1時にアラームをかけていたけどその10分前位に目がすっきり覚める。
6時間弱は寝られたか。
一番の懸念だったお客さんからの呼び出しは無かった。
でもいつもの生活では起きない時間なので多少、眠気はある。
走っているうちに来なければいいなぁ・・・
と、ここで一つ目のアクシデントというか。
仕事携帯は充電出来てるけど個人携帯は充電出来てない。
充電ケーブル変えても何しても充電されない。
まぁ、50%あるから機内モードにしてゴールまで持つかな・・・
フォトチェックは最悪、仕事携帯で撮ればいいだろう。
2時に家を出発。
はらいちさんをピックアップして3時半前には着いたっけな?
篠さんも自転車を下ろした頃に到着。
車を家族に預けてスタート地点の公園へ・・・
って、携帯車の中に忘れて来とるやん。
一旦走り去った車で戻って来てもらって携帯受け取り(^^;
ブリーフィングは無し。
検車をあらかじめやって4時になったら一斉スタートです。
和田峠に入るまでトレイン状態で。
陣馬亭を過ぎて勾配がきつくなるとはらいちさんとランデブーで上へ。
4倍くらい出てるけど勾配がきつめだからしょうがない。
後ろからもう一人追いついてくるなと思いながらウェット路面の中をピークへ(4:54)
ホラー写真やw
篠さんがすぐ後ろに来たけど、ゆっくり下るからと先に失礼します。
新調に下りつつ、甲武トンネルの方へと行きそうになりながら鶴峠方面へ。
もうここからは淡々と3倍目安に進んでいく。
もうこの辺りでこの日のギヤ比を失敗した気しかしない。
インナーローで36-28は10%を超えてくると回すというよりは体重をかける感じになる。
鶴峠から下ると2つ目の通過チェック,、小菅村役場(6:46)
この下りでアウターにギヤが入らない。
「なぜだ?」と思いつつはらいちさんに先に行ってもらって点検してみるけど原因が分からない。
とりあえずリアの変速はアジャスターで調整。
とりあえず先に行くか。
今川峠入り口のトイレで用を足して登り。
途中からしばいぬさんとR411に合流した所まで行ってあちらは自動販売機に。
自分の方はというとクランクに違和感を感じてた。
右のパワー計が反応しなくなったのも少しおかしい気もする。
そんな中で左のクランクアームがちょっとおかしい気がしたのでクランクキャップを回してみたら回った・・・
こいつか。右のクランクがBBから離れたからパワー計とマグネットの間が広くなってパワー計が反応してなかった。
そしてアウターが外に寄っているからアウターにも入らなかった。
しばいぬさんと篠さんに追い抜かれつつ処置完了。
センターのクランクキャップは専用工具が無いので出来る所まで。
左クランクのボルトをしっかりと手ルクレンチで締めたら変速の調子までおおよそ治った。
篠さんとしばいぬさんを追い抜き、柳沢峠手前ではらいちさんの姿をキャッチ。
山頂で合流します。
お久しぶり~。まっしらけw
まぁ雨に降られていないのが幸い。
塩山方面へと下っていきます。
下り始めると所々工事をやっている。
ほぼフルウェットなのでせっかくの広い下りなのに時間を稼げない。
思ったよりも体は冷えたけどその頃には上日川峠への登りに入る。
って、いきなりそれなりの勾配なのねw
ここから先は自分にとってはほぼ初めての道となります。
道端に峠までの距離が書いてあるのでなんとなく、ペースをつかみやすい。
はらいちさんに「ここは白石峠の8km版です」と言われた通り、白石峠を登っているようなコースでした。
通過チェック3(9:31)
下りはフルウェットで対向が来た時の逃げる余裕を持ってないといけなかったのでここも稼げない。
ほぼR20にぶつかった所が通過チェック4(10:12)
この次、15km先がPCなのでここではおにぎり一つ。
って、hideさんがいつの間にやらいた。30分後スタートなのに早いwww
「塩山のパン屋さんに行ってきます~」と言って先に出て行かれた。
自分とはらいちさんも少ししたら出発します。
葡萄畑の中を塩山方面へ。
これ、確か何年か前の大弛峠に行ったライドで走った道だな。
大弛峠アタック前最後のコンビニがPC1。
途中からお買い物が終わったhideさんとPC1へ。
自分とはらいちさんはトイレ、食事をここで済ませますがhideさんは自走で帰る関係もあってさっと出て行かれました。
ストレッチまでしてそろそろ出ようかという所で篠さんとしばいぬさんが到着。
しばいぬさんはともかく、篠さんがここにいるというのはかなり早いw
お二人が買い物を終えたあたりではらいちさんと出発します。
大弛峠に行く道の一本手前を左折。
焼山峠へと向かう登りにかかります。
この辺りになってくるとちょい膝上が重くなってきた。
36-28だとインナーローでも重すぎなんですわ・・・
そしてはらいちさんは峠に到着する手前で調子が悪くなったとのことで先に行かせてもらいます。
何も標識は無かったけどこの看板が行先を不安にさせる・・・
黒平はここの事かな?と思うようなところを過ぎたら下りに。
この辺は山奥感があっていいですね。
T字路を左折してすぐがPC2(13:17)
ここで何を思ったのか、キューシートには「B」と表記があったのに交差点の表示を見て真っすぐと勘違い。
下る方向に5km下りてから「次のポイントまで8.7km571mUPなのにこんな下るわけないだろう・・・」と気づいて引き返す。
余分に10km、300mUP位したかな・・・
いこいの里に戻ったらちょうど篠さん、はらいちさん、しばいぬさんが出発する所だった。
スタッフの方にボトルを満たしていただいてリスタート。
木賊峠への登りに差し掛かります。
お三方をパスして木賊峠っぽい所を通過。
さて、ここはキューシートではこうなってるんです。
ドン付きで右折と頭で唱えながら距離を見ていたらあれ?そんなところ無いぞ?
今から考えればPC2からの書かれている距離を少し過ぎたあたりにあった右方向に道のあるT字路の事だったんだなと。
そこから下り始めるもやけに下りがなだらかだな?と思って不審に思う。
1.5km位行った所で引き返そうと止まって右足をひねった瞬間、右のクリートが外れないで「プチっ!」という音と共にシューズが脱げて立ちごけ。
訳が分からなくて急いでそのクリートが外れずに脱げたシューズを見たらボアがはじけ飛んでた・・・
取り付け部分の爪が割れていて付けるのは不可能。
一旦足を入れて漕いでみるけど甲の部分が無いサンダルを履いてる感じ。
左足で踏んで右足が6~12時の間は足を乗せていれば脱げないけど登りはかなりキツイ。
こんな状態で走ったら膝とかに無用なダメージを負いかねない。
引き返してからの30kmにはまだ信州峠もある。
そこまでして認定を取るブルべか?そう考えた時に自分で意外なほどにあっさりと答えは出た。
「自分は来月の1000kmと11月のおきなわがあるんだ」
今以上に本気で臨みたいものがこの後あるのに今ここで無理することも無い。
多分、これをそのまま下れば本能的な方向感覚的にも韮崎、甲府の方へと降りられる。
悩む時間なんて無かった。そのままミスコースで下り始めた道を下っていき、
道案内の看板、甲府の文字に従っていけば本当に一漕ぎ、二漕ぎで駅の近くまで行けたので適当な所でサンダルを買って履き替え。
シューズは歩くのもままならん。
翌日までご一緒しましょうと話していたはらいちさんがゴールしたのを確認、連絡を取り合う。
ゴール行けずにすみませんでしたm(__)m
かいじに乗って帰玉。
208km 5708kJ TSS450
今回のブルべに対して終わった時には楽しかったという感情しかなかったけど、地元が近づいてくると沸々と悔しさが湧いてくる。
通過チェックもPCもすべて取り終わってからのDNF。
辞める判断を下す時はあっさりだったけど、頑張ればよかったじゃんという気がしてしまって仕方なかった。
顔面落車、倒れてきた竹に衝突して落車したのに続きDNFは3回目。
体が無事だったのが今回の救いかな。
そんなこんなでヤケ酒、という程では無かったけど自分にお疲れ様のお酒を夕飯と一緒に頂く。
2日たってから思い出しながらも悔しさはにじみ出てくる。
結束バンドは持ってたんだ。
応急処置でシューズを縛ってゴールを目指すくらいはできたかもしれない。
でもやらなかった。
今まで2回のDNFは落車の怪我によるものだったから諦めがあっさりと付いたんだけどなぁ。
レースで負けたのとは全然違う悔しさ。
でもやっぱり無理して変な事になるよりはこれで良かったんじゃないかなとは思う。
また、次のブルべはすべてを整えて臨むことにしよう。