何を話し始めるのか?と思った方も居ますかね?
大丈夫、自分が語るわけではなくて本の方です(^^;
zucchaさんの著書でブルベをやっている方々は結構買われたかな?
(自分はまだ同じブルベを走ったこともないのでお会いしたことは無いです)
周りの人達も買っている人は多かった模様。
手に取ると結構分厚いので身構えそうですが、3日間の計4時間ほどで読み終わりました。
わりかしサクサクと読めてしまいます。
中身としては題名通りでブルベの基本的な知識を始めとして、
実際にブルベを走っている用にストーリーの中で色々と紹介していく形。
結構、こういう書かれ方は好きだったりします。
実際にブルベをやっている方々なら一度は経験がある事が多いです。
あるある話が多く、クスリと笑えることがちょくちょく出てきます。
登山をやっている人が登山家の書いた本を読んている感じ。
それよりも目線が同じような所にある感じで身近な感じがします。
基本的にはブルベに向けて、という感じですが中身は普段のロングライドでも使えます。
なので結構、ロングライド志向の方でも楽しく読めるのでは無いのかな~と。
自分はブルベを走り始めてしまうとどこかで「早めに終わらせたいな~」なんて思い始めちゃって、
短めの時間でゴールしてしまうこともしばしばですが、この本で少しくどいように言われるのは、
ブルベの楽しみ方は無限にあるということ。
ブルベは十人いれば十通りの楽しみ方があると思います。
ゆえに走り続ける、あるいは完走するための手段もごまんと出てくるわけです。
普段から100km走る人でも目的やコースによって変わってきますよね?
自分を例えにしちゃいますが、100kmは早朝3時間半もあれば練習として走る距離、
でもワイワイと他の人と美味しいお店をはしごしながら日中目一杯使って走る距離になったり。
ブルベだと通過時間や認定時間が決まっているのでその範囲内でしか行動できないだけで、名所を回ったり景色のいい所でいちいち立ち止まってシャッターを切ったりしながら走る人も居ます。
はたまた認定にしか目が無くて(自分がたまにそうだけど)さっさと終わらせる事だけしか考えずに走ってたり(^^;
なので、完走にばかり目が行きがちな人にこそ読んでみてもらいたい本かなと思いました。
決してブルベの攻略本では無い所がある意味みそかと。
そしてブルベに参加するにあたっての筆者の思いも書かれています。
あまり書き出してもあれなので、この辺は読んでいただければ分かるかと。
最近は一部で人気も出てきて開催数も多いので特に心に留めて貰いたい事ですね。
自戒の意味も含めて読ませていただきました。
そういう意味ではこれからブルベを始めようとする方にも是非読んでいただきたいと思います。
ちなみに、この本の中で自分の一番好きな内容。
「自転車の乗り過ぎで記憶力に問題を抱えており、苦しかった記憶もすぐに忘れて・・・」
この一文、結構自転車に乗られている方は身に覚えのある一言ではないでしょうか( ̄▽ ̄)
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