山麓暮らし

ほぼ自転車

富士山遊び~あざみライン~

富士山登山を無事終了して一眠りしたら今度は車を須走の道の駅へ。
理由はあざみラインのヒルクライムをするためです。

あざみラインはツアー・オブ・ジャパンの名物ステージが行われるコース。
須走5合目までの11.3kmで平均勾配は10.5%、最大勾配は22%という激坂です。
とあるカーブの一番内側を走ると26%らしいですが・・・

道の駅で自転車を組み上げて早速出発。
道の駅から少し上がって国道をくぐるとすぐにあざみラインのスタート地点です。
$たけのひとりごと

そして初めは自衛隊演習地の中を走っていきます。
これが緩斜面に見えるのですが、34×19でやっとテンポよく登っていけるくらい。

まっすぐに伸びる道は斜面の感覚を狂わせます。
途中からはインナー・ローに入って「この先大丈夫か?」と思うくらいに。

初めの大きく左に曲がる所
$たけのひとりごと

スタート地点から意外と傾斜はありますが、ここから路肩がなくなり本格的にヒルクライムに入るイメージ。

登山をやったあとで意外と体はボロボロ・・・
でも足を回せるうちはケイデンスを維持しながら登って行きます。




6キロ地点を過ぎると路面の状況も一変。
しかも直前に雨が降ったので路面は濡れているし・・・
$たけのひとりごと

ここから先は急勾配の連続。
わずかに休憩できる所では足を休めながらでないと無理!

傾斜のキツイ所では今まで使ったことのない奥の手、ジグザグ走行でないと行けませんでした。
・・・言い訳になってしまいますが富士山を山頂まで登ったあとだから許して下さいm(_ _ )m

先に写真を撮ったところからはもうカメラを取り出す余裕すらなかったです。



ヒルクライムで8キロ台までスピードが落ちることはあっても、この時は5、6キロまで落ちました。
こんなスピードで蛇行するなというのは酷です。
それでも「足を絶対に着きたくない!」の気持ちだけで自転車を上に踏み上げていきます。

途中からは霧で視界が15m位に。
ライトを点灯させるのにちょっと手間取りましたが、より安全運転で登ります。




そして最後のカーブを曲がるとそこは5合目
$たけのひとりごと
※写真は下山時

達成感というよりも安堵感の方が大きかったヒルクライムでした。
コンディションは良くなかった中で足を着かなかったのはちょっとした自信にもなりました。

という訳で記念撮影
$たけのひとりごと
$たけのひとりごと

自分のタイムは麓の交差点から登り終了まで68分。
プロのトップは39分台。日本人トップでも42分半で登るので本当に想像できない位に早いですね・・・

タイムアタックするつもりで行けば少なくとも65分は切れると思いますけど。
今回はスプロケも12-25だったし。

ちなみに、この時も5合目の売店の方には良くして貰いました。
本当に疲れた時のお茶って身にしみますね~(-。-;




そして写真を撮ってひと段落したら今度はダウンヒル
こちらは路面状況の悪いうちは写真を取りながら降ります。
たけのひとりごと
たけのひとりごと
たけのひとりごと

6キロ地点~5合目は結構、道が狭くてカーブもタイト。
グリーチングも多いので注意が必要です。

でもダウンヒル残り6キロからは道が広くなり、カーブも大きくなるので
気持ちいいワインディングを味わえます。

そして最後の直線部分では83.5キロを記録!
ここまでスピードが出るとノーマルクランクが欲しいですね・・・絶対に登れないけど。

というか、それだけスピードが出るということはやっぱり相当な傾斜があるんでしょうね。
スタート時にはそんな感じは受けませんが。



下りきったら道の駅に戻って終了。
この日の走行データ
Time:1.26.53
Dist:23.35km
Ave :16.1km/h
Max :83.5km/h


とりあえずこの日は富士山登山とあざみライン完走をすることができました。
富士山登山はまだしも、あざみラインはキツイかなと思っていたので嬉しかったです。

また、今度来る時にはきちんとタイムアタックしてみたいと思います。




この日は知り合いの家に泊まらせてもらい、翌日に備えます。
翌日は登った富士山の周りを一周するというイベントがまだあったのでありがたかったです。

夜が明けて日曜は富士山一周!
こちらの話題はまた次の時に。