山麓暮らし

ほぼ自転車

袖ヶ浦ウインターサイクルマラソン

今年最後と決めたレース。

毎年、味スタでのクリテが最終戦でしたが、今年は下総でやるということでこちらにエントリーしました。

 

環境が沖縄後に変わり、今は片道1時間ほど自転車通勤をしているのですがそのおかげで疲労が抜けきらない感じ。

前日はランチがてら軽く回しただけで当日。

数値的にはTSB-15くらい。ちょっと低すぎか。

 

 

 

日差しがレース中はあまり出ないかもという事でウェアの下は上下おたふく手袋さんのボディータフネス。

下は普通にビブで上は長袖。とりあえず試走で試したけど、長袖は失敗したかなという感じ。。。

半袖は持ってきてないし、暑い分にはいいやとレースへ。

 

100kmと150km、6時間チームが同時スタート。

なので特に前半は100kmの人たちに先頭交代してもらってかなぁ、と一周する前は思ってた。

 

いざスタートしてみるとある程度前にいないとちょっと怖い所も。

時々先頭交代に加わりつつちょっときつめなペースで周回をこなして行く。

 

このレースでは事前にスタートリストが出ていたので自分の少ない知識で要注意人物は何人か。

RXの高岡さん、銀山さん、まこっちさんはいわずもがな。湾岸の雑賀さん、イナーメの生田目さん。

アーティファクト武井選手もエンデューロでは分からないけどE1で何度も優勝している方。

 

後は湾岸Uがそれなりに人数が居るのでRX相手に組織戦をしかけてくるのかな?と思ってた。

実際には生田目さんは出ていなかったのですが(^^;

 

 

 

時々嫌になるようなペースでレースが続いていく。

100kmの部が残り5周くらいになった時にふと気になったので近くにいたマトリックスの森崎選手に確認してみる。

「100kmと集団分けるんですか?」

「僕一人では分けられません!でもゴール前では分けます!」

 

とのこと。そりゃ一人でやるにはかなりの無理があるかとww

他にサポートライダーいないしなぁ。。。

 

そして高岡さんからも周回数を確認されたのでちょっとやりとり。

そんな事をしていると100kmの部は残り1周に。

1コーナー立ち上がりでアタックがかかったので100kmの人たちに声を掛けて先に行ってもらう。

 

「え?この人数でラストかよw」

とか集団内から聞こえてくる位のカオスな状況。

ちょっと牽制で上げ下げがあったけど150kmの部の雑賀さんが集団を縦に伸ばしたのもあって100kmの部は無事にゴール。

見届けたら150kmの人間だけになってのこり21周。

 

 

 

始めは全然上がらず。

銀山さんがスーッと上がって行ったので一時的にペースは上がったけどすぐにまったりペースに戻る。

ん~・・・煮え切らないなぁ。。。

 

このままだとライバルが多いままで最終盤になりかねない。

そんな事を考えていたらするすると集団から前に出られた。

いや、出ちゃったと言った方が正しかった。

 

集団との間が開いた。それなら行っちゃうか。

湾岸さんが人数を揃えていたので差を広げれば追走してくるだろうし、何人か落ちてくれればラッキー位に思っていた。

 

ふと後ろを見るとRXのジャージが追走をかけてきてる。

待つか?いや、待ってたら集団との差も縮まっちゃうし何にもならないなと踏み続ける。

 

少しするとRXジャージが独特のロードノイズと共に来た。

高岡さんだ・・・そして銀山さん、雑賀さんも来た。

このメンバーで逃げ始めれば確実に勝ち逃げだ。。。

 

でも自分の実力では正攻法で行ってたら勝ち目は無いお三方。

とりあえず後ろとの差も分からないので逃げを確定させるべくハイペースで回り始める。

 

順調に回るようになってくると少し悪あがきもしてみるも自分の脚が想像以上に不味い・・・

残り10周を切った所でツキイチになってでも付いていくかの選択をしなきゃいけない位になっていた。

それなら回して遅れた方が練習にもなるか。出来るだけ回してから落ちる。

 

段々と差が広がるのを見ていたら自然とハンドルを叩いてた。

悔しいの一言。でもこれでレースが終わったわけでは無い。

一縷の望みをかけて単独でペースを刻んでいく。

 

しかし、残り4周辺りで後ろの集団に飲まれる。

これで完全に緊張の糸が切れた。

あとは適当に集団内で回せるだけ回し、最後の4位争いのペースアップにはついて行けず。

坦々とゴールするのみでした。

 

Time:3.39.09

Dist:149.2km

PW:250/849W

Cad:90/119rpm

HR:163/187bpm

 

終結果は9位。

これが今の自分の実力です。

 

優勝争っていたあの3人とは力の差がありすぎた。

特に高岡さんはレース中の色んな点で格が違うレースをされた感じ。

せめて勝負所になるまでは付いていきたかった。。。

 

今年、最高の形で始められた自転車レースでしたが悔しい最後のレースとなりました。

ここで見えてきた課題をまた克服しつつ、来年も挑戦者の気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。