山麓暮らし

ほぼ自転車

韮崎甘利山ヒルクライム

というわけで、前日の富士山御殿場口への調整のあと行ってきました!
ヒルクライムチャレンジシリーズ2013韮崎甘利山大会。

去年、初めて大会に出た箱根ターンパイクヒルクライムの系列大会です。

平均勾配9.6%もあるのに全長11.7kmと大会としては難易度の高いコース。
富士あざみラインに若干近い。最大勾配がそこまで無いので単純に登るのには断然こっちがいい。



当日は4時起きでなんだかんだ5時半過ぎに駐車場へ。
当日受付に行こうとするも「7時半からみたいですよ」と先に行った人から言われる・・・

それからは少し仮眠をとってゆっくりと自転車を準備してアップにランニングしたり。
自転車に乗ると逆に体が冷えそうだったし・・・
こういう寒い時期になってくるとローラーでアップする人が余計に羨ましく思えたりします(-。-;)

受付してすべて準備整えたら開会式のあとコースまでパレードラン。
やっぱりこういう所では周りがみんな早く見えてきてしまう・・・



コースまでの10%超える勾配では抜くなと言われても落ちてくる人がいるので追い抜きます(^^;
スタートラインが見えてくると皆さん、場所取りのために横に出たり。

自分はというと周りを見て前をクリアな状態に。
そしてスタートライン15m手前から踏んでスピードが乗った状態でスタートラインを跨ぎます。

このコースは始めから13~14%の上り勾配。
ヒルクライムレースというと始めは似たようなペースの人について行って・・・が通常だと思いますが、
いきなり振るいにかけられるちょっと辛いコースです。

あとでどうせシッティングで休める場所があるのでここはダンシングメイン。
勾配がきついせいか、変速で手間取った人が落車してたり・・・

トップの後ろ姿も見えてはいたのですが、どうせ後で離されるので無理は全然しません。
それでも息は早くも上がりますヽ(;´Д`)ノ



急勾配を登りきると後ろには一人。
前にも人は見えますが、みんな自分のペースより遅いので、変に合わせてしまわないように気をつけます。

残り距離の表示を見ながら緩斜面区間まで無心で登り続けます。
でも息切れがひどく、最後まで行けるかどうか不安なまま登っていましたけど・・・

ほぼ中間地点に当たる十字路で27分台。試走の時よりも3分ほど早いタイム。
でも試走は登山の後に登っているので、最低でも5分は縮めたいところ。

緩斜面の所ではケイデンスを上げて対処。
うまくペースアップ出来てると思ったのですが、この頃前にいる人も同じようにペースが上がるからそんなに差が詰まらない・・・

むしろ斜度がきつくなった所で抜かれた勢いで置いてかれました。
ラスト2キロでは後ろスタートの早い人たちを見送って最後のヘアピンからスパートをかけていきます。

ゴールが見えた瞬間、ギアを2段上げて足りなかったのでもう1段。
そんだけのスパートかけられるならもっと手前でペース上げられたのでは・・・

そしてゴール!
手元の時計で55分をちょっと切るくらい。
$たけのひとりごと
$たけのひとりごと

ゴール後は係員の人に「大丈夫ですか?」と心配されるくらいに疲弊してました。。
みかんを貰って体が冷えないうちに豚汁もらってロッジの中へ。
だってこの時にみぞれに近い雨が降り始めてたしね・・・
$たけのひとりごと

コースクリアになるまで下山できないのでその時間まで待ちます。



こういう所でいろんな人とお話できると楽しいですね♪
適当に時間が潰れたら下山列の方へ。
$たけのひとりごと
$たけのひとりごと
甲府盆地も少しですけど見えました。

あ、このゴール地点は砂利道なのでクリートカバーがないと歩きにくいし、ダメージが大きいです(^^;
ロッジの下まで自転車で乗り付けられるようにすればいいと思うんだけど・・・



ブレーキを握りっぱなしで急勾配なので下山途中に休憩があるのが大いに助かりました(-。-;)
下に降りてメイン会場に着くと上で寒かった服装が暑い。

完走証を貰って順位を確認。タイムは54分27秒で想定より少し早いくらい。
クラスで7位。総合で27位でした。
でもクラストップから7分差というのは若干ショックでしたけど。。

苦手意識のある10%を超える勾配が続くコースでこれだけの成績を残せたのはある程度自信につながりました。
このコースは来年、是非ともリベンジに来たいと思います!!
$たけのひとりごと



さて、これで今年の大会はすべて終了です。
結果的に3つですね。


那須岳ヒルクライム  クラス4位 総合25位

乗鞍ヒルクライム   クラス27位

富士チャレンジ    中止

甘利山ヒルクライム  クラス7位 総合27位


クラス順位だけで見ると結構いい順位をとっているように感じますが、トップとタイム差があったり、
総合の成績を見ると30代・40代の早い人にかなり先行されていたり。

自分の実力はまだまだなんだなと感じる一年でした。
また、来年に向けて冬の間にどれだけ体を作れるかがまた勝負になってくるかなと。


そして来年は春先から大会に出て実戦を積んでいこうと思います!