今年は秋の予定がなかなかBRM予定と合わない。6月初めの600は完走したので今年もSRまであと200と400。
秋の600と400はみんなもう予定が入ってるor仕事の都合が微妙…それならと今週末、ポッカリと空いてた1日で完結できそうな400がスケジュールにあるじゃないですか、という事でエントリー。
最近できた団体、Rさくらさんの400。
0時光が丘公園スタートで赤城山、中之条、六合から草津に入って渋峠折り返し。帰りは高崎経由でR254近くの道を板橋まで帰ってくる。
小学校の遠足で行った公園スタートってある意味新鮮。自分の生活内にあった施設がスタート地点になるって初めての経験だ。
STRAVAログより
0時スタートなので定番早朝みたいに始発時間なんて気にしなくていい。電車に乗ってしまえば1時間位で到着というのは間違いなく良い立地と時間。
ただ生活時間から外れたスタート、ゴール時間は間違いなく道中なにかしら苦戦する…これはしょうがないか。
今回は幸いにも前日に有給が取れたので3時間ほど夕方に寝てから家を出てこられた。
駅に着いたのがちょっと遅くて着いて自転車を組み立てて受付に着いたらブリーフィングが始まる所だった。


のんびりと検車を受けてスタート。
ペースの合わない人たちを追い越して荒川を渡る前あたりで先頭に追いつく。それなりのペースだったので後ろをつかせていただく。
バイパスを迂回する所でみなさん、迷った所で先頭に出たら信号のタイミングで皆さんと離れた。
そんなことをしていたら加須とか、もう県境が近いとかと思い始めてたら群馬県境だったw
この辺りは街の明かりがあるおかげか、雲が低いせいか空がやけに明るく見えた。もう明るくなり始めてる?と2度ほど思った位。
大通りから外れて小川沿いの蜘蛛の巣だらけの道をブチブチと音がしそうな感じで破壊しながら抜けたらそこがPC1
PC1 66.4km 2:38
そこまで暑さは感じていなかったが汗ばんでる感じはする。水分補給はいつも通り取ってここでは補給食調達と腹減ったのでおにぎりを。
出る前に2人到着したけどスタート以来見たことない方々だった。あれ?あの集団はもっと後ろなのか…まあいいや。
リスタートして周りが明るくなり始めた所でクライムプロさんが起動するような登りが出始める。雲で周りがよく分からんけど赤城山麓に着いたようだ。


登り始めるが一つ一つの登りは大してなく、丘陵地帯をいくのとあまり変わらない。
わりかし良いペースで行けるなぁ…と思ってたけどあちこちで鹿に逃げられる。狐やイタチが飛び出す。
車が居ないので元からセンターライン寄りを走ってたけどこれ、そうしないと結構やばい道だ…
本降りになってくる雨も相まって動物たちも活発に動いてる所でこのエリアに来ちゃった感じ。慎重に走っていく。



途中で古い鉄道車両が保管されてる所があったけどここはなんだろう?
2枚目は赤城山HCのコースだったはず。8年前にレースに出て以来来てなかったなw
街の方が見えるとどうもまだ雨が降ってるようだ。でも風向き的に赤城山にぶつかった空気で雲ができてるだけな感じだったのでPC2方面に抜ければ止むのでは?という感じだった。


山を回り込むと雨が止んできた。上がった所でPC2。
PC2 142km 6:10


ここまで来ちゃえばもう雨はそんな降らないだろうと。腹も減ってなかったのでサンドイッチと水分補給だけで出る。
水分は最悪中之条市街地と六合の道の駅があるし補給食もそんな減っていない。
R17の対岸は今までそんな走ったことのない所だったけど割と個人ライドでも使えそうな道だった。オダ埼さんもこの区間は国道を通すからねぇ
R17に出て比較的すぐに左折させられる。
初めの勾配はなかなかパンチのある。ただリズムができちゃえばそれに従って登るのみ。
まずはロックハート城へ。某アニメのファンにとっては馴染みの場所
ここから下り基調を行くと中之条市街地へ。
何があるか、全く知らんかったけど市街は割と街だなという印象
ここから六合までわりかし距離ありそうだな。


1枚目は橋の名前を見た瞬間、「どこがやねん!」と思った天然橋。もしかして読み方が違う?
2枚目はどうしても「さわんど」と読んでしまうが、行き先看板のローマ字は「さわたり」だった。そう読むと自分にとってはたまゆらのぽっての名字なんだよなw
さて、沢渡温泉への分岐を過ぎると本格的な登りへ。これがわりかし勾配あって距離の割に時間がかかった。ついでに登ってる間に景色の楽しみがそこまでなく…同行者がいるならまだしも、楽しいか?と言われるとそんなに楽しくは無かった。


暮坂峠、ここからの下りは楽しかったね。
トップのカフェはまだ開店前だった。9時前じゃそうかw


お久しぶりの六合へ。自走草津旅行をした時以来かな。
ここから草津まで、木漏れ日の心地よい登りが続く。こっちは車通りも少ないしね。
登り初めにクライムプロが28km1468mUPという数字を見せてきたのでページスクロールして見ないことにしたw
六合の道の駅前で23℃という気温表示は間違ってなかったと思うけど日差しは初夏というより真夏のそれ。
こんなに長かったっけな?と思いながら登っていると信号とコンビニが見えてきたので一休み。


上を見ると厚目の雲が被さってる。そういえば、所により午後は天気が崩れるかも、とか言ってた。
まさか上で降られないよな?という不安が出てきたので休憩そこそこで上に行こうかなと。


10年前にツールド草津出た時以来の通りを登ってコースへと合流。
この登りはそこまで頻繁に来られるわけでもないので来るたびにテンションが上がる。
殺生ヒュッテを超えるといよいよ本番。直射日光が無くて登りやすかった。






麓から白根レストハウスまでの時間は予想通り。そこから渋峠までが若干だるかったw
天気のせいか、バイクと自転車はあまり居なかったな。


登ってる速度でもそこまで暑くならずに登り切れた。ここでは通過証明に到達証明書だった(写真無し)
とりあえずマーカスと戯れるのは忘れずに



もうすっかりご老犬になってのんびりとしてた。開店から触られ続けて疲れてたのもありそうだけど。
下りは今回、AJ岡山のベストだったので前を閉めれば暴風になるものだったのでそれだけで下れた。程よいワインディングは気持ち良い。
レストハウスまで往路とのクロスセクションだったけど4人位しか他の参加者と会わなかった。多くの参加者はそれ以降に登っていたということか。
そこまでの100kmで2000mUP以上してるからそれなりに厳しく、時間のかかるコースだったしやはり渋峠までは時間かかるよなぁ。
自分はまっすぐ長野原までノンストップで下っていく。
長野原交差点で国道から外れて一本北側の道を行く。これがわりかし良かったな。ただスピードに乗って行きたい時には国道をまっすぐ行きたいがw
ここではラリージャパンで見覚えのある高山短大カラーの車両がリフトアップされてるのを見た。86だったように見えたけど一瞬だったのでよく分からなかったw
モントレーラリー出てたのかな?それならそこでメンテ受けてるのもわかるけど。
八ッ場の道の駅から対岸に渡ってトンネル手前で一休憩。日陰に座ったら眠くなったのですっきりするまで寝させていただく。
スッキリしたら3km程ある倉淵へと抜ける登り貴重なトンネルを坦々と。このトンネルのおかげで高崎との動線が一気に変わった。ただ車の量は過去最大で、もうこの道が一般的になってきたことを感じさせられた。
一旦下ってもうひと登りすると高崎市街まで下り基調が続く。
ただし、向かい風だったけど…暑さもあって飽きが来てたのでいつも寄るセブンで一旦休憩。そういや草津のセブンからずっと何も食ってないな。
先ほどの登りでトレーニング中だったらしく自分を追い抜いて行ったRP9の方に「ブルベですか?」と声を掛けられてちょっとお話。
練馬の方から方と言ったら驚かれたw
蕎麦食って背中に凍ったペットボトル入れてリスタート。この地点で14時間経過。
ハルヒルスタート地点を過ぎて高崎市街から碓氷川を渡ったらブルベで馴染みの道へ。最近だと埼玉とあおばブルベかな?
そして月初のたまがわ600で走った道とも交差した。
キューシートとサイコンの距離計が2kmほどズレているので注意してたけど、見覚えのあるファミマが左に出てきたので「もしかして…」と思いつつ見たらビンゴ
PC3 321km 15:38
日差しを避けて休憩。
0時スタートの身体に30℃超えはしんどい…ここから83kmあるので3時間半〜4時間くらいでゴールできそうだな。
リスタートするとすぐに見覚えがありすぎる埼玉県境看板
ここから秩父経由でうち帰れば3時間以内かぁ…ゴールまで走るより早いので帰りたくなったw
小前田辺りは駅前に行かずに国道を真っ直ぐだったけど、ここはいつも通り一旦は外れたかったな。ずっと車との関係に緊張感を持ってないといけなくなる。
嵐山でPCからゴールまで半分くらいの所に来たので一旦休憩。
身体を内から冷やしてボトル補給してリスタート。
リスタートしてすぐ位の見通しの良い直線路で対向の車がウインカー出してるなとは思ったが位置関係的にも近かったので見えてるはず、と思っていたら曲がってきてブレーキ間に合わず、車の左前角辺りにぶつかった。
どうすっこけたかは分からなかったけどその場に落ちるように転がった。とりあえず身体を動かして見て身体は問題なく動くな。車に乗り上げて落ちたんだろう。外傷は皆無だった。
ちょっと腹部が痛む…骨ではないだろうという感じ。右手首は捻ったか?
ドライバーの方が110番と保険会社へと連絡してくれてたので警察の対応。ドライブレコーダーがあったのであとは双方の言い分の食い違いが無いかだけであとは物損の確認だけだから随分と楽だ。
向こうはこっちの存在を見ていなかったと。やはりそういう人はいるもんだと運転しないとダメだなぁ…
あとブルベ中なので主催者の方へも警察の対応が終わってから連絡。これで対応は終了。
自転車のダメージは倒れた時のバーテープと変速機の傷…以外見当たらないな。ホイールからぶつかったわけではないらしく、車輪の振れも無し。
フレームが歪んでるかどうかは流石に分からないけど走るのには問題ないのでとりあえず走るか。1時間以上ストップしてた。
まだ日が高かったのに日没時間になってた。
身体も問題なさそうだ。
ここからは知ってる道をいくつも突っ切りながら進む感じ。戸守のローソン久々に見たw
R254のバイパスはちょっとストレスだったけどわりかし走る土地を考えると走りやすい道だったと感じた。
最後の区間は小学校時代の地元を走ったので記憶の中と今感じる道の印象が全く違うなぁとか思いながらゴール。


20時間46分。
400kmで初めて20時間超えたな。
走行データ
16h41m 401.9km HR Ave131bpm Max171bpm
PW NP162W Ave134W 8414kJ Ave70rpm
身体は…事故の処理が終わったのが18時ごろだったのでどちらにせよ翌日になってから近所の整形外科病院へ。
肋骨のヒビはレントゲンじゃ出てこないのでCTも。
まさか10月末に人生初撮影でまた1年経たずに別件で撮ることになるとは…とりあえず骨は問題なし。あとは痛みが引くのを待つだけ、のはず。
とりあえず事故はあったけど完走はできたので。ただ軽微でも事故に遭うと心的にも身体的にも全て持っていかれるのでやっぱり避けたいものです…
これでSRまであとは200kmを完走するのみ。400以上が残ってるとこれからの時期、空いてる週末に開催されるか自体が危うい。
でもこれでだいぶ心に余裕ができた。
個人的にもここから自転車以外と仕事の予定が結構詰まってるのでブルベ走ってる場合じゃないのよね…
あとはできるだけ早く決めるか、10月辺りで適当なのを走るか。スケジュールと相談しながら決めていきたいと思う。