山麓暮らし

ほぼ自転車

もてぎエンデューロ2時間の部

もてぎエンデューロは5大会連続で出場。

茂木のコースは自分と相性がいいらしく、比較的いい結果を残せています。

 

秋は2時間ソロ、GWは7時間チームですが順位はこんな感じ。

2014年秋6位

2015年GW13位

     秋3位

2016年GW2位

     秋→?

 

こりゃ狙えと言われているのか?

でも今年のピーク目標は沖縄なので今回は練習のつもりで。

これに照準を絞っているのなら10月に何か一つ何とかレースをやりました(^^;

 

 

 

朝までお仕事だったので終わってから出発。

ってその前にいきなりアクシデント。

出かける直前に変速を確認していたらどうもおかしな感触に。

「まさか・・・」と確認したらSTI内で見事に変速ケーブルが切れかかっていましたorz

 

時間ないのにタイコの根元近くで切れるとか。

結局、シフトワイヤー一本に20分位かけて交換完了。

 

 

 

ドタバタしましたが車は順調でお昼前に茂木に到着。

 

着いた時には7時間と4時間の部が走っている状態。

気温はこの時期のもてぎと思えない位暖かいな~・・・なんて思ってたけどよくよく考えてみたら秋のもてぎエンデューロで晴れているのは初めてだw

 

いつも半袖にアームウォーマーで走っているので今回は長袖に。

半袖ジャージを持ってこなかったのを少し後悔したけど結果的には14時くらいになってくると風もあって涼しくなってきたので結果オーライ。

新城選手のトークショーに聞き耳を立てつつ、4時間の部を走ったお知り合いに挨拶をして2時間の部の招集へ。

今回は一緒に走るお知り合いはパチさんのみ。

 

 

 

 

レースは例年、スタートして初めのダウンヒルストレートでリアルスタートが切られるのですが今回は7時間の部の先頭集団が後ろから来たのでそれをやり過ごしてから。

ローリングが長すぎて集団がカオスだったので前へ前へ。

 

初めの数週は結構体感的にキツかった・・・なぜだ?

今年は初めの30分くらい、本気で帰りたかったw

 

北風がきついのもあって集団も一列棒状になりやすい。

新城、マトリックス、ブラーゼン、ブリッツェン、ホンダ栃木の選手たちが先頭を回しているのについていくのみ。

 

そのうちに招待選手たちのペースが緩んできて集団全体の様子が見えてくる。

・・・あれ?先頭集団20人位?7時間の部がちょこちょこいるから15人位か。

まだ1時間経ってねーぞ!

 

ペースが緩んできたので自然と前の方に行って先頭交代に加わる。

一時間経過前後は参加者5人でずっと回していました。

 

先頭交代に加わらない選手をブリッツェンの選手が誰か分からなかったけどブロックしていたみたい。

登りで後ろに下がろうと思ったら口笛で入っていいよとされる。

ある程度長めに前で頑張ったから後ろで1,2周くらいぬくぬくしたいんだけど・・・

 

そうこうしていると残りは50分位。

まぁ、いいや。今回は着絡めなくてもちゃんと練習になればいいという気構え。

出来れば自分の動きでレースを動かしたりできればと思ったけどそんな力はありませんw

 

残り40分くらいのダウンヒルストレート立ち上がり。

自分が先頭で登って行ったら後ろが付いて来ない?

ヘアピンで後ろを確認したら意外と離れたっぽい。後ろに一人付いてきた。

 

「行っちゃいますか?」「行きましょう!」

意気投合して2人で逃げ開始!

お相手は去年の自分が3位に入った時の4位の方。

それでもって前にこの部で3位に入ったこともあって足はある人だったので楽しめるかな~なんて思いながら下り~90度コーナーまで行きましたがさすがに集団もそこまで許してはくれないかw

 

集団に戻るとなんだか安定しない。

「牽制入れていくには早すぎるだろ~」と何度かローテーションを飛ばして前に出る事数回。

変にペースが落ちると集団の後ろがごっちゃになったりもするのであまりよろしくないですしね。

 

そんなことをしているといつの間にやら残り時間20分も切ってる。

頭は意外なほどに冷静。レース開始直後のあの苦しみは何だったのか。

 

のどの渇きは折を見て水を飲むも全然改善されない。

2時間位じゃ猛暑でもなければ問題ねーや。終盤は諦めて飲まなくなった。

 

 

残り15,6分でコントロールラインを通過。

この日は一周7分超える位。という事はほぼ確実にもう3周という所か・・・

 

ぐる~と一周回ってきたインフィールドで先頭集団の皆さんが「残り時間は?」と気にする。

おおよそ残り時間は8分。

「これ、一周みんなで流せば一周分楽になるんじゃね?」という声に一斉に笑いが出るw

「でもそんな事したら集団がごっちゃになって落車発生しそうですよね」と言ったら棒状に戻りました(^^;

 

この後のダウンヒルストレートは先頭でクリア。そしたら集団と差が開いた。

さっき一緒に逃げを狙った方が抜けてきたけど

「これ、ここから逃げても彼らももう一周入れますよね?」

「・・・戻りましょうか」

 

集団に戻って無難に先頭交代をしながら残り一分でコントロールライン通過。

ダウンヒルストレートでは300W一本引きをして下りではまた回していく。

 

5コーナーからは牽制が入って横に広がる。

例年、ラストは2コーナー手前まで招待選手の引きがあるんだけど今年は無し。

2コーナーから1コーナーは本当に腹の探り合い。

 

腰を上げてコーナーを立ち上がる手前から誰からともなく一斉に踏み始める!

シフトアップの音をガチャガチャとさせながらもがく!!

 

ゴールまで200mを切ったあたりでシフトアップするか迷う。

回せるか?失速しないか?ちょっと怖かったけどシフトアップしたら速度が上がって2位争いに並びかけられた。

もうコントロールラインは目の前に来ている。

そこに向けて最後の悪あがきとしてハンドルを投げてフィニッシュ!

 

2位?3位?4位?5位?

とりあえず1位だけは確実にこの人と言える状態だった。

 

「ずっと先頭引いてましたよね?」「強かった!」そんなことをお世辞でも言われたのは結果はどうであれ嬉しかった(^^)

先頭集団でゴールした方々と健闘を讃えあって自分のピットへ。

 

 

 

自分の順位は同タイムで2位と伝えられる。

それだけ聞いて乳酸を流さないと辛かったのでちょっと足を回しに行きます。

 

パチさんとレース内容を話して初めて後ろの状況を知った。

結構、序盤のうちから20人も先頭集団に残っていなかったのね・・・

 

正式結果は表彰式までわかりませんでした。

自分の名前を呼ばれたのは・・・

 

ん~・・・1000分の1秒差で3位ですか・・・

去年と同じ結果になりましたが、今回はちょっと違う意味になったかな。

 

去年と違って半分、並びかけている所にトップがいたので本当に悔しかった。

3or4位の争いではなく、2位争いをしての3位だった。

 

ゴールの後に思わず頭を抱えた。

すぐ隣と言っていい所にトップがいるのに何やっているんだと本当に泣きたかったけど、一緒に集団で走っていた方々から「強かった!」と口々に言われたのは本当に救われた(なんか変だけど)

 

ここまで自分が出来るんだという小さな自信もついた。

ツールド沖縄の140kmなんて行ったら木っ端微塵に砕かれる自信だろうけどw

それでも自分としてはいいイメージを持って行けるかな。

 

 

 

 

そんな訳で、もてぎは去年の秋~今年のGW、秋と3大会連続で表彰台に上がることが出来ました。

GWに関してはチームを組んでくれたお二人に感謝ですがw

 

来年ソロで出るときには4時間かな。

富士チャレの時がそうでしたが、自分の力ではどうにもならない人たちと走るというのはとても勉強になるし。

そんな事を考えながら秋らしく日が落ちて肌寒くなったもてぎを後にしました。

レースデータ

Time:2.06.53

Dist:80.92km

SPD Ave:38.2 Max:61.2(km/h)

CDC Ave:93 Max:127(rpm)

HR Ave:173 Max:192(bpm)

PW Ave:225 Max:854 NP:258(W)

 

補給:真水200ml位?のみ

 

 

 

ちなみに、今日になって昨日出されたリザルトをみたら同タイムの2位になってた。

3位じゃなくて2位の賞状くれ!とちょっと思った朝でしたw

 

 

 

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