山麓暮らし

ほぼ自転車

RM424岡山1200春輝 Day2

準備~前日 → RM424岡山1200春輝 準備〜前日 - 山麓暮らし

 

Day1 → RM424岡山1200春輝 Day1 - 山麓暮らし

 

朝の3時に起床。

ちょっと体は怠いけど先が長い気があるのか600ブルベの朝よりも疲労感は無い。

朝飯食いつつ、支度しながらSNSを見てると自分と同じく倉吉で泊まっている方々がもうスタートを切っているようだ。

 

昼間は事前の予報ほど気温が上がらなそう。そして山間部では前日に引き続きにわか雨の可能性あり。

蒜山、大山の気温はいかほどなのだろうか?ウィンブレ以外を着て暑ければ脱げばいいや。下なんてビブの上からインナーを履いて大山から降りたら脱ぐ気満々で出る。

前日、テールランプの電池が切れてしまったのでコンビニで調達してから3時半に出発。

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コンビニで一人、登りに入るとパラパラとほかの参加者を追い抜いていく形に。

三船さん、山本さんを除けばほかの参加者と会うのは300km以上ぶり。ちょっとテンション上がりつつ蒜山までのだらだら登りを詰めてく。

登り切ってちょっと行った所が通過チェック4(378.9km 4:50)

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空が白んできた。まだ朝食後そんなに時間が経っていないのでここでは野菜ジュースのみでリスタート。先のセブンを横目に「ここから降りるまでコンビニなさそうだな」という予感がする。

2日目のキーポイント一つ目は大山のチェックポイントまでどれ位でこなせるか。それによってこの日のスケジュールが半分は決まると思っていた。

 

ガスのかかる高原地帯を登って降りて。まだこの辺りは桜が咲いてる。


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大山のすそ野に到達するころにはガスが晴れて中国地方の雄が姿を現してくれた。

大山登山に来たのは9年前だったっけな?それ以来。

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この写真ののち、登坂車線のある大山寺への直登がそれなりに辛かったw

左折して下ると有人チェックへ。

通過チェック5(430km 7:20)

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ここでの差し入れはこれ。ポケットインするわけにはいかないので食べ飲みしないとリスタート切れないw

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下りでは大山から見下ろした覚えのある弓なりの海岸線が眼下に見える。

これからあの海岸線を走るんだ。

日差しの暖かさから降り始める前に下のインナーは脱いだ。上は風がそこまで暖かくないので腕まくりで走ることに。

 

ちょこっと川沿いを海へと。突き当たると海岸のサイクリングロードを行く。


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大通りから逸れると水木しげるロードを通過。


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そしていつかは行きそうな気はしてたけどブルベで通過するとは思っていなかった通称ベタ踏み坂こと江島大橋


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これを渡って島根県へと入る。

この辺り、標識で幾度も「大根島」と出てきて「おおねだよな…」と思ってたら本当に「だいこんしま」でちょっと笑ったw

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海の上の一本道を走るようなここが気持ちよかった。

ここから海岸線のアップダウンへと。


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途中を脇道に入った所に次のチェックポイントが出てくる。

通過チェック6(495.5km 9:56)


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ここはフォトチェック。先に行って初めのコンビニで一旦補給する。


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松江城を通過して道路に尾道まで180kmという標識に笑う。今日はこれをやるんだよな。そして同じくこんなのも道路に書いてあった。

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風は結構強いけど真向いからの風はなく、スピードが出ないというほどではない。これは大変助かった。

この辺りからこれから向かう出雲大社の文字が道路標識に出てくるが、尽く違う方面へとキューシートは案内する。その前にもう一つ通過チェックがあるためだが結構精神的に嫌なタイプだw

最後に風車への坂を上るとチェックポイント

通過チェック7(550.8km 12:14)

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雲行きも空気もなんか怪しい。お茶をボトルに補充させてもらって先へ。

なんか嫌な予感はしてたけどそれなりの所を登らせられた。これで高低差があったらキツイけどまぁこれ位なら。

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周りが開けてくるとそこは出雲大社。お初です。ちゃんと参拝してないからきっとご利益はないw


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大鳥居の先にあるコンビニが通過チェック8(574.9km 13:32)

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次のチェックまで130kmあまりなので休みなしで行ってしまおうとここでそれなりに休む。ここからもまだしばらく風はありそう。

ここから尾道まで220km。宿に22時代にはたどり着けそうだ。

 

リスタートを切って川沿いへと出る。すると600km地点辺りで大粒の雨が落ちてきて路面がみるみるウェットになっていく。

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でも山の方を見ると向こうは晴れている。という事は降ってもそんな長くないだろう。ウィンブレを着て体が冷えないようにだけ。

10km位進むと路面は乾く。でも雨粒が風で運ばれてきてるらしく、風が来るところではパラパラと降るがいつのまにか止んでた。ウィンブレは乾いたのを見計らって脱いだ。


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雲南市から奥出雲へ。ここを登り切ればいよいよ広島に入る。時折日差しも差すようになってきたが気温は10℃とそれなりに涼しい。


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ここってスイッチバック駅なのか。これを過ぎると登り最後のセクション、おろちループ橋


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いつも見慣れている三峯の雷電ループを思い浮かべるとちょっと違うかな。

これを過ぎてトンネルを抜ければ分水領を超える。ここで17時のチャイムが鳴る。ここから次のチェックポイントまでは約50km。日の入りまでに間に合うか?

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ここからは長~い下り。無駄のないようにして時間を稼ぎ出す。

下りで生脚はちょっと涼しすぎたけど所々で当たる日差しが暑いので腕まくりを戻しただけでそのまま続行。

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三次に着くころには日が暮れた。

コンビニがマツダテストコース前店となっていたのでどこに?と思ってたらテストコースの淵らしいのが見えた。

通過チェック9(707.9km 18:57)

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ここで下のインナーを追加。

前日もこんなに空気自体が冷えてたっけ?と思ったけど、そういえばこの時間にはホテルにいたなw

 

三次の市街を抜けると広域農道チックな道をひたすらアップダウン。

車もバイクも来ない。登りに入るときにシフト操作すると横の茂みから「ガサガサ!!」と音と立てて何かしらが自分から逃げていく。音的に鹿だったかな?

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満月前日の月明かりが明るく、周りの地形などが見えたのは精神的にも良かった。

登りがどのあたりまでかを確認できるのは大きいw

 

早ければいつもなら寝る時間に少々眠気を感じたので缶コーヒーでカフェイン。目を覚ましたら道も下り基調になって順調に進んでいく。

765km付近のT字路で「左行けば5kmでホテルなんだよなぁ」と思いつつここから25km先のホテルを目指して右折。

 

尾道北ICからの登りがちょっと堪えた。走り終わった今RWG見ると明らかにここだけ登ってたけどそんなの事前に把握してると近くなっただけで嫌になるから見てないw

登りきるとそこから尾道市街までまっすぐ下り。

約790km地点のホテルへとイン。ホテルの部屋に入ったのが23時前だった。


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風呂と翌日の準備を済ませて日付跨ぐ前には就寝

 

走行記録

17:03:55 443km 5057mUP NP158W Ave135W 8297kJ

グロスタイム約19時間