山麓暮らし

ほぼ自転車

訃報

今日、明日の出勤の為に実家から寮に帰ってきた時に母から着信が入っていました。


電話を折り返しかけ、「何か?」と聞くと
「もう少し家にいてくれれば良かったのに・・・」
と一言。
それで自分は何があったのかすぐに分かりました。



実は実家に12歳。
立派に老犬で20㎏あるので長生きしてる方ですね。
先月から腹水が溜まってきて先週には歩く事はおろか、立つ事も出来なくなった飼い犬がいました。
その子が亡くなったんだなと。

どうも自分が出て1時間後に息を引き取ったみたいです。
自分も少し悔んでる部分です。
最後に「じゃあね」と声をかけたのが本当に最後になっちゃったなと。

命ある物ですから仕方が無いですよね。
でも最後の瞬間に居られなかったのは心残りです。



今、近くまで買い物に行った時も半分上の空。
結構、精神的ダメージが大きい事を感じています。
明日からまた仕事なのに自分が大丈夫かなと他人目線から思ってもいます(笑)

坂本真綾さんのHelloが心に染みます。
曲の中と立場が違いますが、何か聞いてるとしっくりくる歌詞です。

「ピアスを揺らした風 それは僕だよ
 もしも急に雨が降れば それは僕のせい
 誰にも見えない程小さな 金色のイオン そばにいる」
とか

「僕の事思い出すのは 時々でいいからまた笑って欲しい」
「生きてゆく勇気見せて 君を信じてる
 きらきら光るその頬に 金色の日々が待ってる」
「透明になった僕がいつの日か 罪や名前を無くしても
 幸せだった事を忘れない 君に恋をした事を
 明日を見つめる事 あきらめないで」
「懐かしいにおいがしたら それは僕だよ
 ラジオであの曲を聞いたら それ場は僕のせい」



何か今の心にスッと入っていく歌詞で思わず泣けてきます。
当の本人がどう思っているのか分かりませんが。
こう思ってくれる程、色々したかなとも考えちゃいますが・・・




いつまでも引きずってたら仕事なんてできません。
でも今日の夜だけは静かに、冥福を祈りたいと思います。