山麓暮らし

ほぼ自転車

車坂峠ヒルクライム

さてさて、8ヶ月ぶりのヒルクライム大会です。

 

 

 

今年は体重はそこまで考えていないです。

そのため、ベスト体重から+3kgほど重い所で推移しています。

 

機材的にはまだヒルクライムでは使ったことのないXR4で。

写真は今回のではないけどC24を履かせて参戦です。

 

レース前一週間はとりあえず疲れを取ることを再優先に。

この頃慢性的な疲労感(これは原因わかってない)があったのもあり。

 

短時間高強度と流しレベルのローラーのみで当日まで。

普段は短い時間でも乗れる時に乗っとく生活をしていますが、今回は本当にのんびりとしました。

前日は少し乗っておきたかったけど用事があったのもあり断念。

 

 

 

さて、レース当日です。

朝3時半過ぎに起床。4時過ぎには家を出発。

ガソリンと朝食を買って行きます。

途中のPAに一回寄って到着。

小諸って碓氷峠越えた先と考えるとあまり距離無さそうだけど時間は6時半過ぎ。

 

アップ用のローラーを持ってこなくても手頃な坂が多いので不自由ない感じ。

アップメニューが決まっているとかなら当然、ローラーが必要でしょうが。

 

早速受付に。

参加賞でこんなの貰ったけど、去年も出た方々に聞くと結構美味しいらしい。

同じレースに出るIWANさんたちと合流。

このレースで夜練会のチーム名でエントリーしたのですが、ランドネきたかんでチームジャージをビリビリにしたのでお借りしましたm(_ _)m

 

周りの坂で適当にアップ。

体の動きは良くは感じないけどパワーの出方は悪くない。

 

ちなみにこのレースではエンジョイクラスも有り、こんな自転車も走っていましたね。

前に乗っているお父さんのドライブは当然有るのですが、後ろの子供の方にもリアカーの車輪を漕げるようになっているのです。

しかし肝心の登りで漕いでくれず、下りだとグルグル回してくれるとかwww

「今日はお父さんと頑張らないとね!」と子供に言ったけどどうなんだろうな~(^_^;

レース中に追い抜いた時には荷物になってたwww

 

整列場所に行ってダラダラしている間に日差しが暑い・・・今回は暑さとの戦いもあるか

スタート地点の標高が1000m近くなのでちょっと想定外だった。

 

 

前目からスタートすることに。

号砲とともに出るとゲストのトライアスリートとAQUA TAMAの人たちを筆頭にかち上げてく。

始めのうちに勾配が緩む場所がそれなりにあると分かっているとその方がいいけどコースは試走もしたことなければYOU TUBEの動画でも一回も見たことはない。

 

結果、勾配が緩む所はそんなに無かったので初めからマイペースで行けばよかった・・・

下手に脚を使う前に先頭から落ちていきます。

 

そしてスタートして10分くらいの所で左脚に脱力感を覚える。

「?」と思いながら進もうとしますがどんどんと左足から力が抜けていく・・・

しまいには右足にしか力が入らなくなってクランクが回らなくなります。

 

それでも何とか左足は体重をかけて足をつかなくていい位のレベルをキープ。

まったく初めての症状で頭のなかは軽くパニックです。

足を叩いて治るものか分からなかったけど痛いくらいに力いっぱい叩きながら登っていると段々と力が戻ってきました。

 

これなら、と再びヒルクライムと呼べる強度まで上げていきます。

しかし、左足の力は完全には戻ってこない・・・

 

時々、「力をこれ以上入れるとまた脱力しそう・・・」と感じる時があってその時は左足で踏まないようにしたり。

もうペダリングは時々グチャグチャで右足が残り3kmから筋肉的に限界を感じ始める。

ケイデンスを変えると足にすぐ来てしまうのでいつも以上に先の勾配を見ながら前もってシフトしていく。

 

もう残り2kmが遠い・・・前に見えてくる選手の数が増えてきたのが心の支え。

こんなんでも追いつける選手がいる以上、追いかけようという闘志が湧きます。

 

人の声が聞こえてきて山頂が近いことを感じますが、そこからスパートという余力は無く。

へろへろになりながらゴールへと辿り着きました。

 

データ(スタート~自転車置場まで)

Time:48.13

Dist:11.36km

SPD Ave:12.9 Max:37.2(km/h)

CDC Ave:75 Max:108(rpm)

HR Ave:186 Max:191(bpm)

PW Ave:230 NP:245 Max:564(W)

 

ただし、Oltreは左クランクのみにしかパワメ付けてません。

「このワット数でこの勾配をこのスピードは無いな」と走っている間、サイコンを見ながら思ったくらいなので本当は右足が頑張っていてもっと出てるかも。

一応、タイムと体重からの計算上はNP275Wなはずなので。

 

 

 

去年の赤城山ヒルクライム以来の短時間に出しきる感じ。

練習では味わえない位の疲労感が逆に心地いいです。

走っている時に桜が散っていたのですが腕に一つ花びらがくっついてた

 

でも疲れ方が変だったので色々モヤモヤ・・・

 

とりあえず振る舞ってもらえる豚汁とバナナを貰ってのんびりと。

 

チームの方と合流して~なんてやっているときに自分の自転車辺りから「プシュー!」と大きな音。

?と思いつつ後になっていざ自転車を動かそうとしたら・・・

自分のだったwww

ゴール後で良かったです(;^_^A

 

パンク修理してから下山。

 

とりあえず焼きそばやらアイスやら。

 

抽選会待っている間もあつすぎてかき氷追加。。。

 

 

すべてが終わって帰りますよ~と車を運転し始めると体が暑さにやられているのが分かる・・・

道路脇の温度計などは30℃を超えていたので暑さに慣れてない体ではしんどかったですね。

 

途中のSAでも安定のスタバでフラペチーノを。

 

 

14時頃発で関越の渋滞ポイントはちょっと詰まってたけど17時半には食事準備出来るくらいに帰ってこられました。

 

 

さて、今回の左足の脱力感。

熱中症の症状ではないかなと思います。

朝からの水分摂取も実はいつも以上に少なかったのです。

 

レースは高強度で走りますから熱中症になっても前の自覚症状なんて感じられず、いきなりきてもおかしくありません。

5、6月はまだ毎日が暑いわけでもなく、暑いとなれば気温以上に汗をかく事もしばしば。

この辺りは去年辺りから顕著です(加齢の影響?)

終盤になって発汗量に気づきましたが、真夏並みの量でしたし、これからは体に蓄える水分というものをこの時期には考えて大会に望む必要があると感じました。

 

そしてスタート地点で少し寒いと感じるわけでもなければボトルも持ったほうがいいのかなと。

ヒルクライムでは基本的に水を持たないし、赤城や乗鞍はボトル無しで問題なく走っています。

 

ただ、以前に一回だけボトル無しで後悔したことがあるのが去年の富士ヒル

「67分も走るんだし、持ってないといかんのか~」と思いましたがそうじゃない。

暑さに慣れていないこの時期だから余分に水分を取るくらいじゃないと自分はダメなんだと思います。

標高が高くなれば風は冷たいかも、なんて考えもありましたが今回はそうじゃなかったし。

 

 

 

しかし、勿体無いことをしたなぁ~・・・

個人的に自己管理の失敗は一番あってはならないこと。

コース的には自分にとって相性は悪くないし、調子自体は悪くなかった。

暑い以外にレースコンディションは言い訳できる環境じゃなかった(暑さも記録的には害になりますが)

 

ちょっとこの大会はまた出たいと思います。

ちゃんと自分の中で納得のできる走りをしたい。

 

そして何より大規模大会にない感じがとても心地いいです。

大きな大会は知り合いも多く参加してそれはそれで楽しいのですが、

運営側の方々との距離なども遠い感じがしてちょっとさみしかったり。

 

最近はブルベ以外は大き目のイベントにしか参加していなかったので久しぶりにアットホームな中でレースして楽しく参加させてもらえました。

 

 

 

さて、次はというとBRM603埼玉600kmか。

最近は600kmが多く開催されていて「おぉ~」と観客気分で参加者の話を聞いていましたが、

自分が走る番が来たようです(別に嫌とかではないですよ?)

 

こちらは去年、暑さの中で走ったブルベなので一ヶ月前倒しになった今年は去年みたいには走れないかも・・・なんにせよ動けなくなるのが一番危ない。

その辺りはちゃんと準備をしていきたいと思います~

 

 

 

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