し忘れ)

Time:4.01.17

Dist:139.1km

SPD Ave:34.6 Max:84.6(km/h)

CDC Ave:87 Max:146(rpm)

HR Ave:159 Max:196(bpm)

PW Ave:177 Max:762 NP:227(W)

 

ゴール後は止まったらすぐに頭痛が出てきた。完全に熱中症になってたな・・・

水分はスポーツドリンクが一口、水も体に掛けただけで200ml位余ってる。

水分補給は最高気温27℃の中で140km走ってきてるのに700ml位。

足りているわけが無いですね(´・ω・`)

 

ちなみに食べたものもレース直前にパワーバーチョコ、CCD赤ジェル各一つ。

レース中はCCDジェルレモン2本のみ。

 

 

 

色々とデータ見返してみると足攣らなくても羽地ダムはトップに付いて行けなかったかな。

アベレージで走るのはそれなりにこなせるけど、ガンっと上がるのは力が足りない。

 

今回は緩む所は緩み、キツイ所は本当に強度が上がる。これを何回も繰り返す。

多くのエンデューロレースはやっぱり本当に市民レースなのかなと思いました。

実業団は上がった強度が桁違いに高く、しかも何度もそれを出せる。

上のレベルになるとアベレージも高くなるから更に辛くなると。。。

 

今回、一緒に来たKくんが羽地ダムで自分が遅れた集団でのスプリントで見事3位!

K君に話を聞くと、今回は普段のJBCFレースよりもキツかったそうな。E1の人がそんな感想を持つレースなんだからやっぱり相当にストレスがかかるレースだと思います。

この中で最後まで着を争えるレースをしたいとなると地力も上げられる強度も足りてない感じを受けました。

 

でもそんなレースだからこそ、その中で争いに残りたいし、勝ちを狙える位置に行きたいと強く思えるレースでした。

こりゃ来年も沖縄に行かないと行けないかw

毎年出ている人たちの気持ちが分かった気がします。

 

 

 

ゴールした後のチップ回収場所にYさんがシフトワイヤー切れた状態でいました。

それだけで「何したんですか?」と聞きたかったけど順位を聞いてびっくり。

100kmオーバー40の部2位!!

 

残り30kmでリアのシフトワイヤーが切れてフロントの変速のみで走りきったとか。

って、インナーとはいえトップギヤで羽地ダムを登って着に絡んだということですね(^^;

恐ろしい・・・最後の直線はアウタートップでこなしたそうな(・・;)

 

逃げてた後一人を5秒差で捕まえられなかったようで悔しそうでしたが、そんなメカトラブルがあったら自分は心折れてレース捨ててそうです。。。

こんなにすごい方がこんな身近にいるとは(^^;

 

Oさんも無事にゴールに辿り着き、一緒に来た4人全員怪我なく無事にゴールです♪

 

 

 

ゴール後は知り合い探し&お話。

一通り終わったら表彰式へ。

とりあえず食って飲んで

 

国際レースの方はブリッツェンの増田選手。

市民レースのトップクラス210kmの部は高岡さんの連覇で幕を閉じました。

 

 

 

とりあえず無事にゴール出来たということで正直な所、ほっとしました。

自分の最終的な順位は27位。

140kmだとシード権あるか分からないけど50位以内なので一応、シード圏内です。

金属フレームを使っている中では一番だったんじゃないかと思っていたり(意味は無い)

 

リザルト一枚目には乗ったから最低限の結果は残せた感じですね。

ちなみに140kmの部は出走377名、完走279名だったらしいです。

 

さて、レース終わったからとりあえず宿に戻ってさっぱりしますよ~

長くなったのでここからの話は切り離します。

 

 

 

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