10月も中旬を過ぎていきなり寒くなった。
福島の方は最低気温が3、4℃になるようだ。
もうネタバレもあるけど持って行ったもの、そして使った装備はこんな感じ。
上下夏ジャージ、ドライナミック、おたふくインナー下、アームカバー、ライトレインジャケット、10℃対応グローブ、トゥカバー
※使わなかったもの→おたふくインナー上、10℃対応タイツ
風の予報は土曜は北西から。日曜は南東からの風になりそう?
まぁいいんだけど強め予報なのが気になる。
今回の行き先は二本松というとちょっと行き先がピンとこないけど郡山といった方が関東民にはわかるかな?
行き帰りでルートが同じなのは意外と少ない。
行きに福島に入ってから広域農道を走らされるのと古殿付近の登り以外はグロスを吸われるような所はない高速ルート。
ブルベのPCでそこまでの距離に応じてクローズタイムが定められているのが恨めしいコース。郡山に着いてから翌朝ホテル朝食を食べて出発しても十分に帰り間に合いそう。
まぁ借金してまで休みたくないので走りますが。
ルートは覚えている限りでは前回とちょっと違うみたい?二本松~郡山市街地までの通り方が違うらしい。それ以外は多分変わっていない。
スタートは7時を選択。340km地点に宿を取った郡山があるので6時間は宿に居ても4時にはリスタートできるだろう。
制限時間的には5時でもいいのだが一番冷え込むちょっと前には動き出しときたい。
写真を撮って用を足したら15min遅刻して出発。
先週も走ったルートを行って筑西市のPC1まで、と思ったらえらいトイレが近い。
1時間くらいで一回、また1時間経過したくらいでトイレを探して用足し。
思いつくのは昨日まこものお茶を飲んだことだな・・・そんな事を考えながらPC1
PC1 88km
ここで他の参加者に追いつく。ちょうど出発するところだった。
会釈だけして補給。スタート前に買っといたコッペパンが残っているので補給食はなし。
リスタートを切ると先週登った筑波山が右後ろに遠ざかっていく。
そして栃木に入った途端に真正面からの風に切り替わる。
これは・・・でも進まないというほどではない。こういう時は姿勢を低くして坦々と進む。
グロスタイムは25km/h行ってもいいルートだけどこれはしょうがない。
あけっぴろげな区間が多いので余計に風が気になる。
PC1を出ても相変わらずトイレが近い。
1時間ごとにトイレを探すのはちょっと厄介で面倒くさい。
そういえばZENTの店舗を見るのってここ以外で見たことないな。
関東では珍しいのでは?
前回にPC2だったコンビニを通過。その場に来ると思い出すことって多い。
そこからちょっと行くとPC2
PC2 156km
ここに着く前に追い抜いた参加者の方とちょっと話しつつ休憩。
この先の登りってどんな感じなんですか?と聞かれたのでビーフラインと答えといた。まぁ白河入る手前の登りがあるけどそれは分かっているだろうと思いつつ。。。
リスタートしてもしばらくは向かい風。
そこから白河への登りに入る手前辺りから地形的に風が収まって走りやすくなる。
この登りで参加者二人を追い越す。白河入る手前で押し歩いていた方はこの先が心配。。。
福島に入った途端に雨粒がパラパラと降ってきて気温的に不穏な気分になる。
しかし下りきるあたりで止んだのでほっとした。
少しして後ろを見ると天使の梯子がかかってた。
さて、この先の広域農道は明るいうちにクリアしてしまいたい。
踏みすぎないように坦々とこなしていく。
暗くなってきた頃に前回、お世話になった商店の前に到達。
広域農道の風景はもう忘れていて「前回もここを通ったんだよな?」と心配になってたけど間違いない実感が湧いた。
真っ暗になったころにはPC3の町へと下る道に。
PC3 258km
ここで先行していた参加者にお会いした。5時スタートだったそうな。
自分が買ったものを食べ始める時にリスタートしていった。
少し眠気があったのでパスタの油を流すのにもコーヒーを付けた。
防寒を追加してリスタート。
コースは真っ暗なだけで起伏そこそこなスピードの上がる区間。
ここまで失ったグロスを回復させていく。
お題の二本松市に入る。するとロードレースの規制告知が。
結構リンク東北さんのレースで福島の地名覚えてるなぁ、、、一回も出たことは無いけどw
通過チェック1 301km
もうホテルまで40kmしかないのでトイレ済ませて水分不足だけ注意。
リスタートして「え?そっち?」と県道とは思えない川沿いの道を通されて明るい月明かりに助けられながら街灯のない道を走っていく。
周りの地形などが見えるのはやっぱり大きいな。
PC4 325km
ここからホテルまでは15km。さっさと走り切って21時45分くらいには郡山のホテルに。
部屋に自転車を入れさせていただけるのは本当に助かります。
ブルベ中に袋に入れるのかったるいのよ・・・
なお砂や泥などは極力落としてから入らないとね。
この時期に左足につく種はしゃあなし。
直前にコンビニで食べたいと思ったものをあらかた食べて風呂って寝る。
4時間半は寝たな。起きたら強烈に腹が減ったので食べてから3時半過ぎにホテルを出る。
ちなみにこのホテルの部屋の入り口は困難だった。
カードキーかと思いきや下のキーを回して出入りする形。
ちょっと「ん?」となったw
ここからはひたすら南下していく。
ちょこちょこ登って下ると空気感がそれまでと変わってくる。
ホテルを出た時の服装では若干不足感も・・・ただ東の空が明るくなってきてたのでそのまま古殿まで。
通過チェック2 385km
飯は食べてきたので今回は体を温めるのと眠気のためにコーヒー。
止まるとやっぱり寒い。リスタートしたらこんな表示が。
寒いわけだよw
朝霧が出てきてる中を古殿から登りに入る。
とダンシングしていて後ろが弾力ある乗り心地に「これは・・・」と思ったらやっぱり
ブルベ中にパンクするのは珍しい。3回目かな?
かじかむ手でチューブを交換してCO2ボンベを継ぎ手にねじ込んだらすべて大気放出した・・・そういや今持ち歩いてるの、弁が付いていたのすっかり忘れていた。
もう一本で空気を入れてリスタート。替えのチューブは1本でもボンベ2本持っててよかった。
下るとその先は真っ白な世界だった。
アイウェアに付く水滴を適宜拭きながら先へ先へ。
栃木に入るころには晴れ渡った。直射日光は結構温かい。
ウィンブレの前を全開にして烏山からゴルフ場があるような丘陵地帯を通過してPC5。
PC5 487km
もう平坦を走る分には十分に暖かい。
アームカバー外してウィンブレを脱いでリスタート。
残り100km切ってくると翌日からの通勤のためにも回復走へと変えていく。
前回は間違えたけどこの交差点、県道の入り口が矢印の方で県道の入り口っぽくない。
前回は右折してそのまま坂を上り始めたw
そっちはアタック高萩の帰り道だったりする。最終PCがこの交差点のセブンだし。
ここまでくれば本当に関東平野に帰ってきた実感が湧く。
左側には前日も見た筑波山がまた見えてきた。
筑波山さよならして埼玉に戻ってきた所で最終PC。
PC6 553km
ここまでくれば道中からすると帰ってきたようなもん。
ゴールまでの市街地は先週並みに混んでるのかと思ったらそうでもなかった。
すんなりと入間まで戻ってこられた。
GOAL 604km
Day1 Time:12.07.42 Dist:340km UP:2480m Work:6846kJ Ave:158W TSS:531
Day2 Time:9.15.38 Dist:264km UP:1355m Work:4864 Ave:147W TSS:351
どうせなら32時間切りたいと思って直前を頑張ったけど信号のタイミングも悪く7分超過。それでもホテルで6時間程度のんびりしたのを考えるとやっぱり高速ルートだよね。
防寒に関してはちょっと持っていきすぎたかな。
でもGWと一緒でいつ気温が下振れするか分からんから備えとしては良かったと思っている。
来年のGWも同じ装備でいいかもしれない
ゴールしたら帰り際に甘味補給。
明るいうちに家まで帰ってくることが出来た。
さて、これで今年のSRを決めたので最後の週末は100周年ブルベを何も考えずに楽しめそう。雨がちょっと心配だけど行きなれた方面が多いので楽しんできたいと思います。