山麓暮らし

ほぼ自転車

失敗あざみライン

3連休の土日はFSWへ。

そして月曜日は自転車に乗りに行ってきました。

 

FSWの方は写真の整理がまったくもって付いていないのでそれが終わってから。

昨日の話をしますね。

 

 

 

昨日は2年ぶりに3Peaksをしに行こうとあざみラインに行きました。

3Peaksの200kmの5500mUPはなかなか走り応えがあります。

伊豆一周が4000mUPと言われますが、大きな登りが箱根以外に無いので、「そんなに登っているかなぁ・・・」というのが正直な所。

 

こちらの方は一つの1000m超の登りが3本。そこに激坂系のあざみラインと短いながら新御殿場5合目までの2km弱があります。

こちらの方が精神的にきついです(^_^;

 

来週の400kmブルベがアタック299と同じルートを辿る、という事は200kmで4000m越えを走るわけです。

更に帰り道では柳沢峠を越えるので総上昇高度は変わらないはず。

そういう考えもあって前の週では3Peaksを選んでいました。

 

 

 

朝の4時台には道の駅を出発。

 

 

先は長いので初めの直線区間をアップとして入ってしまいます。

TTではないので余裕を持ちつつ。

でも勾配はそれなりにありますから勝手に心拍数が上がっていきますねw

 

おなじみの鳥の壁画を通過すると九十九折れスタート。

ここでリズムを作っておかないと後が続かない。

 

馬返しで足をいったん回して登り返、6.4km看板から一番きつい区間2km位。

初めの400mを頑張って200m位一息つき、またきつくなります。

起点から8kmの看板付近にある狩休の手前からきつくなって8.4km看板まで。

 

ここを頑張れば後はここに比べれば楽になります、と言ってもそれなりの勾配ですがね。

 

タイムは・・・61分ですか。前回の3Peaksもそれ位のタイムだったなぁ。

足を後に残そうとするとそんなもんか。

 

体が冷えないうちに下り始めると勝手にスピードが乗りますので最大限の注意をしながら下ります。

と、ここでアクシデント発生。

 

コーナーに向けてブレーキをかけ始めた瞬間に「パァン!」という音が響く。

「あ、やばい」ととっさに思いましたが、何もする間がないままに自転車が勝手に倒れます。

ビンディングが外れるのが少し遅れたのでスライディング気味に地面に落ちて受け身も何もなし。

滑りながら飛んだボトルとサイコンが道路の下の方向に勢いよく滑り始めたのが目に入ったので「捕まえないと無くなるな」と思いつつ飛んだものをつかみに行く。

「ああ、体は動くから骨まではいってないな」と少し安心しました。

 

でも次の瞬間には擦過傷の鋭い痛み。

脚の付け根、左臀部、両足の付け根、右の二の腕、右ひざに擦過傷。

この時には怖くてレーパンの中を確認する勇気はありませんでした。

 

とりあえず麓の車までは戻らなきゃと自転車を見てみると前輪がペッちゃんこ。

完全にバーストしていました。

替えのチューブと入れ替えてボンベで瞬間充填。

 

自転車を確認してハンドルはちょっと曲がっている。

STIも頭の方がえらい削れているけど握るのには問題なし。

ゆるゆると走ってみると走れそう、という事でとりあえず麓までは下ってしまいます。

 

しかしフレームからのインフォメーションがなんかおかしい。

コーナーに向けてのライン取りも上手くいかないし、コーナーで全然曲がっていかない。

頭の上に?が飛んでいましたがとりあえず下りきってしまいます。

 

ん~。。。レーパンもジャージもズタズタだなぁ・・・

あまり現状を直視すると痛みが増しそうだったのであえて必要以上に見ないようにして。

当然、この後の走行はする選択はありません。

着替えもせずに車に積み込んでさっさと埼玉に帰宅します。

 

家に帰って傷の手当をしてから自転車を・・・ってあまりやる気がしない。

チューブ入れ替えをしてからのフレームからのインフォメーションが気になってしょうがない。

なんだか本能的な所で見るのを拒まれている感じ。

結局昨日は何もせず。

 

今日は朝からFENICEの方でローラー。

昨日、あざみラインで登りに対して明るい感触を掴めたのでそれを確認しながら45min。

 

そしていい加減に見ないと・・・とつい先ほどsempreさんを洗車してぶつかった所を確認。

 

 

跡を見るとフレームから落ちたのではないかという感じの物も。。。

気になったので跡がついている所を叩いてみます。

 

すると一番大きな跡がある所でバネのような音がする・・・周りは何ともないのにその位置だけ。

他の傷の所も確認してみるともう一か所あった。

うん、表面は傷だけだけどカーボンの積層が中の方で割れている音だと確信。

乗り味が変わったのはこのせいかと納得しました。

 

割れているから剛性が無くなった所でふわふわとした状態になっていたのだと思います。

右カーブだったのに左側に倒れたのでコンポ関係はSTI以外無事だったのは不幸中の幸いですね。

 

走行ログを見ると落車した瞬間は65km/h。

カーボン機材では物によっては何かあったらひとたまりもない速度域です。

 

 

 

3回の優勝も、何回かあった入賞もこのフレームで出来ました。

それもあって思い入れが強かったのですが、これではもう使えません。

とりあえず明日、ショップに持って行ってみますが診断は変わらないでしょうね。

 

こういう事もあるのは覚悟の上でこういった機材を使っていますが、やっぱり実際に起こってみるとショックはショックですね(^^;

ちょっと立ち直るまで時間がかかるかもです。

 

でも今週末は近づいてきます。

こうなった以上、麦草400はアタック日本海と同様にFENICEの方で走ることになります。

ぐずぐずしている暇はないな。準備にとりかかろう!

 

 

 

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