かつてはあおばさんはスーパーシリーズが開催されていて、鶴鶴鶴と伊豆300、麦草400は結構好んで参加させていただいてた。
今回はその流れな1000kmが開催されるということでエントリー。
あおばさんにとって初めての1000km開催だったようです。
あおばさんというと無駄に登らされる、というのが結構皆さんの印象?
今回も「酷」という名の通り、登らされるw
↓あおばさんの出してるRWG
稲城〜宮ヶ瀬湖〜伊勢原〜足柄峠〜富士サファリパーク〜稲子駅〜枝折峠〜飯田〜木曽峠〜下呂温泉〜富山〜上越〜浅間サンライン〜横川〜秩父〜稲城。
グロスが吸われるのは稲城~サファリパーク、木曽峠、妙高かな。
そこまで荒れた下りは無いので自分さえ調子を崩さなければ基本的に高速コース。
これを踏まえて今回の走行スケジュール。
宿泊地としてはスタートが9時なのでチェックインを0時までにする仮定でいいところ飯田だろうと。そしてそこから350km走ると上越で2泊目かなと。
ただホテル予約の段階で上越はどこも満室。しょうがないのでその先に行くとルート上にチェーン系ホテルがあったのでそこを取る形にした。
どの旅行サイトからも予約できず、ホテルの公式予約サイトから取れたくらい・・・結構ぎりぎりだったかも。
そうして1日目が約355km、2日目が約370kmという割り振りになった。
駒ヶ根あたりにすれば良かったかなと思いつつ、上越で宿を取れなかったから結果オーライ。
飯田のホテルも到着が少々遅くなっても対応してくれる可能性があるので、いかにもビジネスホテルという所にしといた。
基本的に一番寒い未明の時間にはホテルで日が出てから出発する事に。
1日目は結構登るけど2日目以降はそれと比べればそんなに登らない。
勾配がきついところもそんなにないのでまぁ疲労が溜まってきててもロスは少な目で済みそうだなと思ってた。
今回の装備品。
・ウェア類
アーム・レッグウォーマー、レイン仕様のビブショーツ、ドライナミック、レインジャケット、フルフィンガーグローブ、(おたふくインナー上下、長袖ジャージ)
・その他
日焼け止め、J1、輪行袋、鍵、エマージェンシーシート
事前の予報で雨が降らないというように変わったのでガッツリ雨具は割愛。
ウェア類の中かっこ内はお守り程度。サドルバッグの形を整えるのが主で「使わないとは思う」
エマージェンシーシートは一泊目が遅れてチェックインできなかった場合に備えて。
今回の機材はこちら
スプロケを28T→32Tにしたり、タイヤ交換をしたりと直前まで用意してたNironeさんが前日にパンク。何となく縁起の悪さを感じてOltreになったw
さて、なんだかんだ前日の夜までバタバタとやってたけど9時スタートに助けられた感じで当日の朝に整った。
出発前に周りはどんな計画なのか少々聞きかじる。
わりかし一日目は宿を取らずに先へと行く人が多いなという印象だった。
それができるとある意味楽だけど寝ずに行けないからなぁ・・・。
時間になったら検車を受けて出発。
9時スタートということもありいつもと比べてかなりの交通量。
いつもなら交通量が多くなる前に郊外に抜けられる稲城スタートなのに…
まったくもって動かない区間もあったりしてグロスが吸われていく。
宮ケ瀬に向かう登りに差し掛かるとやっと解放された。
「いや、ここ以外の登りあるよね?」という気がする急こう配を登らされたりしたけどそれは一瞬。
先は長いので坦々とペースを刻んでTC1
TC1 37.1km 10:43
スタートからここまでのペースでちょっと不安になる。
ここから伊勢原へと下っていき秦野方面へ。
勝手知ったる地域ながら最近は全然来ていなかったので道にあるものが色々と懐かしいものがあちこちにある道を行く。
この辺りもやはり渋滞で進めない所があった。
元気なうちにグロスは稼ぎたいけど全くそれができず。
一緒に走っていた方と苦笑いするしかなかった。
TC2 61km 11:42
ここから中井を経て松田へと行くわけだが、ようやく自分のペースで走れるようになってきた。
一緒に走っていたお二人は登りで自分よりもペースが速い、けど下りと平坦で追いつくというのを繰り返していく。
松田駅の手前でまた見知った所に出るのだが、「ここか!」という所。
個人サイクリングでも今後使えそうな道を知れた。
R246の回避はこの辺りを走るのには絶対に考える事だからね。。。
足柄峠の登りに差し掛かる。
気温、というより日差しが強くて暑い。
同じようなペースで走っていたお一人は途中の自販機でストップ。
もう一人は登りのペースが落ちたので先に行かせていただいて単独に。
金太郎ライン、ここから入っていくのか。
そのうちこれを使うようなサイクリングをしたいものだ。
分岐を過ぎると本格的にThe足柄峠という道になっていく。
そのうちにドリンクが底をついたけど、これを超えてからコンビニで止まったほうが飯も調達できるしな、ということで続行。
連続して出てくるきつめの勾配で踏みすぎない事を意識しながら坦々と超える。
こういう所は時間はそこまでかかっていないくせに体感は長い。
車の多い山頂部を抜けると自分のお気に入りポイント。
昔から富士山に見惚れた人が事故るポイントとしても有名w
富士スピードウェイのスタンドに人が良く入っているのが見える。
さすがGWのGTをやっているだけあるな。
下りきって今度はR469に向けてR246を突っ切る所で最初の休憩。
風が強く、しかも向かい風基調なので思うように進まない。
握り飯2つとドリンクで10分くらいでリスタート。
馴染みの道なんだけど、新御殿場ICやらバイパスやらがようやく完成して道は一変してた。
新東名が東に延伸したらまた車の流れも変わるんだろうな...
さて、自衛隊の演習場を突っ切るといよいよ富士サファリパークへの登りに。
アタック愛鷹でおなじみの右折ポイントではなく、その先から登り始める。
多くのサイクリストとすれ違った。皆さん、富士イチなのかしら?
そういえば富士イチでR469は初めての時以来使ってないな~、なんて思い出す。
十里木のドライブインを過ぎれば下り基調に、という所で路面にある石に前輪をまともに乗せてしまいパンクした。
ちょっと注意不足だったな...しかもこの時に携帯ポンプの根元からある圧力まで行くと空気が漏れる。
CO2を入れるか迷ったけど、とりあえずビードがはまった音はする位まで空気を入れられた。
タイヤを触ってみてそんなに入らなかったわけではない。
段差などを注意すれば走り続けられるだろうとリスタート。
下りの勾配が緩むとこんな所に。
この周辺だけ雰囲気が違っていて思わず写真を撮ってしまった。
川を渡ってから「ここ、本当に国道ですかね?」というような狭い登りに差し掛かる。
登り始めてすぐに富士山がどーんと見えるスポットがあるのはよかった。
そんなに長い登りではなく、勾配がきついのも序盤だけだった気がする。
下って里山っぽい道を行くと次のTCに。
TC3 164.6km 16:24
ここから右折してちょいっと登ると身延、山梨県へと入る。
R52ではなく、本当に川沿いのR300を北上していく。
暮れてくる空と富士川沿いの風景はよかった。
前輪に空気を入れたいけどこの辺りに自転車屋さんは無いようだ。
あきらめて先へと。祝日のこの時間じゃ甲府や韮崎でも寄れないだろう。
身延甲南運動場のセブンで夕飯。
そういえば背中に入れてきたエネ餅とマグオン、おにぎり2つしか食ってないやんと。
少し寒さを感じたのでアームカバーを着けた。
200km。
ここまで9時間でここからまだ150km・・・0時には間に合いそうにないな。
とりあえず次のTCまで走ってから考えるか。
ここから少し行くと去年の諏訪400でたどった道を逆方向に行く。
そういえばループ橋が目に入ったので写真撮ってた。
なんだろ?と思ったけど特にどこに行くための道、というわけではないらしい。
韮崎から見る八ヶ岳。
県道を北上しているうちは登りとそこまで感じさせない道。
そして甲州街道に入ってもしばらくそれは変わらず。追い風だった気もするけど。
斜度が上がってくると富士見峠が近くなってきたんだなと感じる程度。
快調に行けるけどたまに無駄に飛ばす車に追い越されるのが少し怖い。
富士見峠。
あまり峠らしくない印象だったけど、今回は「こんなに緩かったっけ?」と思う位だった。
若干眠気を感じるので下りきった所で缶コーヒーでも入れるかな、と思いつつ下っていくと次の通過チェック。
いい所に自販機が無かった。
TC4 274.3km 21:00
ここでホテルに1時くらいになりそうと伝えとく。快く「お気をつけて」と言われた。
これで泊まれないということは無いようだ。
さすがに気温が下がってきたのでレッグウォーマーをここで追加。
のろのろと杖突峠へと登っていく。
5年前の伊勢1000以来だな。
意外とこの時間になっても車の通りがあるなという印象。
まあそんなに真夜中というわけではなかったけど。
印象にあるよりも少々長めの登りだった。
下っていきはじめに左に出てきたコンビニにて休憩。
主は眠気対策のコーヒー。
下りで寒さを覚えたのでウィンブレを追加してリスタート。
するとパワーメーターが反応していない。
電池が切れたかな?と思いつつ次のコンビニで電池を購入、交換したが反応しない。
サイコンの電源を入れなおしてみるか?別にログ取りなだけで見てないからいいか、となって最後は諦めた。
結局この日は最後まで通信復活せず。
伊那市に出ると下り基調、なはずだがそんなに下り一辺倒なわけでもなく時々丘を越えながら進む。
これ、朝の寒い時間帯に走るのは体が冷えそうだな・・・なんて思いながら。
5年前の伊勢1000の時には確か一本東側の県道を通ってた覚え。
国道沿いに南下すると道は広いけど丘陵地帯、という印象になる。
まぁヒルクライム大会で来た時も「平坦すくねぇ」と思っていたがその印象通りだった。
月明かりが結構あって路面が見えるくらいだった。
これは明日の夜も助けられそうだ。
ご飯ものを調達して1時前に飯田駅前のホテルの部屋に入った。
シャワって食事して水分を1ℓ以上飲んどく。
就寝は1時半くらいだったかな。
13:46:06 352km 4861mUP NP177W Ave148W 6314kJ Ave136bpm