エベレスティング。一部界内で流行っているチャレンジですね。
その名の通り、エベレストの標高8848mを登るチャレンジ。
主なルールとしては
・2時間以上の休憩禁止
・登りと下りは同じルート
・トイレ等での寄り道は可能
・10000m、ダブル、トリプルでまた認定が有り
・達成は24時間以内(以前の認定条件)
・ダブル以上でないと仮眠は認められない
ルートとしては頂上か麓にコンビニがあってトイレも使えると文句なし。
そうでなければ車を停める場所があればセルフでベース基地を置けるなという感じ。
自分は今回、単純にエベレスティングだけを達成したいので仮眠は考えず。
補給があれば良かったので麓にクーラーボックスを置くことに。
そして麓にあるカフェで昼食を取れるとリフレッシュできるかなという感じ。
また、あまり民家がある所でやるのはよろしくないなと。
この条件を考えると小沢峠の名栗側というロケーションでやることにした。
麓から少し行けば自販機と公衆トイレがあるので日中だけなら問題ないでしょうと。
そして麓にはFUKU FUKU GARDENさんがあるので昼食処はOK。
コースとしては1.5kmで122mUP。73回でエべレスティング達成という計算。
3時45分起床。
本当はもう15分ほど早く起きるつもりだったんだけど、自然覚醒したのがこの時間だったという事は体が欲していたという事にしておく。
朝ごはんは1合くらいの白米に卵、炒めたウインナーとほうれん草。
今回は麓にクーラーボックスを置いておく。
中身はコッペパン2つにスティックパン5本入り一つ。羊羹と2リットルずつのポカリと水。凍ったカルピス500ml3本。
諸々準備して小沢峠へ。
5時ちょうどにスタート。
パワー値管理で淡々と登ろうかなとも思ったけどブルべ時と同様に心拍数で管理することに。そのために初めはハイペースで稼ぎ、パワーが出なくなるにつれて頑張りすぎないようにする感じ。
そして下りはくねくねと曲がっているので結構注意と慣れが必要。この辺は安全第一で。
進めるにつれて心拍数で抑えるから序盤に出ていたパワーが10本くらいでもう出なくなってくる。
それでも往復9分前後でここまではこなせた。
ノンストップでここまで。
このペースで最後までできたら10000mUPしても走行時間12時間あれば終わるのになぁ・・・ブルべと一緒で序盤のペースのまま最後まで行けるはずがないので無駄な考えだけどw
コッペパンと羊羹を食べてボトル補充、再開時にトイレへ。
今回の準備とロケーション的にトイレ、補給のための寄り道は認められているけどトイレ以外はルートから外れる必要が無かった。
昼食以外の休憩する時には少なくとも2往復分の時間は食わないようにというマイルール。
再び登り始めると幾分、回復したので数本はペースが上がるも安定して9分を超えるようになってくる。
日差しが結構熱く、登りで汗をかいて下りで一気に引く。
結構、体に負担が行ってそうだな・・・ここら辺を考えても高低差200m位までが冷えすぎなくていいのかなと思ったり。
脚が怠くなってきて再開時の予定よりも2本少なく次の休憩に。
富士山超えたね。
ここまでの所要時間は5時間弱。という事は少なくとも12時間以上はかかるわけですな。あとは終盤はタレタレになると思うのでそのロスがどんなものか。
スティックパン2本とボトル補充、再開時にトイレへ行って3セット目。
麓のカフェが11時半に開くのでそれまで。
途中で右脹脛がピキッと痛みが走った。
多分、水不足だなぁ・・・1時間半と今までのセットよりは少ないのでボトルの水分を積極的に飲んで数本、ペースを落として続行。
5000mを超えるまでは行くかとも思ったけど時間で休憩に入った。
昼食はFUKU FUKU GARDENさん。
塩分補給の観点からカレーで。
牛すじときのこのカレーでトロトロの牛すじがほんとおいしかった!
水はどんどんと飲めてしまう。やっぱり不足していたんだろうな。
12時を過ぎたらリスタート。
昼食後だったので始め2本くらいは抑えめで。
その後からペースを上げて・・・とか考えてたけどもう思っていたペースには上がらない。
5000mを超えてから一段、また次の疲労へとステップアップした感じ。
また吹きおろしの風が疲れを助長させる。
50本を超えた所で一旦ボトルが空になったので休憩。
凍らせたカルピスを飲んでクールダウンと果物ゼリーを食べる。
再度走り始めるも心拍が上がらなくなってくる。
前のセットよりも苦しくてたまらず5本だけで次の休憩を挟んだ。
もうあと17本。終了まで3時間は超えるな。
回答したカルピスをまた一本飲み干してゆで卵。
再開してからはゾンビ走法。
600kmブルべの日付が変わってからの感じに似てる。
17本一気にやるのはちょっとこの終盤には多い。
2セットに分けて9本を残して最後の休憩に。
もう後は8本しかない。
1000mも登らずに終わると考えるとゴールは近い感じがする。
止まっている時間が長くなると動くのが億劫になるのでボトル補充して回答したカルピスの一気飲みしたら最後のスティントへ。
始めの2本が超絶怠い。
3本目を終えたあたりから続けるためのリズムに乗ってきた感じ。
70本を超えて最後の一本へ。
1/3超えたあたりでエベレストの標高を超えた。
スタートは麓なのでこれを登り切って下ったら挑戦終了。
最終結果はこんな感じに。
登りのリピートだから幾分、緩和されているけど往復3kmのコースでこの距離を走るだけでも自分で言うのもなんだが異常行動だなw
終了は18時40分だったので所用時間はグロス13時間40分でした。
もうこの日は何も物事やる気が起きなかったw
終わってみたら結構脱水状態になっていた。
特に昼食後は水分を意識してこまめに飲んでいたつもりだったけどまだ足りなかったみたい。
登り続けていると感じられるけど、下りで汗が一旦引いてを繰り返すので体感で水分不足を感じにくいのはあったかも。
そしてこの時間になってくると下りは風が冷たかった。
それじゃなくても登っているだけだと汗はかかない位に冷えてた。
最後のスティントはウィンブレを唯一後ろポケットに入れて走ってた。
結局使わなかったのでお守りでしかなかったけど。。。
これがあと30分も続けていれば少なくとも下りでは着ないといけなかったと思うので寒暖差によるダメージ蓄積も始まっていたかも。
早目に終わってくれて良かった。
筋疲労的にはスピード重視の400kmブルべと300kmブルべの間位?
このコースだとかかっても往復10分半くらいで下りが走行時間の1/3~1/4はあるのでちょうど続けるのにはいいバランスだったかな。
そしてセミコンパクトだったけどエベレスティング挑戦と、これからヒルクライムレースが2つ続くのもあって今回は11-32のスプロケを初めて導入してみた。
これ、コンパクトクランクが付いているのと勘違いするくらいの使用感。
ただ、ロー側が28から32に変速するとちょっと飛びすぎな感じはある。
これは慣れるものなのか、もう一週間試してみよう。
終わらせて帰宅したらこれがあるのに気付いた。
・・・再健診が明日やん。
変な値が出ない事を祈ろう・・・