山麓暮らし

ほぼ自転車

RM424岡山1200春輝 Day4

RM424岡山1200春輝 準備〜前日 - 山麓暮らし

RM424岡山1200春輝 Day1 - 山麓暮らし

RM424岡山1200春輝 Day2 - 山麓暮らし

RM424岡山1200春輝 Day3 - 山麓暮らし

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最終日は朝の4時起床。元々21時半には寝るつもりだったのが22時ごろになってしまったのでその分、アラームをかける時間を後ろにずらした。

朝食は前日にVIAさんでいただいてきたバナナとおにぎり。ちょいっと寂しい気もするけどバナナが香り高くて美味かったので満足。

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ホテルから4時半に出たがGarminが起動しない・・・

強制終了して再度電源を入れるが読み込みがいつになっても終わらない。別にルートはキューシートで走ればいいのだがパワーデータなどが残せないのはちょっと困る。

ググってみると出荷時設定にするコマンドがあるとか。これをやってみたら起動した!

最低限の設定をしてガーミンコネクトにルートを入れていたのでそれを入れてスタート。もう5時になってた。国道沿いの信号が点滅だったのに稼働始まってしまったではないか。

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そんなこんなで出発は当初予定より1時間遅れた。帰りの新幹線の時間を考えると10時半位にはゴールしたい所。残り129kmで6時間あれば下りがそこまで稼げないルートでも行けるでしょと思っていたがこれは結構ぎりぎりになるのでは。。。とりあえず走り出そう。

 

R313に沿って左折するとほどなくして登ってるのか、登ってないんだかというくらいの登りが始まる。これは時間を失わずに済むルートだ。斜度が上がってもアウターのままで登れるくらいの緩い登りがしばらく続く。

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前日のうちに山場が3つあることを確認していた。

一つ目のピーク手前はやっぱりそれなりの斜度になるけどそのあとは長めの下り。登っていると服装はちょうど良かったのだが下りになると声を出したくなるほど寒い!

どこかで見た気温計は3℃を表示していた。そりゃ自分が持ってきた手袋では寒いわけだ。道路わきに最後の通過チェックである吹屋ふるさと村の表示が出てくる。

 

どこかで四日目から体が回復を始めるという話を聞いたことがあるが、それってただ疲労に慣れて走れる気になるだけでは・・・と前日あたりから思うように。だって前日から走れてる感覚から進めてると思ってる進捗よりも確実に遅いんだもんw

 

国道から県道に左折すると2つ目の登りに差し掛かる。これがふるさと村まで続くわけだ。川沿いから外れ、斜度が上がったのを登っていくともう一回右折してもう一段斜度が上がる。それを2kmほど登りつめるとそこが通過チェックだ。

通過チェック12(1134.6km 7:18)


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こういう街並み、自分は早朝に来るのが大好きなのでこの時間に訪れられてよかった。

竹原の町並み保存区に行くとき、もちろん昼間~夕方に一回行くのだが翌朝の出発点にするのもこういう理由だったりする。


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さて、日は出てきたもののまだ空気は冷たいまま。ウィンブレを着込んで下りに入る。

下っている間にはこういうところも。

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左側に岩があってたまにGPSロストするらしく、Garminさんがピロピロうるさいw

R313に一瞬だけ合流して通勤ラッシュかぁと思ったけどすぐに県道にそれて交通量が減った。日差しが暑くなってきたのでウィンブレを脱ぐ。

また緩めの登りが始まる。もう4日目だしあとはゴールするだけ。たらたらと登り切って下る。

 

下ると路肩のないR486に。同時に強めの向かい風が吹いてスピードに乗れない。

暑くなってきた所で上のインナーも脱ぐ。大型車とのやり取りに疲れたのもあってこれがいい一息になった。高梁川を渡って少し県道を行くと川沿いのサイクリングロードへ。


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このころにもまだ向かい風が吹き続けており、少々飽きながら。

サイクリングロードを抜けると道路標識にゴールの「早島」の文字が出てくる。ちょっと丘陵地帯を抜けたら「あれ?もう早島??」という感じでゴールの市街地へ。ゴール地点、なんか施設の看板が出ているのかと思ったけど全くなくて一回通り過ぎたwww

折り返すと三角反射板の付いたママチャリが止めてあって「ここか!」とw

ゴール(1209.3km 10:29)


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ゴール受付してもらって終了です。

完走タイムは78:29という事でまぁ普通にホテルで寝ながら走った結果としては早いんじゃないかなと。

 

走行データ

4:59:58 126km 1299mUP 2456kJ NP163W Ave137W

グロス約5時間半

 

ゴール受付は代表と名前は知っていた森脇さんがいて「あなたが森脇さんですか!」という感じだった(本人前でそんな反応しなかったけど)

自分がオダックス埼玉でよく走ってる話をすると「○○さんは走られてるの?××さんは最近は?」など聞かれたけどすみません、自分あまりスタッフさんたちと関わりないので名前までは知らないので「あ、○○さんは△△で一緒に走りましたね」とか分かる範囲でしかお話しできなかった。しかしオダ埼って本当に日本のブルベ界では一番古い団体なんだなとこういう時に実感する。

代表には朝食以外、補給食として持っていたマドレーヌしか食べていないと言ったらお菓子の詰め合わせをサービスしていただきました(^^;

 


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帰りは早島駅から輪行で。

予定通りの新幹線に乗って無事帰宅。


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・終わってみて

まず自転車、チェーンオイルは1200kmでちょっと心許ない感じになってた。これはチェーンオイルを変えることでまだ変えられそう。まぁ少量、一回注油できるだけのオイルは持ち歩くのが吉だろう。

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自転車は通勤の仕様そのままでホイールもレーシングスポーツだったので、ホイールくらいは変えても良かったかなと思った。

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装備は減らせるのもあっただろうけど防寒に関してはちょうどか、ちょっと不足してた感じ。グローブは10℃対応でも良かった。特に輪行用の着替えは無用の長物だったけど日数もあったので重さ的にそんな荷物になるものでもないので持って行ったけどこれは一番いらないもの。

今回は三船さんの装備を見てもサドルバッグが無いというのは非常に走るうえでメリットになっていると感じた。本来はフレームバッグですべて収まるようにすると一番いいのだろう。そのためにはインナーではなく、アーム&レッグウォーマーで済ませるなどの手段があると思う。ホテルに入れば洗濯できるわけだし。

 

スケジュールに関しては無理なくできたと思う。3泊のホテル滞在と睡眠

1日目 8:30/6:45?

2日目 6:45/5:00

3日目 7:30/6:00

これだけ寝られていると走っていても眠気は夜まで来ないくてシャキっと走れる。多分、一泊8時間寝たSR600FUJIに次ぐ健康なブルベだったと思うw

とはいえ、600kmまでだと早めに終わらせてさっさと休みたくなるんだけど。。。

あと毎晩、1リットル以上の水分を必ず摂るようにしてたのは大きいと思う。そのままバタンキューするなどでは翌朝が全然違う。

 

こんな所かな?

ルートとしては山陰、山陽、瀬戸内のいいとこ取りみたいなルート。この辺りの山の方や日本海側はお初だったのもあって新鮮で非常に楽しめた。次回開催はまたPBP翌年になるのだろうか?本州でやってくれるRM認定のブルベは貴重なので次もあればまた参加したいと思う。

まあ雨にやられることがほぼ無かったのもこんないい思い出になる要因であることは否定しないw

 

内心、関東圏発着のRMブルベをどこかがやってくれないかな~、なんて思うけど…今回代表が顔を合わせるたびに色々と連絡を取り合っていた姿を見ると運営するのもかなり大変なんだろうなと思うので気軽に希望だけを言えるものでもないのですが。

 

最後に、今回はこの状況下でこのような長距離認定のブルベを開催してくださり感謝しきれません。関係者の皆さん、本当にありがとうございました&お疲れさまでした。