山麓暮らし

ほぼ自転車

NISHIGOバイシクルフェス(赤面山ヒルクライム)

この週末最後のレース振り返りです。



2時間エンデューロクリテリウムをやった土曜から一晩明けて。
晩御飯はたっぷり食べたし、8時間一瞬も目が覚めないくらいぐっすり。
気分はいいし、足の方も意外とダルさとかは無し。

駐車場のオープンから30分後くらいを目標に宿を出発。
もうすでに意外と人がいらっしゃる・・・

この種目はこのイベント一番の人数が集まったそうです。
ヒルクライムってよほど人気があるのね~

競技一時間前くらいに3本ローラー負荷付きで軽くアップ。
更に周辺を走って坂での感触などを確認。

斜度がキツイ所は微妙だけど、緩斜面はそれなりに回せそうな雰囲気。
足に少し張りはあるけどあとはアドレナリンでカバーww

平均勾配は緩めだし、最大勾配もえげつない所は無さそうなので何とかなるかなという思い。

う~ん、これってヒルクライムというよりはロードレースコースじゃないかなぁ。
展開もそんな感じになりそうな予感がしていました。

実際、走ってみてコースの感じは「ここでロードレースやったら楽しそう!」と思えるコースでした。



エリートがスタートして、その後年齢が高い順にスタート。
よって自分たちは最終です。

レースがスタートして10m位の所にグレーチングがあったのですが、そこでバシュー!!といい音。
なんと前日にお話させて頂いたSさんがパンクで脱落orz
集団内全体が「マジかよ!!」という雰囲気に(^^;

でもそれ以外はスムーズにスタートを切ります。
ペース的にはアップで走ったペースと一緒。。。
集団で走っているからもう少しペース上げて人を削って行きたいな~と思ったので先頭に。

最初の左折地点を抜けた時に後ろを見ると一列棒状になって中切れも起きてるのを確認。
もう少しペースを維持していくと後ろが付いてこなくなってしまったので一旦後退。

半分くらいの所までは平地基調でその先も平坦が多めと聞いていたので集団で行ったほうがいいだろうと。
少しして右折してからはそれなりのペースを保って集団で進んでいく。

登り基調になってきた所で招待選手の金子広美選手が重めのギヤをグイグイ踏みながら追い抜いてく。
一番最後の更に後ろから来ているのにさすが(^^;

これに集団も付いていこうとするも途中で先頭が切れてお見合い状態に。



去年の乗鞍で金子選手から一分遅れだった自分。今年の乗鞍での目標は金子さんのタイムを抜くこと。
ということで、大会は違うし金子さんもそこまで踏んでる感じでは無かったけど闘争心に火を灯して頂けました。

金子選手の後ろに向けてブリッジ。
集団から「行きやがった!」的な雰囲気を感じるけど無視w

後ろを見ると顔見知りのKさんしかついてきてない模様。
先を見ると左折した先に上り坂が見えるのでアタックにはいいかなと金子選手も追い抜いて仕掛けます。

登りを抜けて平坦基調。
協調を取れればとも思いましたけど結果的に一人でその先のダム手前のちょっとキツ目の勾配に。

少しして後ろを見ると自分の動きで完全に集団もバラけた模様。
狙い通り( ̄▽ ̄)b

ダムに向けて登りきり、平地をひたすら回していく。
もう完全にいつも峠道で練習している時と同じ感覚。

ダムの所でMさんに追いついたのでお声がけして林道に差し掛かります。
斜度が今までよりもきつくなってくる。



霧雨と木々に覆われた薄暗い林道を登っていくのでアイウェアがじゃまになって外す。
後ろから同じクラスの人が来ないか、ずっと不安な気持ちを抱えたままオーバーペースにならないようにだけ集中。
「追いつかれたらその時だな」という気持ちで行けたので焦りは最低限に抑えられたかな。

ふと後ろを見ると一人だけ追ってきているような気がした。
でも近づいている雰囲気は無かったので林道の後半から後ろは全く見なくなりました。

県道に入る手前の所で2人並列でダンシングされて行き場がなくなる。
「どこか空けて~」と言ってスペースを空けてもらいました。
キツイ所で対応させてしまいすみませんでしたm(_ _)m

県道に入って残りは3km。ここまでくれば片側一車線の広めの道路。
斜度も緩んで自分の得意と言える勾配が続くのでひたすら踏み踏み。

10kmと15kmの標識はあったけどその他でゴールまでの距離が全く分からない。
スパート位置を考えながら周りの地形を見ると左側に鞍部が見えるのでそこがゴールだろうと。

応援の声が聞こえてきたのでゴールが近いことを感じる。
後ろを見ても追い抜いた人しかいない。

最後のコーナーをありったけの力で踏んでトップを確信!
最高の気持ちでゴールラインを超えることが出来ました\(^^)/
タイムも他の年代別と比べて良かったし!

レースデーター(スタートから待機所に入るまで)
Time:52.43(レースタイム44.43)
Dist:20.99km
SPD Ave:23.7 Max:54.0(km/h)
CDC Ave:87 Max:124(rpm)
HR Ave:165 Max:180(bpm)


ゴールしてその先までまだ坂はあるのですが、みんな登ってる。。。
前の人に「この前に荷物置き場が?」と聞くとyesの答えが来たのでダウンがてら登って行きましたが、下りになった所で前にゴールした人たちが「おかしいってw」と戻ってきたw

ゴール地点の右側にちゃんと待避所があったww

昔はスキー場だったらしいですが、廃墟感が半端ね~・・・

スタート直後にパンクしてしまったSさんもスタート地点にいたお知り合いにホイールを借りて無事に登って来ました(^^)
まこっちさんはこのレースでも年代別優勝!強い人は強いな~( ̄▽ ̄;)

この時に周りに言われて初めて思い出しましたが、金子選手には抜かれないでゴールしました。
色々と周りの方々とお話している間に下山のお時間。


下りの途中から雨に降られる。。。
山用のジャケットにしといてよかった~(-。-;)

そして下山した先に用意されていたおもてなしは冷やしそうめん。
「体冷えた後なのに~ww」という声が多数でしたが、あっという間に長蛇の列になってました。

季節的に暑い予定でしたからね~。。。



表彰式は簡易的に。
賞状もらってその後、金子広美選手が近くにいたのでせっかくなので一緒に撮っていただきました。

防寒着脱いでジャージ姿で写ればよかったorz

この後は会場を前日の周回コースに移して3時間エンデューロがあったのでそちらに出る方々は大移動。
そのドタバタを見つつ自分は那須の方へと再来週の大会試走がてら走りに行くことに。

そのお話はまた次回のネタとさせてくださいノシ



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