山麓暮らし

ほぼ自転車

SR600FUJI

SR600。まぁ詳しくはググってくださいw

今年やりたかった事の一つです。

 

今年から規定が変わってHPが開かなかったので北関東にしようと思いましたが、

自分のやろうとするときにページが開いてエントリーできるようになったのでこちらに。

 

夏休み最後の予定にしましたが、48時間以内に帰ってこないと翌日の仕事に間に合わない・・・

制限時間60時間もあるのに(TωT)

まぁ、大きなトラブルさえなければなんとかなるでしょ。

 

準備としてはいつもの600kmと変わらずですね。

ただ、防寒着と天気予報的にガッツリ振られてもいいように雨装備。

何かあっても帰れるように輪行袋で今回は荷物が嵩張りました。

 

 

 

さ、スタートは9月1日6時。

時間ぴったりに高尾駅の入場券を購入してお手洗いに行ってからスタート。

 

雨予報もありましたが空は晴れてる。

このまま降られなければいいなぁ・・・なんて思いながら出発です。

 

青梅を経由して小沢峠へ。

ここら辺でなんか全然力が入らない・・・

 

前に行った水晶・鷲羽の筋肉痛が治っていないからかな~と思ったけどどうも体の動き自体もおかしい。

バランスが取れていない感じがしてペースが上がりそうな所も上がらない。

元から飛ばすつもりはそこまで無かったけどやっぱり稼げるところで稼ぎたい・・・

前日に4時間位しか寝られなかったのも影響しているのか。

 

山伏峠もゆるゆる登ってPC1(45km 8:15)

ああ、かったるい。

しかも頭痛も少し出始めてる。

これ、風邪でもひいているんじゃないかと思う位に重いんだけど・・・

とりあえずこれ以上酷くなるようなら残念だけどやめるか、程度に覚悟する。

 

秩父を抜けて北上。

細かく登りを入れられる所で登らせようという感じがするコース設定。

 

ちょうど100km位のコンビニで一休み。

雲がほぼ無い快晴の中で走っていたものだから暑くてしょうがない。

妙義や赤城を見ながら碓氷峠を目指します。

 

碓氷峠に差し掛かるとやっぱり体が登って行かない。

装備の問題じゃなくて自分が乗れていない。

 

足つきたいと思ったところにPC2で一息。(133km 11:52)

会社のメール等が来てたので確認などをしてから再出発。

ここは急こう配が無いのでゆるゆると登って行って軽井沢に入ります。

中軽井沢から鬼出しまでの登りは勾配がきつくなった所で本当にペースが落ちた。

でも進んでいる、っていうのを励みに登っていくしかありません。

登り切れば長野原まで下り。草津へ行く交差点でコンビニ休憩。

エネルギー切れというのは無いと思うんだよなぁ。

頭痛は悪化もしないけど良くもならない。

酷くなっても渋への登りなら下り一本で高崎まで下りられる。

そこに甘えてDNFしたい気持ちもあるけど。。。

 

 

ここからはひたすら登り。

意外と草津前の登りはタラタラと行けたけど、草津を抜けて殺生で足つき。

ここで足をつくとは・・・こういう時に無理をすると悪い方向に行きかねない。

ゆるゆるでも登って行こう。ここまでの距離もあって疲労も溜まってきてるし。

草津から日が隠れて登っていてもちょっと寒さを感じましたね。

 

 

登っている間に眠気も少し来た。自分的に疲れが一定以上あるときのサイン。

レストハウスを通り過ぎてから渋峠までのもう一登りが精神的にもきつかった。

PC3(208km 16:17)

 

2度目で初めて石碑から展望を見られました。

こんな開けた所なんですね~。

 

止まると寒いのでウィンブレを着て下山開始。

渋ホテルをちらっと見たらインディとマーカスは居なかった。

時間的に中に入れられる時間なのでしょうか?

 

ここからの下りは寒い!

志賀高原のホテル街を通り過ぎた所で春秋用のタイツを履いて再び下山。

石碑からPC4まではひたすら下りなので休憩区間

PC4(234km 16:58)

 

なんか看板の所に書いてあるw

おかげで分かりやすかったです(^^)

 

さて、頭痛自体は変わらず。

ここで上田のルートインに電話して部屋を確保。

数日前にZucchaさんが泊まった素泊まり宿でもいいなと思ったのですが、

状況的にもちゃんと湯船に浸かってのんびりしたかった。

 

ホテルを取ったら少しやる気が回復した。

ここから60km、一泊して回復しなければ諦めようという気持ちで再出発。

 

住宅街などを抜けて菅平を目指します。

途中のコンビニで3回目の休憩を

 

もうこの日は天気の心配はなさそう。

飲食が終わったらナイトライドの準備をして登りに差し掛かります。

 

ほどなくして真っ暗に。

ダンシングとシッティングのつながりも悪いし、ギヤ選択もなんかすっきりしない。

無駄に頑張るようなことが無いようにだけ気を付けて上まで。

PC5(269km 19:17)

ここから宿までほぼ下るだけ。

PC6の場所だけ確認したら295km地点辺りからホテルへと向かいます、の前に夕飯。

途中のコンビニで夕飯の追加と朝食を調達してホテルへ。

ブルべ中にホテルに入るのは初めて。

風呂に入って歯を磨けるのはすごい違和感を感じるw

 

21:30にはベッドに寝転がり、電気を消そうとしたら消せないまま意識が飛んでたw

5時間後にやっと電気を消しました(^^;

 

6時間ぐっすり寝た。

ブルべ中の睡眠は3時間が今までの最高だったので新記録ですw

 

起き上がって体を動かしてみると疲労から来るダルさはありますが頭痛などの不調は全くありません。

とりあえず部屋の電気ケトルで朝ごはんを。

 

着替えて歯を磨いたらチェックアウト。

チェックインから8時間後位でしたね。半袖・春秋用タイツで出発。

 

コースを外れてまた合流するまでが約8時間50分とかなりのんびりしてました。

PC6には5分くらいで到着。(295km 4:53)

ここから美ヶ原へと向かいます。

ライトが要らなくなる頃には美ヶ原への本格的な登りに入ります。

 

意外とここ、勾配がきついのね。

体調は回復した代わりに疲れがあって登坂スピードは全然上がりません。

そもそもパワーが出ていないので登りではペースは上がらない。

 

上の方に行くにつれてガスの中に。

まっしろけの中PC7(332km 7:11)

 

ここでウィンブレ着用。さすがに空気が寒い。

ここから1500mを超える所を上ったり下ったり。

ガスでまったく眺望が無いので景色の楽しみが無い(´・ω・`)

途中の気温計は12℃を指してた。

 

登りのたびに最低限の体力で登るように気を付けます。

もう全体の半分以上の累積標高は登っているけど疲労もあるから足は極力残したい。

 

霧ヶ峰の方まで着くとようやく周りが見えるようになりました。

 

ここから下っている間に大学駅伝部が練習していますという幟が。

合宿の定番地?

 

白樺湖に下りると紅葉が始まってきてる感じ。

 

一登りしてちょっと下るとその先にPC8。(378km 9:22)

更に下って行ってR299にぶつかると左折して麦草峠へ。

「ここに出るのか~」という感じ。

 

ここは標高が100m上がる毎に看板があるので自分のペースを計りながら登ります。

100mUP毎に大体8、9分位だったかな?

途中からは2か月前に登った道になるので覚えているのと重ねながら上まで。

PC9(400km 10:47)

う~ん、メルヘンとかビーナスとかいう名前をこれらの道につけた人にとても文句が言いたくなったw

ここから下へと下っていきます。

 

R141に合流すると日差しが暑い。

ウィンブレと春秋用のタイツを脱いで夏仕様に。

気温は22℃。気候としては最適なくらいですね。

 

野辺山に向けては自分の考えている以上に登った印象。

麦草を下り切った所から300m位登るんですよね。

登坂車線などを使いながらのろのろと走って行きます。

 

野辺山駅を左手にもう少しまっすぐ行くとこの碑に着きます。

PC10(436km 12:20)

 

ここから韮崎まではひたすらに下り基調。

と、ちょっと下った所でコンビニ休憩。

この日初めて座って休憩したw

腹を満たした所で再出発。

 

しかし下り始めでリヤのシフトが利かなくなる。

7枚目から上に動かない。

 

症状としては絶対にSTI内でシフトワイヤーが切れてる・・・

シフトダウンはできるけど出来るだけ動かしたくないので信号からの発進もシフトはせずに下っていくようにします。

 

下り切ったあたりで自転車屋さんを検索してそちらに直行。

行ってみたら去年の麦草400で盛大にタイヤカットした時にお世話になったお店でしたw

シフトワイヤーはあったので貰って工具をお借りしてワイヤーを交換。

30分以上はロスしたけど事なきを得ました。

切れたのが野辺山からの下りだったこと、下り切った所のお店にパーツがあった事と幸運が重なって助かった感じですね。

出かける時に替えのワイヤーを持って行こうか迷ったんだけど虫の知らせだったか・・・

とりあえず危機は脱したし、レース中とかでは無かったので良しとしよう。

 

ということで平坦をのた~と走ってPC11の芦川駅。(488km 14:47)

写真だけで再出発します。

 

この芦川の登りがこの日、一番調子が良かった気がするw

途中でSR600のバッジをつけた方を追い抜く形になりましたが、話しかけてもちょっと・・・と思ったので「こんにちは~」と挨拶するだけで追い抜かせてもらいます。

 

若彦トンネル手前の交差点にある自販機で飲み物補給。

ここからトンネルまでの登りが地味に勾配がきついのね・・・

のらりくらり登ってトンネルの中は下り基調。

 

抜けると河口湖畔に出ます。

若彦トンネル前はずっと晴れていたのにこちら側は曇り。

富士山は山頂部だけでしたが見えました。

SR600の名前に富士とあってそれが見えるとちょっと意識しますね。

 

ルートは河口湖大橋の左に行くのですが、キューシートはそのことが書いておらず。

自分みたいにキューシートだけで行く人は間違えて橋に行ってしまうのでは?

 

右手に見えてる富士山はだんだんと雲に隠れて行ってたので山中湖までちょっと急ぎます。

しかしラストのPC12についた時には・・・

ああ、、、残念。

代わりに夜間などに写真を撮る所で。(541km 17:19)

 

ここからは山伏まで登るけどあとは下り基調の道志みちをいきます。

残り1/10で何かあってもつまらないのでもう一回集中。

 

道志への分岐手前で最後の補給。

う~ん、炊き込みご飯だよね。

暗くなる前に出来るだけ先に行きたいので食べたら即出発。

 

道志みちの下りは後ろからくる車が結構いい勢いで来るのでちょっと怖かったり。

ライト関係はすべて点灯させて譲れる所ではさっさと行ってもらって。

 

車は「邪魔だよ」という感じが漂ってくるのが多かったけど、バイク乗りは譲ると明るいうちは手を上げてくれたり、暗くなってからはハザードを出してくれたりで好感が持てました。

安全第一で下って相模原に入ったな~と思ったらいつの間にやら道志みちの終着点。

 

この辺で気が抜けたのか体のあちこちの痛みが気になる。

そして疲労もさっきまで無い位に感じる。

まだ10kmあるよと言い聞かせるw

もうここまで来るとまさにこの絵の状態。

 

ゆるゆると高尾駅を目指して入場券を購入した所で終了です。

 

前日の6時出発ですから37時間50分でフィニッシュですね。

ケチって子供券ですが何か?www

自転車を置いた所にそのままへたり込みました。

 

一休みしたら家族が高尾に来ていたので合流してお風呂へ。

ご飯もここで頂きました。

 

終わってすぐだとそんなに空腹感が湧かないんですよね~・・・

素朴なものがおいしく感じるのが一番嬉しい所。

 

TSS906、604km、10938mUP。

走行時間25.43.11

シクロスフィア→

補給食→ウィダープロテインバー×2、アミノバイタル赤ジェル、アミノバイタル青ジェル×3、ザバスピットイン×4、アミノバイタルアミノショット×2、CCD赤ジェル×1

 

 

 

結局最後まで雨は降らず、防寒具も使わなかったものがチラホラ。

もっと荷物は少なく出来たなぁというのが終わってみて初めの感想ですね。

 

あと鈴鹿後から使っている新しいシューズは600kmだとソールが硬すぎる!

帰ってからブルべ用に以前使っていた後継モデルのシューズをポチりました。

 

来月の伊勢1000kmはどうなるかなぁ。

またもう少し対策を考えて行かないとなと思う所です。

 

とりあえずブルべ的な今年の挑戦1つ目はこれで達成できました。

次はあおばスーパーのSR。個人的に体調管理と当日の天気次第。

しっかりと準備して臨んでいきたいと思います。

 

とりあえず今週末の富士チャレ200kmに向けて頑張ろう(`・ω・´)

 

 

 

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