山麓暮らし

ほぼ自転車

大磯クリテリウム

さぁ、今年最初のレースに行ってきました!
場所は大磯プリンスホテル駐車場で行われる大磯クリテ!

去年はヒルクライム以外で初めてとなる平地レースとしたレースです。



去年一年で色々とお知り合いが急増しておりまして、なおかつ色々あって結構な人数が集まる事になっておりましたので人と会うのも今回のお楽しみ。

朝一番のレースからお知り合いの方々が出るのでそれに合わせて会場入りしました。
ちなみに集まった皆さんとワイワイできるように車の後ろの芝生スペースにセルフ喫茶店オープンw


だれもレースに出ていないビギナークラスの時間帯にはみんなでお茶をしながら楽しく談笑。
皆さん、ありがとうございました♪



さて、ビギナークラスの方で救急車が出動するような落車が発生し、レース自体はちょっと押し気味に。
でも試走時間はしっかりと取ってくれたのでありがたや。

コースの危険個所やコース状況をチェック。
どうもタイヤがよれるなと思っていたら前日の夜から空気入れ治してなかった。。。

知り合いの応援の合間に空気を入れに車に戻ったりしてたら自分のレース。
今回出たのはエキスパートクラス。大磯クリテでは上から2つ目のカテゴリーです。


スタート前の静寂では心拍数が80を超えてる。普段の安静時の2倍って結構緊張してた?
でもいつかのレースみたいに100超えていないのでまだ落ち着けてると思うw



レーススタート。
バイクの先導スピードが去年出た時よりちょっと早いなと思いながら1周半のローリング。
バックストレート中ほどよりリアルスタートで先陣争いが始まります。

さて、ここからはいちいち残り周回と記憶が合っていないので順番に。
初めは集団に追いついていくだけ。

前方で落車が起こったりしましたが意外と冷静に対処できたし。
頭の中はかなり冷静に走れていましたね。

そのうちに3,4人の逃げ集団が形成される。
集団では「追えよ!」とか声がかかるけどそこまでの反応する人は無く。。

これに黙って付いて行っていたら集団自体のペースが落ちて行くので自分のペースで前に出る。
程々曳いて横にずれると蛇のように自分に後ろが付いてくる・・・

「だぁ!!んなことしてたら逃げに本当に逃げられるぞ!!」

と思ったのであからさまに前を譲る。
あれこれ考えながら次に前に出たらいつの間にやら集団が後ろに付いて来てない・・・

そうなったら前の逃げ集団にブリッジした方が個人的にも面白そうだったのでブリッジをかけて行く。
しかし、追っているうちに一人、また一人と逃げから落ちてくる。。。

追いついても無駄かなと思いつつトップに1周半位かけて追いつくも、単独になってから少し経っているし、逃げてたのもあって疲労が溜まっている様子。

とりあえず追いついた勢いでそのまま前に出るもその人に前を曳く力は残っていないようで程なく集団に吸収。。
と思っていたら集団が自分の後ろに付いてくる(そりゃそうだ)。

いいように使われたらたまらないので横にずれながら首を振り前に出てもらう。
逃げで捕まってなおかつ先頭を引かされたんじゃ脱落を待つだけになってしまうので。

(観戦してたお知り合いから写真を貰いました)



そんな事をして集団前方を維持してると残り6周という場内アナウンスが耳に入る。
確かこの頃にベルマーレの選手が掛け声と共にアタックを仕掛けたのでみんなペースアップ。

他にも散発的にアタックはあるものの集団はそれを逃さない。
プロロードレースと違ってみんな勝ちたいレースは集団が不安定になりがち。

ラスト2周に入ったあたりから周りが前へ前へという雰囲気が盛り上がってくる。

そしてラスト1周。
ジャンが鳴り、集団がこれまでにもまして活性化する。

自分はシングル順位のままで小田原側ヘアピンに侵入することに集中。脚も残っている。
しかし一番気を付けなければいけなかったここで事件発生。



内側に人がいるのは目の端で確認してた。
そして右前の人がコーナー入り口ではラインをキープしながら入ってきてるのも見えてた。

エイペックス先で内側の人がこちらへ膨らんでくる。
さらに内側にもう一人が多分いたのだろう。

そして右前方の人が内側に切れ込んでくる。
自分の前輪はその人の後輪にわずかに入っていた。。。

結果は分かりますね?

ここで急制動は周りにとっても一番危ない。
でも「ここにいるよ」の声をかける暇もなくホイール同士が当たり、前輪が自分のカーブラインから無理やりに内側に曲げられる。

もちろん体の慣性力はそれに対処できるわけもなくそのまま右側から落ちました。。。
さらに後ろの方が一人、自分で足止めを食らって停止(本当に申し訳ない)

ツールとかでお尻から落ちた選手がすぐに立ち上がらないけど自分もその状態。
とりあえずコーナーの監視員さんがすかさず確認に来たのでちょっと体を動かし、立ってみてまた腕や足を動かしてみて大丈夫そう。

足止めをさせてしまった方にも心配されたが大丈夫というアピールをしてとりあえずもう半周しかないのでゴールしちゃおうと自転車を見るとハンドルは右に曲がった状態。

まぁ、固定されていればと自転車にまたがり、外れたチェーンを回しながらチェーンリングにひっかけて再スタート。

「しょうがない、こういう事もありますよ」と足止めさせてしまった方にはちょっと慰められた気分。
多分、自分よりも実戦経験が豊富な方なのだろうな・・・

バックストレートをお互いにちょっと話しながら走っていき、そのままゴールだけしてレース終了です。



ゴールしてから体を見ると意外とそこまで酷い事にはなっていない。
右ひざと右ひじに擦過傷と右臀部を強打したことによる打ち身。

自転車も変速系は何も傷すらついていない。
ハンドルとサドルを正規の位置に戻せば元通りで一安心。
サドルはちょっと削れてたけどorz

去年のツールでフルームが前方の選手の進路変更で前輪を持っていかれて落車した時、
解説の方が「前輪は自分で守らないと」と言っていたのを思い出しました。

集団内ではどんな言い訳をしても悪いのは後ろの方です(特攻してきた場合を除く)。
こういう事もあるんだという頭で位置を調整しなくてはいけなかったと思います。

また、エンデューロとは集団の性質が明らかに異なる。
そういった所をちゃんと行動に移せるまで頭に入れられていなかったのは反省点。

プラス面ではレース中にブリッジをかけたり集団の中でちゃんと動いて行けた。
この辺は次回以降に繋げられる材料だと思います。




そんなこんなで、ものすごく反省する事が大きすぎてネガティブっぽい内容になってしまいましたが、今回はお知り合いのレースやエリートの本当にうまい方々のレースを見て勉強にもなりました。

また、次回以降にこういった所を活かして頑張っていきたいと思います。


レースデータ(フィニッシュ後センサー返却場までも含む)
Time:24.47
Dist:13.82km
Ave :36.7km/h
Max :51.6km/h
CDC Ave:102 Max:131(rpm)
HR Ave:175 Max:216(bpm)
PW Ave:239 Max:915(W)


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